うちの米国永住権は今年末で期限切れになるんで、更新が必要。
更新費用は$455(+$85経費)。
もう、そろそろうちも年貢の収め時かなぁ…
てことで、米国市民権を申請することに肚をくくりました。
大阪のおばちゃん、とうとうメリケンさんになってしまうやん。
メリケンよりビリケン?って寂しく一人ツッコミしとくわ。
永住権取得した時点で、夫から「次は市民権取ってや〜」て言われてた。
そりゃあんたみたいにフランス国籍維持できるまんまやったら、気楽にそういうこと言えるわな。
でも貴重な日本国籍を諦めるって、すごーく辛いよ?
フランスのパスポートなんかテロリスト御用達レベルな一方、菊の御紋付き日本のパスポートは世界のファストパスよ?
そんなこんなで10年近く悶々してきたけど、更新費用に加えて今回の武漢肺炎勃発もあり、中途半端に永住権維持のまま米国居住状態は終わらせることに決めた。
家族全員が同じ国籍を持つのって、大事。
何かあった時に保護を求める国が異なると、家族ばらばらになってしまう。
そしてアメリカ大使館は自国民保護に熱心やし、なんちゅーてもアメリカ軍は心強い。
夫に日本国籍取らせるのは現状ではまったくもって不可能意味不明やしな。
今から申請したら順調に行けば半年後にうちはメリケン女になってしまいます。
自動的に日本国籍を失うことになります。
日本人、と名乗れなくなります。
(TдT)
でも大和民族と名乗るのは許されるはず
もしくは日本人種とか…。日本で原住民として生まれ育ちました、とか。
などと、ちょっと未練たらしさムンムンですけど、前に進むことにした。
夫は張り切って早速あれこれダウンロードして、申請手続きしてたやん。
あぁ…さようなら、日本国籍
あと半年程の日本国籍
国民投票も在外投票権もでき無くなっちゃうのね…。
そのかわり、アメリカの選挙への参政権が手に入り、そしてそして…陪審員召喚が来たら「市民ちゃいますねん(*ノω・*)テヘ」と躱すことが不可能になるんやなー。
もうひとつ大きな要素もあるよ。
夫に何かがあってうちが未亡人になった場合、永住権しか持ってへん立場やと相続がものすごーく面倒かつ損になるねん。
要は外国人には合衆国の富をほいほいくれてやらん、てわけで。乗っ取り防止は大事よね。
ついでに述べると、市民権申請費用は永住権更新と$200しか違わない$640(+$85経費)やし、と算盤も弾く。
この申請費用が近いうちに2倍になるとの噂もある。
市民権申請取得についてはかなりプライベートなことやから、ブログに書くのは控えようかなとも考えた。
でもこれもアメリカ生活の大切な記録やし、もしかしたら将来誰かが参考にするかもしれへんし、と思い直した。
どうか「日本人の裏切り者」「棄国民」などと白い目で見ずに、ひとりの日本人の苦渋の決断として受け止めたってくださいな。
宣誓式はトランプ大統領の言葉と写真になると予想するおばちゃんに応援クリック
↓ ↓ ↓