息子の歯のクリーニングの時に軽い虫歯が見つかり、ヒュー・グラントに似た歯科医が治療してくれた。
その後、息子にフロスする時、奴はぎゃあぎゃあと殺されるような声で「痛い〜っ」とわめきたてて逃げまくる。
夫がケアしてくれるんが、フロス(実は使ったんは幅広のデンタルテープ)が歯茎に当たった時に痛いらしい。
なので、うちの根管治療が済んでクラウンを被せた日に息子用のフォローアップ予約をした。
それが本日なので行ってきたんやけどね…。
息子の歯茎の痛みはもう収まってた。行かんでも良い状態やったけど、せっかく予約したし、まったく問題無いか確認してもらうためにも行ってきた。
20分程のヒューの診療が終わってオフィスへ戻ったら、実際「もう問題は見当たりませんよ」と歯科衛生士の女性が教えてくれた。
それは良かった、さぁ帰ろうかと思いきや。
受付の女性が「保険会社の支払いがこっちの予想見積もりより少なかったんで、自腹の差額支払い分発生してます」言うやん。
息子の分も、前回治療時に払った130ドルじゃ足らず、本日170ドル追加で。
保険会社は20ドルしか出さへんかったらしい
軽い虫歯の治療費が320ドルのメリケン歯科医
だけやなく、なんと、うちの根管治療も同様で保険会社の支払いが1000ドルは出すやろうとオフィスは見込んでたのに、実際は半額程度しか支払わず。
なので、うちの治療費の追加自腹が580ドル。
息子とうちの合計、750ドル支払ってと言われた。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
いや、ここでさくっと「はいはい〜d(^^*)」と払ったら戻ってこない。
なので「息子のは今払うけど、うちの分についてはちょっと夫に相談します〜」と言うて、受付ロビーにスマホで遊んでる息子を人質として放置し、外へ出て夫に電話をかけて説明した。
結論を述べると、夫が後で交渉の電話するから今日はそれ以上支払わずに、とのこと。
そうなるとうちも思ってたー。
そして「夫が保険会社に確認するんで、それからこちらのオフィスへ連絡して、支払います」と受付女性にうちは伝えた。
じゃあ収支の請求書出すから、署名してね、と出された紙には、とんでもない金額があった。
何、この$2,319.11って? 2,319円とちゃうやんね?
未払いはうちの分の$580とちゃうの?
と尋ねたら、なんと、今までに何度も見積もり間違いが発生してるために、未収分がじわじわ積もり積もってこの2,300ドル(約25万円)になってるとのこと。
なんじゃそりゃーっ!!!!!!
もっとはよ請求してこいやー!!!!!!!
実は「今日、息子の歯のフォローアップは来なくても良かったなー」て思ってたところへ170ドルも請求されたんで、「やっぱり来ない方が良かったなー」と考えてた。
いやいやいや、大きな間違いやったな
うちはこんなシステム(見積もり金額から料金徴収し、保険会社が払わんかった差額を後から後出し請求)なんて知らんかったお嬢様。夫が今までやってくれてたわけっす。
受付の女性は親切に(でも面倒臭さをしっかり香らせて)説明してくれたけどね…多分同じように面食らうのはうちだけやなく、地元民も同様やと思うわ。
ランチ帰宅した夫に金額色々の請求書だの支払い明細だのを見せたら、夫は驚かんかった。
「ここの歯科医は請求金額が高いねん。せやから僕が値下げ交渉する。前もそうやって請求額を下げてもらった。減額してくれへんかったら全部払うけど他所の歯科医へ行くって言うたらエエし」
おぉっと…ねちっこいフランス魂が炸裂(;^ω^)
頼もしいわ、アナタラブ
歯科医オフィスの受付も大変やな〜って思うわ。
お金に関する嫌ぁな部分を引き受けないといかんからね。歯科医や歯科衛生士はニコニコ親切に患者に接して良い人ポジをキープ。そしてその間に挟まれてお金というシビアな部分でやり合うのは、受付。
実際はある程度オーナー歯科医(ベトナム系の優しそうな女医)が「じゃあ、いいわよ、少し引いてあげて」てOKを出すんやろうけどね。
うちとこ一家四人揃ってこのオフィスで診てもらってるし、うちの歯が特にお得意さんな金脈やし。
家族割引(なんてオフィシャルには無くても)をぜひしっかり適用してもらいたいもんです。
夫は歯科保険がシケてるんは知ってる。基本は歯のクリーニング程度で済ますつもりやからね。
が、うちの根管治療が話をややこしくしてしまってるわけで(なんか…日本行きが遠のく?)。
約12年前にアメリカで治療されたクラウンを歯科医は取り替えないといかん、て言うねん。この部分は(見積もり金額がごっついから)何年も放置で延期になってしもてる。
ここさえ乗り越えれば、あとは歯のクリーニングだけで済むように頑張らねば。
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