キレイラインを始めてからちょうど1年。やっと最終ステージに入り、本日久しぶりの診察に行ってきました。

本来であればリテーナーの型採りの予定でしたが、まずはずれてしまった噛み合わせ(特に右側)の調整を行うことに。

やはりこれまで受けていた説明の通り、奥歯部分のマウスピースをカットして様子をみます。つまり、拡大床で広げた奥歯の歯並びを後戻りさせるということですね。

それで治らなければゴム掛けなど別の手段を使って最後まできちんと診てくれるとの言葉をいただきました。

まずは一安心照れ

(咬合調整については以前の投稿もご参照ください)

普通は5番、6番あたりから徐々にカットしていくそうですが、私は4番以降が拡大床によって大きく広がり過ぎてしまっているため4番以降を切り落とし、前歯のみマウスピースを着けます。

とても小さくて舌でとれてしまうので、マウスピースにペンチのような器具で突起をつけてとれにくくなる処置をしてもらいました。

現在の噛み合わせのスキャンもしてもらい、矯正前後の変化を見せてもらったのですがこれがなかなか衝撃的でした。

噛み合っている部分は画像上に色で表示されるのですが、矯正前の奥歯はほぼ全て色がついているのに対し、現在の画像では問題の右側はほぼ色がついておらず、比較的噛めていると思っていた左側も色のついている範囲がかなり小さくなっていました。

画像を見せてくれた衛生士さんからも「最初はこれだけ噛めていたのだから遠慮はせず、自分の中で違和感がなくなるまで医師に言ってください」と言われました。私のことを思ってくれているのが伝わってきてとてもありがたかったです。

「キレイラインでこんなに奥歯がずれてしまう人は他にもいるんですか?」と聞いてみたら、その衛生士さんは「見たことがない」と言っていたので珍しいケースなのかもしれません。

どれぐらいズレているのかというと、上の右奥歯全体が歯半本〜3/4本分ほど下奥歯よりも頬側に広がっています。拡大床による広がり過ぎについては、こちらに詳しく書いています。


これは今日まで知らなかったのですが、以前作り直しになったマウスピースでは、上奥歯のアーチを少し内側に戻すような施しがされていたそうです。ただ、体感としては全く変化がありません。

そして、奥歯の噛み合わせ調整で心配だったのは、せっかく揃った前歯が奥歯の後戻りのせいで崩れてしまうことでしたが、前歯を押す方向には動かないのでそれは心配ないそうです。

マウスピースをカットしてもらっている間、先生から「カウンセリング時に知っておきたかったことはありましたか?」という趣旨のことを聞かれましたので、噛み合わせのことや歯肉退縮などのリスクについての説明が欲しかったと伝えました。

それらについては、最近はきちんと説明をするように徹底されているようです。みなさんがSNSで声を上げた成果かなと思いましたニコニコ

最後に、奥歯の虫歯はすでに治療はしたのですが型をとって詰め直した方が良いとかかりつけ医に言われています。キレイラインの医師によると、今やると奥歯が戻っていく過程で型が合わなくなる可能性があるので噛み合わせ調整が終わった後の方が良いとのことでした。

2週間後にまた経過を診てもらう予定です。

ちなみに前歯はほぼ歯型どおりとてもキレイになりました!