新車値引きのテクニック | 風の谷のフルート

新車値引きのテクニック

私は、ストレスが溜まると大きな買い物をしたくなる癖があるようです。(腕時計やパソコンなど)

先月の台風対応でほとんど休みが取れませんでしたので、またいつもの癖が出て今回は自動車を購入してしまいました。

今の車が7年半乗っているので、下取り価格がゼロになる前にという思いもありました。

購入した車種は、ずっとほしかったスイフトスポーツのシルバーです。

色はかなり悩みました。

スイフトスポーツのイメージカラーは黄色で1番人気。でも女性に人気がないし(派手な色の車で迎えに来ないでほしいらしい)、歳不相応。

同じく人気の白は、なんかノッペリしていて特徴がない。

赤と青は人気がない。

結局、3番人気のシックな大人のシルバーにしました。(何度もシルバーでいいですか?と念を押されたところを見ると、みんな色で悩む車のようです)

 

 

人気車種のため、納車までに3~4か月もかかるそうです。

スズキは、軽自動車のハスラーやジムニーが予想をはるかに上回る人気のため、弱小メーカーであるがゆえに生産が間に合わないのだそうです。

 

さて、自動車を買う時は、誰でも値引き交渉をすると思います。

同じ系列のディーラーをいくつも回って、最安値を引き出す、あるいは付加サービスを付けてもらうのが一番得だと思いますが、せっかちな私は時間と労力をかけることが一番の損だと思っているので、いつでも一回で決めます。

従って、100%ではなく、80%を目標にします。

私流の値引きのテクニックをご紹介しますので、購入を考えている方はご参考まで。

 

①インターネットで徹底的に価格調査をする。

 まず、今乗っている車の下取り価格を調べます。

 ディーラーの査定は、中古車専門店よりもかなり安い値段をつけます。

 そして、新車の本体価格をいかにも値引きしたようにするのです。

 実際、市場買取価格が50万円以上なのに、今乗っている車のディーラーに参考までに聞いたら、なんと20万円と言っていました。

 従って、今日の会話「査定してください。他の会社では56万1千円と言われています」

 これは、実際の平均の買取価格でカマをかけるようなことはしません。

 カマをかけていると思われては逆効果ですから。

 結果は、55万円でした。新車の納期が長いので年を超えてしまって年落ちするからという理由も明快でした。

 次に新車の値引き額交渉です。

 今は、SNSで流されてしまうので、見積書欄に値引き額の欄があるにもかかわらず、口頭でしか言えないそうです。

 これも、インターネットで限界値を調べてあります。

 ディーラーいわく、「〇〇円が精一杯です」

 それを聞いて、限界値までは求めなくても、あと5万円は値引きできるはずと分かっている私は、「端数が気に入らないから、10万円未満は切り捨てて」と言ってさらに5万8千円あまりを値切りました。

 すると、ディーラーは、思わず「鋭いですね」とのことで即日契約しました。

 

②車のことを徹底的に比較する。

 ディーラーに、「このお客は車に詳しくないな」と思われないために、同車格の他車の優れているところを調べておいて、会話の中でそれとなく言います。

 「ところで、この車はACC(アダプティブクルーズコントロール)は付いているけど、40Km以上でないと作動しないでしょ?カローラスポーツなどの最近の車は0発進も自動でできるのが当たり前になっているよね。それに、カーナビもスマホの画面を映すタイプの5万円代が主流になっているけど、スズキさんはまだ採用する予定はないの?」と言いました。

 ディーラーに「このお客さんは、誤魔化せないな」と思わせるためです。

 

③無理強いをしない。

 これは、車の購入に限らず、仕事をする上での私のポリシーです。

 限界まで値切きを迫ったり、高圧的な態度をとってディーラーに不快な思いをさせると、後々気まずいですから。

 

さて、新車がいつ納車されるか直前まで分かりませんが、すぐに乗りこなせるようにマニュアルをダウンロードしようと思います。