ソロリサイタルの衣装 | くりあんworks 衣装・オーダードレス 

ソロリサイタルの衣装

11月23日、Hakuju Hall で開かれたソプラノ歌手
小林晴美さんのソロリサイタル、今回も衣装制作を担当させていただきました。


今回の時代設定は1940年代のドイツ、ナチスの時代です。ユダヤ人作曲家の作品は退廃音楽という烙印を押されてしまったそうです。
そんなあまり知られていない作品を取り上げている貴重なプログラムでした。(楽譜はウィーンで探していただいたそうです)

そんなユダヤ人作曲家の曲の他にも、小林晴美さんはオペレッタを中心に活躍されているので、楽しい曲も盛りだくさん。
衣装とヘアの早替えも沢山あったので、お客様には楽しんでいただけたのではないでしょうか。
(裏方はなかなか大変でしたが😊)




ヴァイオリンのフランツ・ヅィーゲルトさん、
ピアノのアドリアン・コックスさん、中央が小林晴美さんです。

小林さんのスーツは1940年代を意識したシルエットにしました。


当時のベルリンのキャバレーをイメージしたヘッドドレスとシルクの黒いドレス。
演出の川西先生からのご希望で頑張って作りました。頭部分が後ろに倒れないか心配でしたが、ヘアメイクのせいこさんが仕掛けを考えてくださり、本番中もしっかり髪に留まっていました。
良かった!


アンコールは昨年作らせていただいたチャールストンの衣装で華やかに幕を閉じました。

      衣裳工房Kuriann