先週勃発した「グリーンカルショック」の影響で競走除外となった2歳馬のデビュー戦ですが、1番人気に応えて勝利した模様。

 6月23日の函館5R・2歳新馬(芝1200メートル)は、藤岡佑介騎手騎乗の1番人気レッドヴェイバー(牝、栗東・安田隆行厩舎)が2番手追走から直線抜け出し、ゴール前猛追したケープコッド(2番人気)をハナ差抑えて初陣を飾った。タイムは1分09秒8(稍重)。
 ハナ+5馬身差の3着にはメイショウナパワン(4番人気)が続いた。
 レッドヴェイバーは、父キンシャサノキセキ、母レジェンドトレイル、母の父フレンチデュピティという血統。

レッドヴェイバー号は先週デビュー予定でしたが、例の事件の影響で競走除外となり、今週の出走に際しドーピング検査を受け陰性だった為無事出走可能となり“出直し”デビュー戦を迎えることができた。当日の最終オッズは単勝2.4倍だった。

次走はどこになるのかな?函館2歳Sかそれとも他の競馬場になるのか?

なお、他の出走予定馬(函館、阪神、東京)についても全馬陰性だった模様。

今週の競馬開催に向けて実施しました「飼料添加物『グリーンカル』が納入されていた厩舎の今週出走予定馬に対する薬物検査」(美浦74頭、栗東291頭、合計365頭)については、全馬『陰性』でしたのでお知らせいたします。

≪公正競馬の徹底について≫

6月14日(金曜)夕刻、飼料添加物『グリーンカル』に禁止薬物(テオブロミン)が含まれていることが判明し、15日(土曜)、16日(日曜)の出走予定馬の一部について禁止薬物の影響下にある可能性が否定できない状況となり、多数の馬を競走から除外しました。「公正な競馬の実施」を経営の基本方針に掲げるJRAとしては、係る事態になりましたことについて、お客様および関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。

JRAは、飼料製造業者や販売業者に対し飼料添加物等の品質管理や販売前検査について、これまでも周知・徹底してきたところですが、このような事態に至りましたことを大変重く受け止めております。

つきましては、現在原因究明を徹底して行っており、このような事案が二度と起こらないように再発防止に努めてまいります。

お客様および関係者の皆様には、ご迷惑とご心配をお掛けしましたことを重ねてお詫び申し上げます。

2019年6月18日
日本中央競馬会
理事長 後藤正幸

ウマニティの「予想コロシアム」で、このレースを「函館競馬勝負予想」に指定(各場とも1開催日あたり1鞍のみ可)し、3連単レッドヴェイバー1着→ケープコッド2着固定→メイショウナパワン&ヴェスターヴァルトで5000円×2点のフォーカスで的中(払戻額206500円)。当該レース参加者(830人)中トップとなった。

出典:【2歳新馬】函館5R 1番人気レッドヴェイバーが初陣を飾る!(ウマニティ)|今週出走予定馬の検査結果について(JRA)