超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

ナノレベルの物質を超音波処理する技術を開発

2019-12-05 20:33:07 | 超音波システム研究所2011

ナノレベルの物質を超音波処理する技術を開発

--超音波の非線形現象を制御する技術による
 ナノレベルの攪拌・乳化・分散・粉砕技術--

超音波を利用した、「ナノテクノロジー」の研究・開発装置

超音波システム研究所は、
これまでに開発した
「超音波による攪拌・分散・乳化・破砕・・」の技術を応用して
効率良く「ナノテクノロジー」研究・開発に利用できる
超音波システムを開発・対応しています。

このシステムは
以下の装置と技術の組み合わせを基本にして
設計・開発・実験・測定・解析・確認・・・により実現します。

<<装置>>
洗浄システム(推奨
http://ultrasonic-labo.com/wp-content/uploads/52cc97c1a13fd294f53af526edd69990.pdf

<<技術>>
 *複数の異なる周波数の振動子の「同時照射」技術
 *間接容器の利用に関する「弾性波動」の応用技術
 *振動子の固定方法による「定在波の制御」技術
 *時系列データのフィードバック解析による「超音波測定・解析」技術
 *液循環に関する「ダイナミックシステム」の統計処理技術
 *超音波の「非線形現象に関する」制御技術
 *超音波とマイクロバブルによる「表面改質技術」
 *超音波の「音圧測定・解析技術」
 *揺動ユニットによる
   超音波(キャビテーション・加速度・音響流)制御技術
 *オリジナル超音波システムの開発技術
 *超音波プローブの「発振・制御」技術
 *超音波を利用した「表面弾性波の計測技術」
 *・・・・・

上記を、目的(サイズ、価格、性能・・・)に合わせた、
オリジナルシステムとして提案・提供します。

このシステムによる具体的な応用事例

1)カーボンナノチューブ、銀粉、鉄粉、銅粉、
 アルミニウム粉、・・・
 のナノレベルの分散
 
2)各種ポリマーの水溶媒・・・への溶解・乳化

3)1MHz以上の高調波による化学反応の促進

4)各種粉末への表面処理
 (超音波特有の新しい表面処理効果を実現しました。)

5)機械加工・研磨・表面処理・・・への応用・利用
 (鋼材・・・への超音波(高調波)伝搬)

特に、
 超音波の発振周波数に対して、
 対象物への伝搬周波数(キャビテーションと音響流の効果)を
 明確に制御することで、安定した超音波の効果を実現します。

今回開発した技術は
具体的な対象物の構造・材質に合わせ、
効果的な超音波(キャビテーション・音響流)伝搬状態を、
間接容器・液循環・超音波の出力制御により実現します。

特に、
音響流による、高調波の刺激により
ナノレベルの対応も十分に実現しています

金属粉末をナノサイズに分散する事例から応用発展させました。

超音波に対する
定在波やキャビテーションの制御技術をはじめ
間接容器に対する伝播制御技術・・・により
適切なキャビテーションと音響流による<乳化・分散>を行います。

これまでは、各種溶剤の効果と超音波の効果が
トレードオフの関係にあることが多かったのですが
この技術により
溶剤と超音波の効果を
適切な相互作用により相乗効果を含めて
大変効率的に利用(超音波制御)可能になりました。

オリジナルの超音波伝搬状態の測定・解析技術により、
音響流の評価・・・・多数のノウハウ・・・を確認しています。

■参考動画

http://youtu.be/n19Q56pbCsI

http://youtu.be/aXCSSNaM3JM

http://youtu.be/Z6vR3tYJlaM

http://youtu.be/A2GUihBeiSY

http://youtu.be/J-U8hvfu7aM

http://youtu.be/FN8TDRxOSY0

http://youtu.be/bZukvac6Cc8

http://youtu.be/yVpqVd_mhWE

http://youtu.be/MmC3qz8dNq8



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