まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディみかこ

2020-09-29 17:49:54 | 群馬散歩
今日の群馬は晴れのち曇り。
とても涼しい1日でした。

さて ブレイディみかこの「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を
読みました。



去年の6月に出版された時
話題になって予約。
ようやく図書館の順番が回ってきました。

何度途中で買いそうになったことか。。。。

読んだことがない方も 
何となく内容はご存知かも知れません。

英国で保育士をしておられるみかこさんの息子さんのお話。
ご主人はアイルランドの方で白人。
であるから イエローかつホワイト。
何故 ブルーなのかは 本書をご覧下さい。

息子さんは 小学校までは
ガチガチのカトリック校に通い
いわゆるいいお家の子供たちに囲まれ
生徒会長をしていたようなお子さん。

中学校に進学するにあたり
普通のコースであるカトリック校の中学校と
近所(荒れている地域)の中学校を見学して比較。

結果 息子さんは 生徒にも教師にも
勢いが感じられた後者の学校へ進学を決断。
生まれて初めての激しい人種差別や階級差別に遭遇する。


本書を読んですごいなと思ったのは
みかこさんも配偶者さんも
もちろんそれを見て育った息子さんも
議論することを厭わないところだ。

何か問題にぶつかった時 
日本人なら 
「何となく分かってよ〜」
と逃げそうなところを
密に議論する。

「察してよ」日本人には
なかなか順応出来なそうな所ですね。

でも 民族が違い
宗教も根本的な考え方も価値観も違う。
そういう人と本当に理解し合うためには
議論することが必要だと思います。
喧嘩じゃなく議論!
(日本語以外で議論出来ない私が言えた義理じゃないですが)

おすすめです。

実り垂れている稲を撮ったつもりが。。。


いがぐりおは 何色?
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (かりん)
2020-09-30 09:45:37
面白そうな本ですね。
読んでみたいと思っています。
手帳にメモしました。

稲穂が実る頃は、なんとなく嬉しいですね。
「実ほどこうべを垂れる稲穂かな」の言葉を思い出しました。
かりんさんへ (まんじゅう)
2020-09-30 20:08:02
こんにちは。

ありがとうございます。
黄色い表紙の本なので平積みされていれば目立つと思います。去年の本なので平積みされていないかなあ?
機会がありましたら、是非読んでみてくださいませ!

本当に稔りの季節は嬉しいですね。🌾

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