ボンド命：今年もやってきました、オスカーの季節！！
ハナコ嬢：なんか例年以上にウキウキしてますけど、昨年までとちょっと違いますね？
ボンド命：そうなんですよ、実は主なノミネート作品をほとんど見ちゃってるんです！これは近年にない快挙ですよ。
【鑑賞済】
・フォードvsフェラーリ（作品賞など）
・アイリッシュマン（Netflix／作品賞・助演男優賞x2など）
・ジョーカー（作品賞・主演男優賞など）
・マリッジ・ストーリー（Netflix／作品賞など）
・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド（作品賞など）
・パラサイト 半地下の家族（作品賞など）
・2人のローマ教皇（Netflix／主演・助演男優賞など）
・ヒックとドラゴン 聖地への冒険（長編アニメ賞）
・トイ・ストーリー４（長編アニメ賞・歌曲賞）
・スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け（作曲賞など）
・ロケットマン（歌曲賞）
・アナと雪の女王２（歌曲賞）
・アベンジャーズ／エンドゲーム（視覚効果賞）
・ライオン・キング（視覚効果賞）
・ジョジョ・ラビット（作品賞など）
・ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密（脚本賞）
・リチャード・ジュエル（助演女優賞）
【授賞式後に鑑賞予定】
・1917 命をかけた伝令（作品賞など）
・スキャンダル（主演・助演女優賞）
・ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語（作品賞など）
・ジュディ 虹の彼方に（主演女優賞）
++++++++++++++++++++++
ハナコ嬢：確かに・・・授賞式後に鑑賞予定の4本をもし試写会で見ていたら殆どの作品をカバーして授賞式の実況中継を見ることができたのにね・・・
ボンド命：でも今年は日本時間の2月10日（月）に会社を休むことができないので、ネットの速報をチェックしつつ、WOWOWの録画映像を帰宅後に見る予定です。
墓伊田：さて、作品賞から見ていこうか。今年もNetflix作品が話題になったね。新作映画をお手軽にテレビやパソコンで見ることに異論を唱えるつもりはないけど、全世界同時に配信して日本でもすぐに見ることができるのはやはり素晴らしい。
ハナコ嬢：『アイリッシュマン』なんて3時間を越えるから、三回に分けてじっくり見ちゃいました。映画館だったら集中力が続かなかったかも。もしかしてインターミッションありの限定公開だったのかしら。
ボンド命：イタリア系アメリカ人のアル・パチーノがアイリッシュの大物に扮してイタリア系のマフィアと対立するのが面白い。その右腕的存在のロバート・デ・ニーロはイタリアとアイルランドの血をひくので、どちらも役柄としてはハマる。
墓伊田：助演男優賞にノミネートされたジョー・ペシも含めてメインの三人の若い頃の顔はCGだろうね。そんな彼らの演技をアカデミー会員がどう評価するのか大変興味深い。まあ、あと10年後くらいにはフルCG主演賞なんて部門が新設されるんじゃないの？
ハナコ嬢：主演男優賞のジョーカーことホアキン・フェニックスは固いでしょ。
ボンド命：うーん、彼が受賞しても全く文句はないけど、ボンドファンとして『2人のローマ教皇』のジョナサン・プライスが扮した新・ローマ教皇も大変良かったと思います。でもなんで彼が主演なんだろう？むしろアンソニー・ホプキンスの現・ローマ教皇が主演だったようにも思えます。二人の会話劇はシニカルなコメディかなと思ったけど、実に深みのあるお言葉の数々。なんだか映画を見るだけで救われた気分になれますよ。
ハナコ嬢：『マリッジ・ストーリー』のアダム・ドライヴァーも素晴らしい俳優ですね。
墓伊田：なんだかちょっとイモっぽいカイロ・レンより演技力を発揮できる人間ドラマの方が生き生きしている感じがする。主演女優賞候補・スカーレット・ヨハンソンとの夫婦喧嘩は映画史に残る名シーンだと思うので必見。
ハナコ嬢：スカヨハは『ジョジョ・ラビット』で助演女優賞にもノミネートされている。まさかダブル授賞はないですよね？しかも『マリッジ・ストーリー』では彼女の離婚弁護士役だったローラ・ダーンが助演女優賞にノミネートされているので、なんだか凄い女の闘いになってます。
ボンド命：演技もできてアクションもできるのだからスカヨハは無敵の女優さんですよ。しかも5月1日に公開される『ブラック・ウィドウ』の方が『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』より面白そうに見えるのが悔しい。
墓伊田：『スキャンダル』の三人の女優（シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー）の競演は早く見たいね。今年のオスカーも#Metooブームが続くのか分からないけど。因みに本当の英語タイトルは『Bombshell（爆弾）』。これにはとても魅力的な女性という二重の意味が込められている。セクハラし放題のTV界の大物に爆弾を仕掛けるんだろうね。
ボンド命：『スキャンダル』にもビリー・アイリッシュの『bad guy』が使われています。
ハナコ嬢：ボンド命さんの好きなシアーシャ・ローナンが再び主演女優賞にノミネートされていますね。以前、いつか必ずオスカーをとる若手女優、と予言してました。
ボンド命：そう、そうなんですよ。でも残念ながら映画公開は3月27日。何度も映画化されている四姉妹の物語（『Little Women』）なので過去の映画でも見て予習しておきます。
墓伊田：シアーシャ・ローナンは次女で、エマ・ワトソンが長女。四女のフローレンス・ピューが助演女優賞にノミネートされている。四姉妹のお母さん（ミセス・マーチ）が再びローラ・ダーン！
ボンド命：フローレンス・ピューは『ファイティング・ファミリー』でプロレス好きな家庭に育ったちょっとパンクな女子プロレスラーを演じていたと思ったら、トラウマ的に怖いらしい『ミッドサマー』に主演、『ブラック・ウィドウ』ではスカヨハ演じるナターシャ・ロマノフの妹的存在らしい。話題作に出演しまくりの注目の女優さん！
墓伊田：ということは、ローラ・ダーンは母なのに四女と闘い、女弁護士なのに弁護人と闘うわけね。そしてスカヨハは姉なのに妹と闘う。もうわけわからん・・・
・・・長くなったので（後編）につづく・・・
ではまた。
ハナコ嬢：なんか例年以上にウキウキしてますけど、昨年までとちょっと違いますね？
ボンド命：そうなんですよ、実は主なノミネート作品をほとんど見ちゃってるんです！これは近年にない快挙ですよ。
【鑑賞済】
・フォードvsフェラーリ（作品賞など）
・アイリッシュマン（Netflix／作品賞・助演男優賞x2など）
・ジョーカー（作品賞・主演男優賞など）
・マリッジ・ストーリー（Netflix／作品賞など）
・ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド（作品賞など）
・パラサイト 半地下の家族（作品賞など）
・2人のローマ教皇（Netflix／主演・助演男優賞など）
・ヒックとドラゴン 聖地への冒険（長編アニメ賞）
・トイ・ストーリー４（長編アニメ賞・歌曲賞）
・スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け（作曲賞など）
・ロケットマン（歌曲賞）
・アナと雪の女王２（歌曲賞）
・アベンジャーズ／エンドゲーム（視覚効果賞）
・ライオン・キング（視覚効果賞）
・ジョジョ・ラビット（作品賞など）
・ナイブズ・アウト／名探偵と刃の館の秘密（脚本賞）
・リチャード・ジュエル（助演女優賞）
【授賞式後に鑑賞予定】
・1917 命をかけた伝令（作品賞など）
・スキャンダル（主演・助演女優賞）
・ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語（作品賞など）
・ジュディ 虹の彼方に（主演女優賞）
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ハナコ嬢：確かに・・・授賞式後に鑑賞予定の4本をもし試写会で見ていたら殆どの作品をカバーして授賞式の実況中継を見ることができたのにね・・・
ボンド命：でも今年は日本時間の2月10日（月）に会社を休むことができないので、ネットの速報をチェックしつつ、WOWOWの録画映像を帰宅後に見る予定です。
墓伊田：さて、作品賞から見ていこうか。今年もNetflix作品が話題になったね。新作映画をお手軽にテレビやパソコンで見ることに異論を唱えるつもりはないけど、全世界同時に配信して日本でもすぐに見ることができるのはやはり素晴らしい。
ハナコ嬢：『アイリッシュマン』なんて3時間を越えるから、三回に分けてじっくり見ちゃいました。映画館だったら集中力が続かなかったかも。もしかしてインターミッションありの限定公開だったのかしら。
ボンド命：イタリア系アメリカ人のアル・パチーノがアイリッシュの大物に扮してイタリア系のマフィアと対立するのが面白い。その右腕的存在のロバート・デ・ニーロはイタリアとアイルランドの血をひくので、どちらも役柄としてはハマる。
墓伊田：助演男優賞にノミネートされたジョー・ペシも含めてメインの三人の若い頃の顔はCGだろうね。そんな彼らの演技をアカデミー会員がどう評価するのか大変興味深い。まあ、あと10年後くらいにはフルCG主演賞なんて部門が新設されるんじゃないの？
ハナコ嬢：主演男優賞のジョーカーことホアキン・フェニックスは固いでしょ。
ボンド命：うーん、彼が受賞しても全く文句はないけど、ボンドファンとして『2人のローマ教皇』のジョナサン・プライスが扮した新・ローマ教皇も大変良かったと思います。でもなんで彼が主演なんだろう？むしろアンソニー・ホプキンスの現・ローマ教皇が主演だったようにも思えます。二人の会話劇はシニカルなコメディかなと思ったけど、実に深みのあるお言葉の数々。なんだか映画を見るだけで救われた気分になれますよ。
ハナコ嬢：『マリッジ・ストーリー』のアダム・ドライヴァーも素晴らしい俳優ですね。
墓伊田：なんだかちょっとイモっぽいカイロ・レンより演技力を発揮できる人間ドラマの方が生き生きしている感じがする。主演女優賞候補・スカーレット・ヨハンソンとの夫婦喧嘩は映画史に残る名シーンだと思うので必見。
ハナコ嬢：スカヨハは『ジョジョ・ラビット』で助演女優賞にもノミネートされている。まさかダブル授賞はないですよね？しかも『マリッジ・ストーリー』では彼女の離婚弁護士役だったローラ・ダーンが助演女優賞にノミネートされているので、なんだか凄い女の闘いになってます。
ボンド命：演技もできてアクションもできるのだからスカヨハは無敵の女優さんですよ。しかも5月1日に公開される『ブラック・ウィドウ』の方が『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』より面白そうに見えるのが悔しい。
墓伊田：『スキャンダル』の三人の女優（シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー）の競演は早く見たいね。今年のオスカーも#Metooブームが続くのか分からないけど。因みに本当の英語タイトルは『Bombshell（爆弾）』。これにはとても魅力的な女性という二重の意味が込められている。セクハラし放題のTV界の大物に爆弾を仕掛けるんだろうね。
ボンド命：『スキャンダル』にもビリー・アイリッシュの『bad guy』が使われています。
ハナコ嬢：ボンド命さんの好きなシアーシャ・ローナンが再び主演女優賞にノミネートされていますね。以前、いつか必ずオスカーをとる若手女優、と予言してました。
ボンド命：そう、そうなんですよ。でも残念ながら映画公開は3月27日。何度も映画化されている四姉妹の物語（『Little Women』）なので過去の映画でも見て予習しておきます。
墓伊田：シアーシャ・ローナンは次女で、エマ・ワトソンが長女。四女のフローレンス・ピューが助演女優賞にノミネートされている。四姉妹のお母さん（ミセス・マーチ）が再びローラ・ダーン！
ボンド命：フローレンス・ピューは『ファイティング・ファミリー』でプロレス好きな家庭に育ったちょっとパンクな女子プロレスラーを演じていたと思ったら、トラウマ的に怖いらしい『ミッドサマー』に主演、『ブラック・ウィドウ』ではスカヨハ演じるナターシャ・ロマノフの妹的存在らしい。話題作に出演しまくりの注目の女優さん！
墓伊田：ということは、ローラ・ダーンは母なのに四女と闘い、女弁護士なのに弁護人と闘うわけね。そしてスカヨハは姉なのに妹と闘う。もうわけわからん・・・
・・・長くなったので（後編）につづく・・・
ではまた。
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