おかげさまでBANGER!!!に第5弾の記事がアップされました。
11月は毎日『007』放送！ ファン人気投票の結果から愛される所以を考察（とっておきトリビアつき!!）
こちらは10月に放送されたムービー・プラスの007作品人気投票結果ベスト10について考察・解説を編集部から依頼されて書かせてもらったものです。コネリー逝去前に原稿を提出したので彼の死については言及しておりませんが、是非ご一読ください。本来は次の第6弾でダニエル・クレイグのボンドについてその魅力を熱く語り、最新作NTTDの公開を迎えるはずだったのですが、公開延期の影響もあり今回の第5弾でBANGER!!!執筆活動は一旦休止となりました。先月オフ会常連のボンドガールズ3人と食事会を催し、クレイグが母性本能をくすぐる理由をヒアリングしていただけにちょっと残念。でも来年4月の公開直前にはまた復活できると信じて努力を続けたいと思います。BANGER!!!の特集「007の世界〜愛され続けるボンドの魅力」で（今のところ）最後の二つの記事を含め合計5本掲載いただいたことは良い記念となりましたし、自信につながりました。これも応援してくれる皆さんのおかげです。
さてコネリー出演作のレビューですが、常連コメンテーターのKフォーセットさんが『未来惑星ザルドス』をお好きとコメントされていましたので、私もついに見てしまいました。本作は子供の頃から存在は知っていたのですが、コネリーの赤フン姿がどうしてもボンドのイメージに程遠く、トラウマになりそうで避けていたのです。まあ近未来SFカルト作品といえば聞こえがいいかもしれませんが、正直なところチープな感じは否めません。天国のコネリーも華麗なフィルモグラフィから抹消したいと思っているのでは？大女優のシャーロット・ランプリングは昔から脱ぐイメージがありますが、やはり本作でも美しいヌードを披露。撮影当時27歳でした。
舞台は2293年。ヴォルテックスというカルト集団のような共同体の住人たちは不老不死を手に入れています。一方、下界の野蛮な獣人ゼッド（演・コネリー）は人面岩を模した物資輸送飛行船に忍び込み、ヴォルテックスへの潜入に成功します。争い事もなく一見ユートピアのような世界でしたが、人々は性欲を失い、老いても死ぬことができず、廃人同様になっている人間もいる。ゼッドが共同体の破壊をもたらすと危惧するコンスエラ（演・ランプリング）は彼が性的に興奮する仕組みを探りますが、メイ（演・セーラ・ケステルマン）は彼の性的魅力に抗えず、そして彼が送り込まれた真の目的を探るのでした・・・
『脱出』『エクソシスト２』『エクスカリバー』などで有名なジョン・ブアマン監督が製作・脚本も兼ねており、ときに哲学的な要素もありますので、もしかして『2001年宇宙の旅』を意識したのかな？と一瞬思いますが、足元にも及ばないです（苦笑）コネリーは終始上半身裸で胸毛を誇示、衣装代はほとんどかかっていないですね。何故か勃起の研究対象となった彼が女性のシャワー・シーンや泥んこプロレスには一切興奮せず、とぼけた表情を見せるのには笑えます。半裸の女性が沢山出てきますので目の保養にはなりますが、そもそも舞台は地球と思われますので、邦題の『未来惑星』というのがイメージと程遠いですかね（撮影地はアイルランドでした）。尚、ザルドスの名前の由来はオズの魔法使いのwiZARDofOZであると説明されています。ふーん。それにしてもコネリー、何故本作のオファーを受けたの？？
ではまた。
11月は毎日『007』放送！ ファン人気投票の結果から愛される所以を考察（とっておきトリビアつき!!）
こちらは10月に放送されたムービー・プラスの007作品人気投票結果ベスト10について考察・解説を編集部から依頼されて書かせてもらったものです。コネリー逝去前に原稿を提出したので彼の死については言及しておりませんが、是非ご一読ください。本来は次の第6弾でダニエル・クレイグのボンドについてその魅力を熱く語り、最新作NTTDの公開を迎えるはずだったのですが、公開延期の影響もあり今回の第5弾でBANGER!!!執筆活動は一旦休止となりました。先月オフ会常連のボンドガールズ3人と食事会を催し、クレイグが母性本能をくすぐる理由をヒアリングしていただけにちょっと残念。でも来年4月の公開直前にはまた復活できると信じて努力を続けたいと思います。BANGER!!!の特集「007の世界〜愛され続けるボンドの魅力」で（今のところ）最後の二つの記事を含め合計5本掲載いただいたことは良い記念となりましたし、自信につながりました。これも応援してくれる皆さんのおかげです。
さてコネリー出演作のレビューですが、常連コメンテーターのKフォーセットさんが『未来惑星ザルドス』をお好きとコメントされていましたので、私もついに見てしまいました。本作は子供の頃から存在は知っていたのですが、コネリーの赤フン姿がどうしてもボンドのイメージに程遠く、トラウマになりそうで避けていたのです。まあ近未来SFカルト作品といえば聞こえがいいかもしれませんが、正直なところチープな感じは否めません。天国のコネリーも華麗なフィルモグラフィから抹消したいと思っているのでは？大女優のシャーロット・ランプリングは昔から脱ぐイメージがありますが、やはり本作でも美しいヌードを披露。撮影当時27歳でした。
舞台は2293年。ヴォルテックスというカルト集団のような共同体の住人たちは不老不死を手に入れています。一方、下界の野蛮な獣人ゼッド（演・コネリー）は人面岩を模した物資輸送飛行船に忍び込み、ヴォルテックスへの潜入に成功します。争い事もなく一見ユートピアのような世界でしたが、人々は性欲を失い、老いても死ぬことができず、廃人同様になっている人間もいる。ゼッドが共同体の破壊をもたらすと危惧するコンスエラ（演・ランプリング）は彼が性的に興奮する仕組みを探りますが、メイ（演・セーラ・ケステルマン）は彼の性的魅力に抗えず、そして彼が送り込まれた真の目的を探るのでした・・・
『脱出』『エクソシスト２』『エクスカリバー』などで有名なジョン・ブアマン監督が製作・脚本も兼ねており、ときに哲学的な要素もありますので、もしかして『2001年宇宙の旅』を意識したのかな？と一瞬思いますが、足元にも及ばないです（苦笑）コネリーは終始上半身裸で胸毛を誇示、衣装代はほとんどかかっていないですね。何故か勃起の研究対象となった彼が女性のシャワー・シーンや泥んこプロレスには一切興奮せず、とぼけた表情を見せるのには笑えます。半裸の女性が沢山出てきますので目の保養にはなりますが、そもそも舞台は地球と思われますので、邦題の『未来惑星』というのがイメージと程遠いですかね（撮影地はアイルランドでした）。尚、ザルドスの名前の由来はオズの魔法使いのwiZARDofOZであると説明されています。ふーん。それにしてもコネリー、何故本作のオファーを受けたの？？
ではまた。
コメント
コメント一覧 (19)
延期も寒気も身に沁みるこの頃です。
ベスト10にA View To A Killが入ったのは、驚きましたか。
正直に言いますと…私自身、ロジャー・ムーア時代の作品の中で、話として(←ここ大事)一番好きなのは多分当作品です。笑 音楽も良いですしね。(でも、投票コメントは書きませんでした(苦笑))
私が投票したときは、女王陛下も投票されている方が、チラホラいらっしゃったように感じましたが、10位以内には入らなかったですね…。(私が投票し始めたのは下旬頃だったため、前半の時はあまりいなかったのかもしれません)
ダニクレ推しがやはり強いのは置いといて。ショーン・コネリーは勿論、ティモシー・ダルトンボンドがちゃんとランキングインしたのが私としては、かなり嬉しかったことでした。
ボンド命
が
しました
いつもありがとうございます。別途先輩ボンドファンの方からザルドスは泣けるのだ、と言われ、とみこうさんから美しき獲物たちが話として一番お好き、と伺い、私はコネリーファンとして、ボンドファンとしてまだまだ修行が足りないなあと痛感しております。
人気投票の結果は女王陛下が入らなかったのは残念でしたね。ただしベスト10から漏れたとしても作品の価値が損なわれるわけではなく、出演俳優の死去、公開何周年という節目、そして何より投票者の年代でもランキングが変動するでしょうから、これからも定期的に投票が行われて欲しいですね。新作公開時に入場者にアンケートを実施すれば相当な数のデータが得られるのでは？
ボンド命
が
しました
ありゃ、『ザルドス』観ましたか！ まあ、正直チープなんですが、許してください（笑）。中々味がある映画でも、あるので（すみません）。『仮面ライダーアマゾン』の、十面鬼の元ネタです。
ボンド命
が
しました
そうか！あの人面岩なんか既視感あるなあ、なんだっけ？とずっと悩んでいたんですよ。ゲドンの首領ですね！そういえばアマゾンの怪人は獣人と言われていたし、影響大でしたね。私の大好きな昭和仮面ライダーとボンドがゆるく繋がって感激してます！笑
ボンド命
が
しました
スターチャンネルのランキングではロジャムー作品の中では「私を愛したスパイ」が一番でしたね。年齢層によってボンド俳優だけでなく、好みのボンド作品のテイストも同時に変わってきそうです。
せっかく、午後ローでもBS-TBSでもMovie Plusでもボンド祭りの如く、放送したことですし、アンケートを是非やってほしいです。笑(特に、年齢層別のランキングが何となく見てみたい気もします…。)
ボンド命
が
しました
ボンド命
が
しました
ボンド命
が
しました
ありがとうございます。ボンドおたくとしては歴代の俳優をシャッフルして例えばコネリーが『私を愛したスパイ』を演じたら、とかダルトンが『スカイフォール』を演じたら、など妄想することがあります。それぞれの作品は勿論それぞれのボンドが最適解なのですが、顔をすげ替えることが可能となった現代の映画テクノロジーを駆使して見てみたい気がします。そうすると人気作品ランキングも劇的に変わるかも・・・
ボンド命
が
しました
いつもありがとうございます。ザルドスでスラスラと薀蓄が出てくるところは流石です。1970年代に作られたという時代背景から反共という解釈、ストンと納得できました。あの頃の映画は直接的にも、メタファーを用いた間接的にも反体制・反戦の精神が見られますよね。
ウェブリー＆フォスベリーの銃はおっしゃるとおりコネリーの撃ち方が変わっていたので、銃が見えるように画像をアップしておこうと思ったのでした。まさに気になっていたことが早速解決して嬉しいです。
時かけは仲里依紗バージョンですか！懐かしい！これは見直さねば！ザルドスだけでこれだけ色々な情報が得られるとは驚きです。
ボンド命
が
しました
さすが、ガン専門家の視点は違いますね！tokaitoraさんへの返信にも書きましたが、コネリーの撃ち方が気になっていたのですが、どうしたら調べられるかなと思っていたところでした。ガンマニアの方には常識でしょうけど、勉強になります。そしてウェブリーは『二度死ぬ』にも登場ですか！他の映画、アニメにも登場するようですので、これから注意してチェックしたいと思います。また色々教えてくださいね〜
ボンド命
が
しました
PS イギリスの代表ウェブリーアメリカ人大好きコルト45このくだりはForever and a day でも語られDADでも地下の古い射撃場に弾と一緒に置きっ放し(いくら何でもあり得ない)の中折れ式の銃が有ります。
ボンド命
が
しました
ボンド命
が
しました
『メテオ』！ ありましたね〜。昔はTVでよく放送されてました。確か、科学者役？ マーティン・ランドーも出ていた。
ボンド命さん
「微妙な珍作沼」に誘い込むようですが、アメリカ版のブルーレイがあるようですよ(・∀・)。
ボンド命
が
しました
相変わらず素晴らしい。コネリー以降のボンド役者がボンド引退後にボンド以上のインパクトを残すのは至難の業ですよね。クレイグはその点現役ボンドの頃から頑張っているとは思いますが、ボンドが探偵をやってる風にしか見えないのは辛いですね。かといってザルドスのように長髪カツラは絶対似合わないし・・これからクレイグがどんな役をやるのか楽しみです。きっとクレイジーな殺人鬼あたりでは？
DADのウェブリーはあの地下鉄の駅のシーンですか！さすがガンマニアさんの目のつけどころは違いますね〜Forever and a Dayはもう一度読み直さねば・・・
ボンド命
が
しました
『メテオ』の米国版ブルーレイは所有しておりますが、次回は『さらばキューバ』を予定しております。今後も日本ではソフトを入手困難な作品からご紹介してゆきたいと思っております。それにしても皆さん、公開当時やTV放送のことをよく覚えてらっしゃいますね！
ボンド命
が
しました
ボンド命
が
しました
そうですね。他のボンド・アクターと共演していないか探しちゃいました。まだまだ現役の女優さんですからこれからダルトン、ブロスナンやクレイグと共演するかも・・・
ボンド命
が
しました
さすがボンド命さんです 昨夜は久々に親父とライン通話しボンド談義に花が咲きました 来年の公開時には一緒に観る予定です
ボンド命
が
しました
ありがとうございます。お父様と新作ボンド鑑賞、楽しみですね！
先程ボンド先輩からご紹介いただいた『押井守監督が語る映画で学ぶ現代史』の『ロシアより愛をこめて』パートを読みました。ボンドのことはオワコン扱いでかなり脱線気味でしたが、こうして取り上げてくれると嬉しくなります。我々ファンも盛り上げてゆきましょう！
ボンド命
が
しました