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ユヴェントス 3−0 フィオレンティーナ
たそはドルトムントへ移籍の得点<40分(r)、80分(r)CR7 91分デ・リフト>

サッリは前節大失敗した4-3-3をイアキーニの3-5-2にぶつける。

相手のサイド戦力が違うし(ナポリと比べてだいぶ格下)、コスタを先発で使って来たのだからある程度は勝算はあったのだろう。

中央のブロックリソースを割きたくないフィレンツェに対し、サイドでは数的優位を作れるユーヴェの構図。


それなのに中央に縦パスを打ち込んでミスしたり、中央突破でかっさらわれてカウンターを受けたりと、序盤の決定機をフィレンツェにプレゼント。
アホですかこいつら。

前半最大のピンチだった23分のダブルフリック → リロラの枠内ボレー → シュート性の左クロスの流れは、ほぼシュチェスニーが一人で止める。


結局、攻めあぐねていたユーヴェがPKを得ての先制となる。

PKといえば、試合後にフィレンツェのコミッソ・オーナーが判定に不満(この試合だけでなく最近の数試合に関して)を漏らした。


この試合に限って言えば、前半戦に与えられたペッセッラのハンドは、ほんの一瞬考える時間があったので、可哀想だが取られても仕方ない部類だろう。

ただ、後半のPK判定は客観的に見ても無理がある。
チェッケリーニはコースに身体を先に入れて、接触した左手・左足も先んじていた。

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競技そのものも酷い方向に向かってますが、審判のクオリティ低下も歯止めがかかりませんね。
まぁ機械の付属品に期待する方が間違ってますが。


よって、本来なら2-0か2-1相当の試合って感じですね。

で、いつになったらサッリズモとやらは見せていただけるんでしょうかね。
この艶のない中途半端なサッカーのままシーズン終るつもりなんでしょうか。


もう語ることも無くなったので、最後に目立った選手を。

ベンタンクールが攻守に(特にオフェンス面で)効いてましたがフィレンツェが守備の際、ピャニッチの周囲に人を置きに来ていたので、フリーにはなりやすかった。

デ・リフトの得点は何の驚きも無し。
前半からドフリーでヘディングさせてましたしね。


フィレンツェは、イアキーニ監督になってリトリート戦術とインプレー中の対人守備は向上したと思いますが、セットプレーの守備はまだまだ改善の余地がありそうですね。

ミレンコヴィッチとカセレスが不在だったのはキツかったでしょうが、イゴールを試せたのはささやかな収穫だったかもしれない。


あとねユーヴェの4-3-3、サンドロはエグってからのクロスは不得意そうだから、早い段階で角度を与えてあげないと今日のような出来で終わる。

イグアインへのサンドロのクロスが殆ど供給されないのってその辺に理由があると思いますよ。
「一回動いたらお休み」、すごろくかよこのチームは。
弱点がハッキリしてる選手ばかりで、この程度の選手達に狂った高給を与え続けている。

クラブとしての整合性は皆無に近いですね。


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