日本料理教室  彩楽
《霜月の日本料理》のお稽古に伺いました。
今月は《バラちらし》を作って持ち帰ります。

今月はお魚をたくさんおろしますよ!
との先生の予告通り、
たくさんの新鮮なお魚が用意されていました。

手間のかかる下準備の大半は先生とアシスタントのWさんとで済ませてくださっています。

其々おろします。
お魚によってまた、どのように使うかによって包丁の刃を入れ方など少しずつ違います。

全くの生のお刺身ではなくすべての具材に丁寧な下拵えを施しています。
お魚は〆ていますが、お魚によって〆方を変えて丁寧に下拵えがされていました。
とても勉強になります。



具材の準備が整い各々のバットに配られ切っていきます。


鮪 玉子 帆立 菜の花 雲丹 子持ち昆布
春子鯛 小肌 鯵 穴子の十種類

この他いくら、が入ります。




私、ちょっと細かすぎたかな?
皆様もう少し大きく切られていました。



ご用意頂いています折箱に詰めて完成です。

具材は冷蔵庫に入れて冷やして、
お酢飯は常温で
と言う先生のご配慮で二段の折り詰めになっています。


遠近法でわかりにくいですが、
なんとこの折り詰め、
具材の方が大きくてご飯が小さいのです。
先生!逆では無いですか?と聞いてしまいそうになりました。
ご飯より具材がたっぷりの贅沢なバラちらしが出来ました。
家に持ち帰り家族で頂くのが楽しみです。

そして今月は
お教室でご飯とお椀を頂くことになっています。


秋刀魚ご飯
土鍋で炊かれた秋刀魚ご飯、良い香りです。



カマスと揚げ豆腐のお椀


久しぶりのお教室でのお食事です。

季節の秋刀魚ご飯

煮物椀 かます 豆腐 沢煮仕立て
下味をつけた揚げたかます、揚げ豆腐に蕪、
千切りのお野菜などのお椀です。
かますもお豆腐も、
季節のおシャキシャキのお野菜も
そしてお出汁も全てが美味しい珠玉の一品です。

季節感あふれる素材とお味は芸術作品のようです。

久しぶりに出来立ての先生のお料理を頂けました。
言葉が出ない感動のおいしさです。
どんな料亭のお椀よりも美味しいと思います。

バラちらしのお稽古と、
秋刀魚ご飯と季節のお椀、
今月もたくさんのことを教えて頂きました。
ありがとうございました。