2018上半期ベスト5位~4位 | ちょっと笑えるお話@しゅんちの極楽日記

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ちょっと笑えるお話をお送りしています

皆様おはようございます!しゅんちでございます。

3連休はいかがお過ごしでしょうか?

 

さてさて、2018年度上半期ベスト5をお送りしたいと思いますよ~!

4月から書き溜めてきた27話の中から、自分のお気に入りベスト5を紹介する企画。

 

さあ、果たしてどんな日記がランクインするんでしょうかー!?

 

では早速行ってみましょうっ

 

まずは5位から!

 

 

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

5位 回転寿司のトイレ

 

しゅんちは回転寿司によく行く。

若かりし頃は回転寿司は1人寂しく行っていいものかと人の目を気にしていた。しかし、今や平然と1人で回転寿司に行きカウンターにどっかり座ると、ビール瓶を開けてガリや玉子焼きやオニオンリングなどをつまみにし、1人居酒屋を展開させる貫禄さである。

しゅ「ぷはーっ (んー居酒屋くら寿司最高~っ)」←くら寿司を勝手に居酒屋化

小さなコップに注がれたビールを一息で飲むと心の中で叫ぶ。

ビールは小さいコップで一気飲みするのが好きなのである。

 

ふと、急に腹痛に襲われるしゅんち。


(おっ…こんな時に来たか?)


しゅんちの大は突然にである。


※食事中の方、ごめんなさい。


意外にも急転直下になり、小走りでトイレに向かう。


(や、やばい!今お店は混んでるしトイレ空いてるか!?)



少し乱暴に扉を開ける。



バンッ



(おっ!?やった!空いてる!ラッキー!)


大は1席しかなかったがかろうじて空いていた。
とりあえず確保してしまえばこっちのものである。

・・しかし、くら寿司は人気店でお客も多い。

次なる刺客がいつ訪れるかもわかりはしない。
ここに長居は無用である。


と、事もそこそこ佳境になり・・・


(よし・・・もういいかな・・・)




(あ・・・いや、まだだな)

 

 

 

(もう一声って感じだな・・・)

 

※食事中の方、本当にめんなさい。


その時、誰かがトイレに入ってきた。
足跡の感じから子供だと思われる。
小便器に向かえばいいものを大便器に向かってきた。


ガチャガチャ!!


なかなかの乱暴さ。
子供というのは遠慮と容赦を知らないものである。


情けなく小さめに「入っていますよ」のサインをするしゅんち。


コンコン・・・


子供「あれー誰か入ってるのかー」


(ごめん・・・もう少しなんだ)


(すまんよ少年)


と心の中で詫びるしゅんち。



と、その時子供は急に・・・

 

 

 

大声で歌い出した・・・!




子供「うんちまだかなーー♪うんちまだかなーー♪」


 

 

 

(ふぇ!?わわっ ちょちょっちょちょ・・・)
 

 

 

子供「うんちまだかなーー♪うんちまだかなーー♪」


(ちょまっまちょまちょちょっ・・・)


子供「お母さーん!
誰かうんちしてたーー!バタンッ

 

 

 

シーン・・・
 

 

 

な・・・

 

 

 

 

なんじゃ今の小僧はぁぁ!?


一旦、トイレを出たその子はお母さんに大声で報告しにいったのだろう。


(や、やばい!どちらにしても早いとこ拭いてズボンを・・・)



バンッ!



(ひぃっ!)




子供「うんちまだかなーー♪うんちまだかなーー♪」


歌いながら再登場。



子供「うんちまだかなーー♪うんちまだかなーー♪」



(あわわっわわっ急げっ)


ここで誰か来たら小学校のトイレで大に入って
いじめられている時の図である。


(くそっ!一体どんな教育してんだっ)


(ここは大人の俺がガツンと・・・)


いや、




言えるわけないよこんな無防備な姿で。


(と、とにかく脱出だっ!)



子供「うんちまだかなーー♪うんちまだかなーー♪」



これはもはや・・・



オヤジ狩りなのか?


(よ、よしっ 終わったっ!)


バンッ


子供「うんちまだか・・・
あ!出てきた!

しゅ「・・・」

 

 

・・・

 

スタタタターーーッ


しゅんちはにげだした!(ドラクエ風)



(うぇえぇぇぇ~~~~ん(泣))


少年にいじめられ逃げるようにトイレを飛び出したしゅんちであった・・・。

 

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

記念すべき第1話「回転寿司のトイレ」が5位でした~~!

新・極楽日記は下ネタでスタートだったんですね^^;

 

うんちまだかな~♪の歌はどんなメロディーなの?と聞かれることもありました(笑

皆様の頭に流れる想像のメロディーにお任せします・・・。

 

それでは4位にいってみましょう!

 

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 

4位 単位の宿題

 

長女カホ(4年生)はしゅんちに似て勉強が苦手である。
最近は算数の単位が大の苦手らしい。

ある日の休日。
嫁タカコがカホの宿題を見ていたのだがおさらい問題なのにあまりの理解できなさっぷりにサジを投げてしまった。

ここは類は友を呼ぶ・・・毒を以て毒を制する・・・
とにかく勉強出来ない同士なら理解し合えるかもしれないと嫁と交代するしゅんちであった。

 

 

しゅ「どれどれ、お父さんに宿題見してみ?」

カホ「う、うん・・・」


■問題 次の長さの空欄を答えよ

 

 

 

 

1cm=  mm

1m=   cm

1km=   m

 

 

 

 

 




超難問。


 

 

しゅんちなら今でも軽く間違えそうな難問である。
 

 

タカ「カホ!もうこういうのは頭に叩き込むしかないの!2年生で覚えることだよ?」

 

 

しゅ「よ、よし 実際の長さをちゃんと理解してみよう。」
 

 

単位の文字だけを眺めていては理解は深まらないと思うしゅんち。
感覚で覚えるしか無いと思い、ふでばこから15cmのモノサシと工具箱から5mのメジャーを取り出すしゅんち。

 


しゅ「いいか・・・?1mmって長さどのくらいかわかるか?指でやってみ?」

 

 

カホ「このくらい?」


カホは手で1cmくらいの大きさを示した。


しゅ「だぁ~~・・・やっぱりわかってない!」

カホ「えー・・・急に言われてもすぐに出てこないよぉ」

しゅ「だから、パッとイメージできるくらいじゃなきゃダメなんだよ」

 

 

しゅんちはモノサシを取り出し目盛りを読ませる。
 

 

しゅ「1mmってのはもっと小ちゃくてな、この一目盛りが1㎜なんだよ。めっちゃ小っちゃいの」

カホ「本当に小っちゃいね」

しゅ「このちっちゃい目盛りが10個集まって1cmって感覚で覚えるんだ」

 

 

1㎜の次に1㎝の長さを指で示して見せる。
 

 

しゅ「じゃあ次の問題。1mは何㎝でしょうか?」

カホ「えーっと…1000?」

しゅ「はい正解…あー!!!いやいやいや違う違う違う!」



 

怪しいしゅんち。


 

しゅ「1cmの大きさが…1000個もないよな?ほらちゃんと数えてみ」


メジャーを伸ばし1mの長さを作って見せる。

 

 

しゅ「1㎝が何個あるか数えてごらん」

カホ「・・100個?」

しゅ「そう!1mは100㎝な!そのイメージを忘れるな!」


(次は1㎞か・・・)


 

 

しゅ「じゃあちょっとおいで」

そういうと窓から外を眺める。

しゅ「あそこに見えるセブンまでが多分200mくらいかな」

カホ「うんうん」

しゅ「1kmっていうと大体・・・お父さんの好きな焼鳥大吉の辺りかな」

カホ「結構歩くと遠いね」

しゅ「そう!1㎞は車じゃ直ぐだけど、歩くと割と遠いって覚えるの」

カホ「この前遠足で10㎞くらい歩いたけど、めっちゃ遠かったよ」

しゅ「そう!距離を体で覚えるのが重要なんだよ」

カホ「なんとなくわかってきたかも」

しゅ「じゃあ1kmは何メートル?」

カホ「1000m!」

しゅ「そう!正解正解」

 

 

カホ「じゃあさ、お父さんの松本のアパートまで何㎞くらい?」
 

 

しゅんちは平日は松本のアパートで単身赴任をしているのである。
 

 

しゅ「お父さんのアパートは松本だからたぶん50kmくらいじゃねえかな?」

カホ「なるほど。かなり遠いってわけね」

 

 

単位を並べて覚えるだけでは忘れてしまうものである。
なるべく体の感覚で身をもって覚えさせる方法が良さそうだ。

 

 

しゅ「じゃあ、次の問題は?」
 

 

カホ「次はこれ・・・」


 

■問題 次のカサの空欄を答えよ
 

 

 

 

1000ml=   L

1dL(デシリットル)=   mL

500mL=    dL(デシリットル)

 

 

 

 

デ・・・

 

   

 

 

デシ・・・リットル?

 

 

 

デシ・・・

 

 

 

デシって・・・



なんデシたっけ?



しゅ「いいか!牛乳1000mLは1Lでしょ?」

カホ「うん それはわかる」

しゅ「1Lは・・・100dLなわけだ」

カホ「えー・・・違うんじゃない?」

しゅ「いやいやいや10か!?」

カホ「お父さん大丈夫?」

しゅ「500のペットボトルは50デシリットル?」

カホ「ん?」

しゅ「いやいやいや5デシリットルか!」

 

 

 

しゅんちが勉強教えるの無理みたい。


・・小学校の難問に頭を悩ませるしゅんちであった。

 

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

「単位の宿題」が4位でした~~!

小学生の子供を持つ親であれば誰もが頷くデシリットル問題の話でした^^

 

聞くところによると理数系の大学に行ってもデシリットルは使わないらしく、まさに小学生時代のレア単位ってわけなんですね。

でもよく考えると他にも小学校でしかやらない事って多いよね・・・。リコーダーとか鉄棒の逆上がりとかさ。

 

うわ・・・やっぱり文字数制限があって、1記事に5位まで入らなかったわ^^;

というわけで、3~1位は別ページにします。

 

発表はちょっともったいぶって・・・

 

本日11:00に発表します!

 

お楽しみに~~~!

 

・・ちょっと行数余ってるので特別賞でもやってみましょう。

この極楽日記は完成まで一番苦労しました。

 

本当、日曜の23時半ギリギリまでウーンウーン唸ってようやく書き上げたんだよね。

意外にも嫁に「結構笑えた」と言ってもらったのね。

 

産みの苦しみを存分に味わった俺にとっては思い出深いお話です。

 

では、特別賞行ってみましょう!どうぞ!

 

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

特別賞 カプセルホテル2018

 

サラリーマンの醍醐味といえば泊まり出張である。
旅行が好きなしゅんちはホテルを選ぶのが楽しみで、時間も忘れてインターネットで宿探しに没頭してしまうのだ。
いつも選ぶホテルはビジネスホテルが多いのだが、カプセルホテルも捨てがたい。
カプセルホテルはたまに泊まるのが楽しいのである。


ここでカプセルホテルを説明しておこう。


カプセルホテルとは穴ぐらのようなカプセルに簡易ベッドだけが用意された特殊なホテルである。
値段も1泊3,000円程度でリーズナブルなのも特徴である。

部屋で過ごすのがメインではなく、大半は大広間や大浴場で過ごし、寝る段階になってカプセルにに戻るという、滞在時間のほとんどが他のお客や従業員がいるところで過ごすので
プライバシーもへったくれもない所なのである。

そしてカプセルホテルには大きく分けて2種類あると思われる。

1つは新世代のカプセルホテルである。
設備は新しく、高級ホテルの雰囲気を出していたり、アジアンテイストの雰囲気を出していたりとスタイリッシュなのが特徴である。
よりシンプルに、より快適に、必要な物だけを揃えたという効率的な考え方で出来たカプセルホテルである。


広告のキャッチフレーズは大体こうである。


「全室エアウィーブ搭載!」


「テンピュール枕をご用意!」


「全室大型21インチモニターVOD見放題!」


「まるでビジネスホテルのように広々した快適な空間を実現!」

 

 

 

 

むしろビジネスホテルに泊まればいいのでは?

 

 

 

最近、徐々に増えつつあるタイプの近代的なカプセルホテルである。


もう1つは昔ながらの昭和的なカプセルホテルである。
各所が
昭和時代が満載な時代錯誤なカプセルホテルである。

 

赤じゅうたんと派手なシャンデリアで飾られた物々しいフロント。
大浴場とサウナ室は無駄に広く、浴室の各所に女神像などが飾られ異国情緒あふれる雰囲気。

館内にはうどん、ラーメン、かつ丼、各種おつまみ群、そして生ビールと何でも揃っちゃいそうな食堂を完備。
寝る場所であるカプセルの設備は古く、閉塞感満載で「火事が起きたらまず助からないだろうな」と絶望感を漂わせる。

脇に備え付けられている電気や音響の操作パネルは既にサビ付いていて、大昔のオーディオのような出っ張ったボタンが付いていて、下手したらボタンを押したら感電しそうな勢いである。


すでにおっさん化したしゅんちは・・・



昭和的カプセルホテル派である。
 

 

 

・・ある日、大阪に出張する事になったしゅんち。
都会には必ず老舗の昭和的カプセルホテルがあるものである。
しゅんちは大阪の老舗の「カプセルホテル大東洋」を発見し予約したのだった。


・・その夜。

大阪グルメを楽しみ、ほろ酔い状態で今夜泊まるホテルを目指す。

大阪駅から徒歩10分・・・
雑居ビル風の建物がカプセルホテル大東洋であるらしく、「サウナ・カプセル」と赤文字のネオンサインが見えて来た。今時ネオンサインとは珍しい。
昭和レトロな雰囲気に胸が高まるしゅんちであった。

・・玄関に入ると古めかしい木の下駄箱が立ち並んでいた。
下駄箱に靴をしまいカギをフロントに預けチェックイン。
そして緑のゴムのキーカバーに番号とバーコードが書かれたロッカーキーを渡される。
お風呂などにも腕に付けて持ち込めるタイプのやつである。



ちなみにこれは部屋の鍵ではない。



カプセルホテルは部屋に鍵などは付いておらず、カーテンだけで仕切られているだけなのである。
荷物や着替えや貴重品は全てロッカーに預け、館内のあらゆるものはロッカーキーの番号でチェックされ後で清算するシステムなのである。

しゅんちはまずロッカーで館内着(作務衣)に着替え、荷物は全てロッカーにしまった。
これで準備完了。カプセルホテルの醍醐味というと大浴場である。
食事は済ませてあるのでまずは大浴場に向かうしゅんち。


(大浴場は・・・6階か)


まずは手ぶらでエレベーターで6階へ。


女性従業員「いらっしゃいませ」


エレベーターを出るとマッサージの受付があり、カウンターには女性達が並んでいた。
お風呂の位置はわからない。


しゅ「す、すみません。大浴場はどこでしょうか?」


従業員「まずはこちらで衣服を脱いでいただいて、階段で5階へお願いします。」



こ、ここで脱ぐの・・・?


どうやら
女性従業員がいる前で脱衣するシステムらしい。
確かにおじさん達は女性従業員がいるにも関わらず、全く気にすることなく裸でうろちょろしている。

この女性たちも何にも気にならないのだろう。


半分裸でウロウロしているおじさん。


でっぷりとマッサージ台の上で寝そべるおじさん。


扇風機の前で前をはだけさせて涼むおじさん。


その生態に動じない女性従業員。

 

 

 

もはや飼育係のお姉さんに見えてきた。


 

しゅんちは思春期のプールの時間のごとく、部屋の端っこで服を脱ぎ、タオルを腰に巻いてそっと大浴場へと向かうのだった。

 

・・大浴場とサウナも一通り楽しみ、食堂で生ビールも楽しんだしゅんち。
もうすっかりここの住人のようなくつろぎっぷりである。

 

部屋に戻る途中のラウンジではソファーに寝そべる人達が大画面でお笑い番組を観ていた。
さすがは大阪。テレビを付ければお笑い番組をやっているらしい。
しゅんちも少しくつろいで行こうと、自動販売機で缶ビールを買い、おじさん達にならってソファーに寝そべってみた。

横には完全にうたた寝しているおじさん。これはテレビを消したりすると「今見てたのに」と起きるパターンのおじさんである。まるで自宅に居る時のようなくつろぎ感である。

 

しゅんちもウトウトと缶ビール片手に深夜番組を楽しむ。

まるで自宅のリビングのソファーでテレビを見ているような気分である。

 

すると遠くから聞こえてくる音が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ぷ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう、くつろぎすぎやん。


まるで自分家で過ごすようなくつろぎ感。

もはやここにいる人達は家族のような存在なのだろうか。

そのままうたた寝しそうになるのをグッと堪えラウンジを後にしたしゅんち。
カプセルに戻り、さあ寝ようと布団を被るが、カーテンだけで仕切られている向こう側から
イビキが轟々と聞こえてくる。
まるで猛獣の住むジャングルでキャンプしたようである。



しかし、なぜか心地良い。



いつもそばに誰かの気配がする。



しゅんちはいびきの音はさほど気にならず直ぐに眠りに落ちたのだった。


カプセルホテル・・・
都会の喧騒に疲れた人恋しいおじさん達の憩いの場である。

 

・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

はい!特別賞は先週の話でした^^;

 

カプセルホテルって本当独特の文化なんだよね。

場末のスナックっていうか食堂っていうか、なんだか懐かしくてノスタルジーになれるんだよね。

 

でも最近は飛行機のファーストクラスを意識したカプセルホテルとかもあるらしいんね。

どんだけ快適か今度泊まってみようかな・・・。

皆さんも、カプセルホテルエピソードあったら教えて下さいねっ

 

それでは3位から1位は11:00の発表でーす!

お楽しみにっ

 

 

 

3位から1位は何のお話なの?

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