マオ「ぷはーー!この1杯の為に生きてるね!」
しゅ「・・・」
風呂上りに、タオルを首に巻きコップの牛乳を飲むマオ。
きっと一番搾り(ビール)のコマーシャルのマネをしているのだろう。
マオ「プハーーッ くぅ~~~」
しゅ「う、うまそうだね」
マオ「この牛乳が最高なんだよ!」
しゅ「そうなんだ・・・」
マオ「ちょ~~~最高なのっ!」
30分後・・・
マオ「おとー・・・」
しゅ「んーどした?」
マオ「お腹が痛いの・・・」
最高の牛乳とやらがアダとなる。
牛乳を一気に飲んだからお腹が冷えたのだろう。
調子に乗って失敗するお調子者の典型パターンである。
思い返せば・・・マオは幼少の頃は物静かな性格だった。
マオはいつからお調子者になってしまったのだろうか。
ある日・・・
マオがフラフープを回しながら遊んでいた。
独り言を言いながらなかなかの気味の悪さで盛り上がっていたので、一体どんな状況なのか気になってしまい話しかけてみたしゅんち。
しゅ「マオ何してるの?」
マオ「あのね、マオが転校してきたのね」
しゅ「ん?転校してきた?」
ごっこ遊びか。
マオ「この学校にはフラフープ部があって入部したの」
なんて自分勝手な設定だろうか。
マオ「全国大会に向けて猛特訓しているの!」
最近見たオカマの担任が活躍する学園ドラマの影響だろうか。
汗と涙が欠かせない展開のようである。
「くじけるなー」「まけないぞー」などと叫びながら一人盛り上がるマオであった。
翌日の朝・・・
浮かない顔のマオがしゅんちに話掛けてきた。
マオ「おとー・・・」
しゅ「んーどした?」
マオ「お腹が痛いの・・・」
しゅ「また牛乳一気飲みしたんか?」
マオ「ううん・・・朝起きて何も食べてないけど痛いの・・・」
しゅ「なんだろ?風邪かな・・・?」
マオ「お腹を押すと痛いの」
しゅ「んー・・・」
タカ「それって筋肉痛じゃない?」
マオ「何それ?」
タカ「あなた、昨日ずーっとフラフープやってたでしょ?」
フラフープで人生初の筋肉痛。
タカ「あれだけ回してりゃ筋肉痛になるわ!」
マオ「なーにそれー?」
しゅ「筋肉痛って知らないのか?」
マオ「知らないっ」
またもや調子に乗りすぎて失敗するお調子者のマオであった・・・。
フラフープで筋肉痛って・・・
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