実はこの3連休・・・引っ越し作業のピーク!
近所の引っ越しに加えて一定期間内に引っ越すという緩やかな作業だった「はず」なのですが、ここにきて追い込まれている状態。
疲れてきた身体に鞭を打ちながら今日も作業。
昨日同様、イレギュラーなブログ更新になりますがご容赦ください。
なお、明日はいつものように新潟県でお仕事。
そして木~金も2連続で新潟県で、それもフィールドに出てのお仕事。
イレギュラー状態はまだ続きそう・・・orz
今週は今年一番の?バタバタですけど、来週からの落ち着いた日々を楽しみに頑張りたいと思います。
1、月末、月初は本格的な冬の始まり??
まずはこのブログでおなじみ?・・・向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データから。
27日(金)までは東~北日本で気温がアップダウン、西日本は高温傾向で推移するわけですけど・・・
週末(月末)28日(土)からは全国的に平年を大きく下回る低温傾向。
このブログで何度かお伝えしてきましたが、偏西風の流れが「北極の寒気を北日本に運ぶ専用道路」状態になる可能性が高くなってきました。
で・・・やはり気になるのは「どこで雪になるの?」ということ・・・ですよね?_
気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の天気予報の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、目先 西日本の低温の底と思われる29日(日)21時の空模様をチェックしておきました。
詳細は図中の書き込みをお読みいただくとして・・・
-30℃以下の寒気が能登半島輪島上空に南下するのは北陸以北は本格的な冬・・・平地降雪の季節の目安。
長野県北部を含め、北陸以北では(例年通りなら)タイヤ交換のデッドエンドと言えます(超暖冬の昨年はフェイントをかけられちゃいましたけど)。
一方、すでに本格的な冬が始まっている北日本。
-35℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が通過するため、いよいよ本格的な大雪の季節に?
少なくとも北陸以北では「里でも雪」という季節になりそうです。
2、今日の空模様・・・西高東低 冬型へ
それでは今日の空模様。
(1)今朝の実況・・・予報のスタートライン
いきなりですが、今日も予報のスタートライン・・・今朝の実況から。
気圧の谷(低気圧や前線)が東海上に抜け、気圧配置は西高東低 冬型へ。
日本海側には時雨れ雲がかかっていますが、北日本では東海上に抜けたはずの寒冷前線に続き・・・潜在的な寒冷前線の雨・雪雲も混ざっているようです。
となると、気になるのは冬型のピークがいつ?
どこまで雪のエリア拡大?
寒くなるの?・・・ということですよね???
それでは、今日これからの空模様・・・
気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。
この図も詳細は図中の書き込みをお読みいただくとして・・・
どうやら冬型のピークは朝。
昨日の記事にも書きましたが、パッと見たところ西日本も含めて等圧線が混雑している全国的な冬型の気圧配置・・・に見えますけど・・・
実際は北陸付近に停滞する偏西風強風帯(-20℃以下の寒気に対応)より北側が本当の?冬型。
南側はたまたま上空の気圧の谷が通過して等圧線が混雑しただけ。
上空の気圧の尾根(偏西風の北側への蛇行域)が接近する夜、西日本や東日本では高気圧の晴天域の拡大が予想されています。
このため地上付近の寒気の本格的な南下も中部山岳付近止まり。
平地降雪は(地上気温にもよりますけど)東北付近まで。
高地降雪も東日本の脊梁山脈付近に留まるようです。
※本格的な「全国的な冬型」は冒頭でご紹介したように月末頃になりそうですね。
(3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ
それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・
解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。
紫色は下層雲。
西日本と東日本太平洋側の回復は比較的早め。
本格的な寒気の南下も北陸止まりなので、気温が低下すると言っても大騒ぎするほどの低下にはならないようです(明朝は放射冷却の強さ次第)。
一方、北日本は明日にかけて冬型の影響が継続。
今夜 -35℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷が通過する北海道では、明日未明に風雪のピークがあるようです。
ということで・・・作業服に着替えて引っ越し作業・・・orz
府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 ・天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/
気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue
専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html
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※私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。
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11月はこの3年で見なかったような、太陽黒点数が常に10個以上連続しております。
https://swc.nict.go.jp/trend/sunspot.html
ほぼゼロベースで活動が弱かった太陽ですが、茲許は少し元気でおります。
その弱い期間に毎年国内で大規模水害が発生してきました。
ウォータクロックと云われる様相です。
長野市平地の冬は、2015-2016の冬場からマイナス10℃まで下り、パウダースノーという変わり様でした。
爆弾低気圧が通過すると、一晩で60センチ積もり、日に3度の雪かきが必要、いつ止むかと精神的に苦痛を感じていました。
2020年1-2月にかけては殆ど降らないことに驚きました。
この太陽の様子ですと、2015以前の 下はマイナス5℃まで、湿雪という長野市平野部のかつての冬に一時的に戻るシーズンかもしれません。
長期的には、第24期→25期へと相変わらず太陽活動は低調なままという予測ですので、楽観はできませんが。
Kasayan
がしました