旭川・生活暮らし情報お届けブログ(旧自転車通行ガイドblog版)

新型コロナの流行で注目を浴びているフードデリバリー。個人的にフードデリバリーといえば悪いニュースやテレビ番組の企画等で賑わせた「ウーバーイーツ」が思いつくのだが、管理人の住んでいる旭川市ではそのウーバーイーツはサービス未提供で利用できない(※札幌では利用可能)。



そんな中、ウーバーイーツと同様のフードデリバリーサービスを提供する欧州・フィンランド発祥の「Wolt（ウォルト)」が旭川に初上陸。2020年12月3日(木曜)10:00よりサービスを開始する。ウォルトはウーバーイーツに比べると展開規模は小さいものの既に北海道の札幌市でサービスを提供しており、北海道としては２都市目となる。世界規模でみれば23カ国80都市以上でサービスを提供しており実績は問題なさそう。今回旭川市を選んだ理由としては道内での拡大を図る上でWolt発祥の地ヘルシンキと食文化や自然環境、デザイン都市として共鳴する点が多くあり、かつ厳しい冬季においても札幌市やフィンランドでの経験が活かせると判断。今回の進出となった模様。

ウォルトは特に注文に使うアプリの使い勝手が良く、ウーバーイーツを上回るほど。さらにトラブル時もウォルトの方が評判がいい。さらに料金はウーバーイーツが一律320円に対し、ウォルトは距離で変わる仕組み。ただしウォルトには最低注文金額があるためこの点は注意が必要だ。その一方で注文先ではウーバーイーツにはない地元の有名店が選べる点が最大の魅力とも言える部分で、旭川市の場合、蜂屋や幸せごはん 夢いち、ジャンポ焼き鳥 アブリーノなど40店が登録されていて今後増えていくと思われる。



サービス開始時は中心部のみだが他の都市を見ると順次広がっていくようなので郊外の人はもう少しを待ちを。この地図を見る限りではサービス開始時で配達外エリアとなるのは永山、春光、末広、東旭川、緑が丘、神居、忠和、豊岡、東光のようだ。旭川は中心部の空洞化現象がかなり激しく、郊外人口が多いので郊外でのサービスをはやめに開始しないとちょっとまずいかも。




で、自転車ブログということでウォルトは自転車でのデリバリーをやっているかという疑問だが、答えはイエス。ただしこの画像はwolt広島の写真で札幌はというと...夏は本州と同じく自転車が活躍していたようだが、雪の降る時期は運営側からNGとの通達があったようで(wolt札幌で働く人のtwiiterより)、実際旭川の最近のwolt求人を見ても軽貨物のドライバー募集を見かけた。よって雪の時期は自転車ではなく軽貨物が主体となるようだ。なので旭川でwoltのバイトをやってみようという人は来年の雪解け以降を待つことになりそう。