ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する私と、皆さまにお届けするブログです

Tina Turner - Lets Stay Together(1984年の洋楽 Part13)

2020-04-02 20:10:51 | '84年洋楽
1984年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart13はTina Turnerの"Lets Stay Together"。
最高位は3月24日の26位。年間チャートは圏外でした。

Tina Turnerですが、長いキャリアで数々の大ヒット曲を持つアメリカ出身の偉大な女性ボーカリストです。
デビューは1960年代初め、パートナーの Ike Turnerとともに Ike & Tina Turnerを結成、初めてのシングルヒットは1960年に最高位27位を記録した"A Fool In Love"です。
その後も70年代にかけて沢山の大ヒット曲を生み出します。

そのアイクとも、70年代中頃に離婚、コンビは解消し、ソロ活動を開始します。
ソロ活動後も、しばらくはヒット曲が生まれませんでしたが、1984年にリリースした彼女の5枚目のソロアルバム『Private Dancer』からのファーストシングルカット曲がこの曲"Lets Stay Together"で、久し振りの復活のヒットとなります。
このアルバム『Private Dancer』はこの後大ヒットアルバムとなり、最高位3位を記録、このアルバムからはNo.1ヒット"What's Love Got to Do with It"を含め4曲のTop40ヒットを出すことになります。

"Lets Stay Together"ですが、この曲のオリジナルはAl Green。1972年にリリースされ、1972年2月12日の1週間のみですが1位を記録、年間チャートも11位のAl Green最大のヒット曲です。
曲の作者はAl GreenにWillie Mitchell、Al Jackson Jr.の3人の共作です。
このAl Greenの大ヒット曲がTina Turnerの素晴らしい声量・歌声でよみがえりました。
当時、このTina Turnerバージョンのこの曲を聞いた時、その迫力ある歌声に驚いたものでした。



こちらがAl Greenのオリジナルバージョンです。

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (太ったボンジョビφ(´ε`◎))
2020-04-02 21:02:25
あちゃー、🌟🚣さん、この曲来ましたかあー!
てぇことはあの忌まわしいデニムな2ndシングルは確定でしょうから、私の好きな超BBAロックの3rdシングル、超やり手BBAムーディーな4thシングルは諦めてすかああぁ~!?
言い過ぎました。
とは言えこのトゥギャザは洋楽聴き始めて初めて「スケールの大きな」曲だと思いましたよ。
夜の宇宙遊泳しているような。
絹を引き裂くでなく、廃品回収のために段ボールを力任せに破るようなボーカル!
一気に引き込まれる訳なんかないですが、しっかりiPodに入れてます。
一番好きなのは最後のあたりの
チナ「レエエェーッ!」
男コーラス「レッツステイトゥギャザー♪」
チナ「スティトゥゲッザアアァ~!」あたりの掛け合いです、素敵です。
このときから約3年間、ぶっちぎったチナ、おめでとうございました。
ビッグヒットの序章 (hannah)
2020-04-02 21:58:21
星船さん、こんばんわ。
この曲が最高位26位で終わった時は、この年の秋にまさかあれだけの大ヒットになるとは思いませんでした。
素晴らしく存在感のあるヴォーカルです。
プロデューサーのR.Hineとともに84年の顔の一人ですね。
意外にもロック (星船)
2020-04-03 21:17:17
太ったボンジョビさんこんばんは。
Tina Turnerですが、ソウル・ディスコではありますが、意外にもロックっぽいのですよね。そこが彼女の良いところで、迫力あるボーカルにはぴったりです。
"Better Be Good to Me"なんかはすっごくカッコ良い曲でありました。
セカンドシングルが (星船)
2020-04-03 21:21:15
hannahさんこんばんは。
そうでしたよね、最高位が26位で微妙な中ヒットでした。彼女の復活のシングルで、最高位が26位にしては、大変目立つ曲でした。
迫力ある素晴らしいボーカルではありましたが、セカンドシングルのまさかの1位、さらには年間2位の特大のヒットになりました。
迫力のヴォーカル (hannah)
2020-04-03 23:36:52
星船さん、こんばんは。
やっぱり彼女の魅了はソウルっぽい曲は最高にソウルフルに、ロックっぽい曲は迫力のヴォーカルを聴かせてくれるところですね。
♪Better Be Good To Me♪もロック調の曲にまさるうらいの迫力です。
85年のB.Adamsとのデュエットでも迫力では彼に勝るぐらいでした。
やはり全米No1のオリジナルの方で… (音時)
2020-04-04 00:18:38
http://neverendingmusic.blog.jp/archives/24218917.html
星船さん、ここはやっぱり1972年の全米1位記録に敬意を払って、アル・グリーンのオリジナルの方で和訳しました(^▽^;)。
 ティナのバージョンは2nd Verse の歌詞から歌い始めていますね。ティナ復活はやっぱり全米大ヒットとなったこの曲をカバーして歌ってそこそこヒットになったからこそ、アルバム「Private Dancer」に火が点いたのかもしれませんね。
Unknown (omnibusfan)
2020-04-04 07:54:56
 初めてのソロトップ40ヒット?

 星船さま、おはようございます。久しぶりの書き込みです。
 ティナターナーのこの曲、SONYミュージックTVで何度かオンエアされていむした。ちょうど大学卒業する頃、Uターン就職したら見れなくなるからとビデオにしっかりと録画しました。斬新な衣装で歌っているのが印象に残ってます。(笑)
 曲自体は、アルグリーンの方が好きかも。
 1972年の大ヒット曲と言えば、リーンオンミーのビルウィザーズの訃報、ニュースで見ました。お悔やみ申し上げます。
"Music Of Quality And Distinction" (ms-database)
2020-04-04 08:33:29
この曲はTina Turnerの復活シングルっていうより、Martyn Ware主宰のB.E.Fの作品群の1パーツ感が強いです。。
不遇をかこっていたTina Turnerが復活するきっかけとなった"Ball Of Confusion"が"Private Dancer"に収録されていても全く違和感ないし(実際に30th Anniversary Editionにはボートラとして収録)、逆にこの"Lets Stay Together"が
B.E.Fの"Music Of Quality And Distinction"シリーズに収録されていた可能性もあったんじゃないのかなあ(根拠ナシ)。だってB.E.Fそのものなんですもの。
だから個人的には、この曲、Tina Turnerのヴォーカルを借りものにした、Martyn Wareの壮大な趣味の世界の一部、っていう感じが強いです。

大のお気に入りのMartyn Ware-B.E.F.ネタのため長文失礼しました。
圧巻 (240)
2020-04-04 10:07:32
おはようございます!
でた!ティナ・ターナー!当時、怖かったです(笑)。迫力有り過ぎて、圧巻。
これもそうですが、ブライアン・アダムスと共演した「It's Only Love」。これがまた圧巻!!懐かしいです。
Unknown (太ったボンジョビ(・ε・` ))
2020-04-04 12:43:14
ブライアンアダムズのオンリーラブの録音は、チナタナのヒットの前なんですかね?
だとしたらイカしてますね。
昔はよくオンリーラブのデュエットしたもんでした、しかし特に思い入れはなかったなあ。
ライブビデオの記憶だとチナタナはスプリングスティーンのダンシングインザダークわやっていたのが本家よりもカッコ良かったな。
本家のボスだと曲の良さのせいでボスがナンパな小物に見えるんですけど、チナタナだと陽気なバケモノなんで楽しく見入ってしまいました。
ミニスカだったかどうか覚えていないのは当時の私が健全な青年だったからですよねエヘヘ。

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