講師を

していると

「親」を投影されているなあと

感じることがあります。

 



 

親を憎んでいる

恨んでいる

許せないでいる人の場合、

理想の親を私に勝手に見ようとする方もいたけれど

逆に

最初はいい感じの関係なのに

なぜか親を投影されて

こじらせられる??ことも

たまにありました。

 

 

お仕事として

対価をいただいているので

勘違いされたり、誤解されて

嫌な思いをしたり

ぶつけられたりするのも

ある意味仕事の一部ではあります。

 

 

けれども

明らかに

「親に言いたくても言えなかったことを

無意識にぶつけているなあ」

「これは親に感じている気持ちだよね」と感じる場合

私も「私は親ではないよ。やめてね」と伝えることがありました。

非常に稀(まれ)ですけどね。

言われたご本人はわかると思います。

 

 

それで思うのは

親というのは

仕事でもなく

対価もなく

日々、こういう思い、エネルギーを

ぶつけられている場合もあるわけで

本当に大変だなあということです。

 

 

愛して育てた子供に

こういう思いをぶつけられるって

相当だな〜〜。

親だからこそ子供に向き合えるんだろうな

(向き合ってくれない親御さんもたぶんいますね)

 

 

もちろん、ぶつける本人にも

言い分があり、

子供の頃の忘れられない思いなどが

あるのでしょうが。

(それが勘違いや誤解だったとしても)

 

 

やっぱり親ってすごいのです。

親と子って

やっぱり何かのご縁でそうなっているのでしょう。

 

 

親に対して

子供としての自分が

「言いたいこと」が

無くなったら

やっと大人としての自分として

生きていけるような気がしています。

 

 

もし

期待通りのことが返ってこなくても

心外なことを言われたりされたりしても

「ああ、そうか」と

思えたら

自分はとても成長してるんだなと思います。

たぶんね。

 

 

そして

いつまでも

「親」でいてくれることが

それだけでありがたいことなんだ。

 

やめることのできない関係。





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