料理が苦痛だ | アラフィフ主婦のシンプルライフ

アラフィフ主婦のシンプルライフ

子離れに向けてこれからの暮らしを模索中

 

ワタクシの心の叫びがそのまま詰まった一冊。

 

 

「作り続ける料理」「考え続ける献立」は「愛情」の前に「日常」

料理とは「愛情」の前に、たった一人で直面している毎日直面している「日常」

 

 

仕事をしていても帰り道には「ごはん何作ろう?」

楽しいランチなのにアタマの中では「今夜何にしよう?」

ついでに言うなら、

ランチで選びたいのは「夕飯と被らないメニュー」だったり、

「自分では絶対に作らない料理」だったりで、

どうしても「今夜のご飯」と絡めて考えてしまう。

「お夕飯の献立」が常に頭から離れないなんて、

ある意味ビョーキじゃないかと思うことも・・・

というくらいワタクシには苦痛なのでございます。

20年主婦やっていても慣れることはなく、

苦痛は和らげないモノなのだわ・・・

とつくづく思うのです。

一方で、周囲からよく言われる

「でもアナタ、料理はちゃんとできているじゃない!」

は、残念ながら

「出来る=好き」という構図には全くなっていないのです。

 

 

旦那の言う「簡単なものでいいよ」とは何のことを指しているのだろう?

 

 

ワタクシにとっての簡単は、

ふりかけご飯レベル。

もっと言うなら、

ご飯は炊かずに「サトウのごはん」なら、なおよろしい。

筆者と同じように切る、炒める、煮込むと調理技術のオンパレードであるカレーは簡単ではない。

ここで言う簡単は「食べる」が簡単。

ご飯&カレーで一皿で済むから「洗う」が簡単。

それだけ。

「作る」は簡単ではない。

一皿だから?簡単に見えてしまう?

のであれば、その思考は残念極まりないと思うワタクシなのです。

 

 

苦痛の要因。それは、

簡単という定義の家族間での相違や、

料理とは、主婦とはという、

その先にある思い込み。

それが分かったところで、

すぐに払しょくできないのが

主婦の悲しいサガなのか・・・

 

 

ワタクシ一人が「苦痛だ、しんどい」と吠えていても

「何言ってるの?」

「何甘えてるの?」

「何年主婦やってるのよ?」

と言われるだけ。

このように文字となり、発信されたりすることで、

世の中には同じ思いを抱える人がいて、

思い込みに苦しむ人がいる。

それはワガママなことではないよと気づく人が増える・・・と思っています。

ワタクシもかつてはそういうヒトでした。

今は嫌い嫌いと豪語して

「今日は料理をしない日」を自ら選べるようになりましたケドね。

 

 

20年前にはなかったわ・・・

良い世の中になったものだわ・・・

と一気に読み進めた夏休み。

こういう本なら積極的に読書感想文書けそうなのになぁ・・・

 

 

料理が苦痛だ 料理が苦痛だ
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