「エンディングノート」ならぬ
「エンディングドレス」
終末の洋裁教室
自分の死に装束=エンディングドレス
を手作りするための洋裁教室。
夫を亡くした若き主人公は
夫を追いかけるように自ら命を絶つための支度を始める。
その中で見つけた洋裁教室。
ですが、
すぐにエンディングドレス制作とはならず、
毎回出される課題を通して。
過去に思いを巡らし、
私について服で表現し、
そして未来の自分への服を作る。
夫の死から立ち直り未来へと・・・というのは、
ありがちなストーリーかもしれませんが、
「服」をテーマに
自分を振り返るというストーリーは興味深い。
ものをつくるのって外に向けてアピールする
・・・(中略)・・・
自己表現とか自己発信とか。
でも私が洋裁教室で教えているのは、
外側ではなく内側に踏み込んでいくものづくりなの。
自分の為の服を縫うこと。
それは、自分の内面を掘り進むということ。
ワタクシ自身、裁縫が超が付くほど苦手。
エンディングドレスを縫うことはきっとない。
ですが、最後どうありたいか?
を衣装を通して考える。
これも思考の整理としてはやり方の一つ。
お片づけを学ぶ会@さいたま
さいたま市南区別所公民館
7月15日(水)10時から