卵子も老化をしていくのは、

今や常識化してきています。
しかし、卵子について

正しく理解されていないことも

まだまだあります。

 

卵子は、保管している

女性の実年齢+1歳なので
本人の加齢とともに歳をとるのは

避けられないことです。

 

果たして、卵が老化すれば

どんな影響が出るのでしょうか?

 

卵子が老化すると言われても

目に見えない所なので、
イメージしにくいですね。

 

卵子の老化は、

卵の数自体が減ることと、

質が低下することです。

 

女性が生まれてきたときに
200万個ほど持っていた卵子ですが、

思春期までにごっそりと減ります。

 

初潮があり、

毎月千個ほどが減っていきます。

 

それが30代後半になってくると、

減少する速度が加速されます。

 

もともと持っている数にもよるので

個人差が大きいですが
残りが千個ほどになると閉経となります。

 

日本人女性の平均はだいたい50歳と言われますが、
なんらかの原因で早まる方もいらっしゃいます。

 

若い方ほど卵も若いということで、

質のいい卵も多いので
排卵でいい卵が出てくればくるほど

妊娠しやすいわけです。

 

しかし、加齢とともに、"いい卵率"が下がるので、
せっかく排卵しても受精できなかったり、
妊娠に至らない確率が大きくなっていくのです。

 

遺伝子をコピーする段階でミスが起きるのは想定内ですが、
年齢が若いとミスが修復されやすいそうです。

 

でも、加齢とともに修復できなくなるというのが
"いい卵率"が下がる原因の一つです。

染色体異常のために流産が多くなるのも同様です。

 

40歳を超えていくに従い流産率のほうが高くなるので
より条件が厳しくなっていくというのが現実です。

卵子の老化は数と質、両方の問題なのです。


ただし、残されたすべての卵の質が

悪くなるというわけではありません。

 

なかには、まだまだよい卵子も残っているのです。

 

全部劣化してしまって妊娠できなくなる、

あるいは妊娠しても赤ちゃんに必ずトラブルが起こると
思い込んでいる方もいらっしゃるのですが、
そんなことはありませんよ。

 

40代でも元気いっぱいの健康な赤ちゃんを

出産される方がほとんどです。

 

それなのに、いたずらに怖がるばかりでは

ちょっと違うのかなと思います。
(もちろんリスクはありますので、しっかりと認識しておく必要はあります)

 

高齢妊活カップルが目指すべきは、
よい卵の順番が来て出てきてくれるのを

積極的に待つことです。

 

その間何もせず待つのみではなく、

これ以上劣化していくのを
できるだけ遅らせる作戦です。

 

これは卵子だけではありません。
受精卵の半分は精子の遺伝子なのですから、
卵だけの問題ではないですよね。

 

卵子も精子も、若返らせることは至難の業ですが、
これ以上老化のスピードを上げないよう、
気を付けていくことなら可能です。

 

そのアンチエイジングに効果的なのが

東洋医学です。

 

弱ってきた生命力を力づけて

妊娠力を取り戻すには

東洋医学の得意としている所です。

 

当院の妊活、不妊治療は

鍼灸治療と

スーパーライザーによるレーザー治療を

おこなっています。

 

また女性鍼灸師も在籍していますので

安心してお越しいただけます。

 

詳しくはホームページにて!!

 

http://www.shinkyu-kawai.com