当院ではなかなか妊娠に至らない、

妊活、不妊症の方以外にも

妊娠には至るが流産してしまう、

不育症の方もたくさん来られています。

 

特に何度も繰り返してしまう習慣性流産は、

誰にとっても心折れる経験です。

 

心身共に大きく、深いダメージを受け、

治療自体がストレスになってきます。

 

習慣性の流産の方が、

抑鬱状態だったり、ショックから立ち直れなくなっている

という相談もよくお聞きします。

 

流産や死産は一度だけでもショックが大きいですから、
何回もとなると、そうなって当然です。

 

そうした方には心のケアが必要になってくると考えています。

 

女性の方は、流産を自分のせいだと思い込んでしまいやすいです。
自分の身体の中で起きていることなので…。
決してお母さんが原因ではケースがほとんどなのですが、

やはり流産の責任を感じてしまうのですね。

 

そんなときはパートナーの支えが絶対必要ですし、

正しい情報を得ることも大事です。
一人で悩まず、ぜひサポートを受けるようにしたいものです。

 

人によって違うとは思いますが、親しい友人の妊娠や出産、

あるいはすでにお子さんがいる方からも

心理的なダメージを受けるときがあります。

 

妊婦さんや小さな赤ちゃんを目にすることさえ耐えられなくなって
引きこもってしまうこともあるかもしれません。

 

そうしたときに大切なことは、

そんな自分をそのまんま認めてあげることです。

 

人間なので、いつでも上機嫌で笑って生きていけるわけではありません。

 

流産で心身が傷付いて、悲しく、どん底にいる自分を

決して否定しないであげてください。
我慢せずに泣いてもいいのです。

 

すぐに忘れて立ち直らなきゃいけないと、

自分を追い詰めないでくださいね。

 

時間がゆっくり解決してくれることもありますし、

癒す方法だってあります。

 

〇鍼灸による心と身体のアプローチ

東洋医学では、心と身体は表裏一体、

とても深い関係があるとみなしています。

 

心が病むと身体にも影響が出て病気になり、
そしてまたその逆も真なりです。

 

つまり身体の病気を治せば、

心の傷や病も癒えるということです。

 

そのため鍼灸治療では心と身体、両方にアプローチしていきます。

身体の凝りや緊張をゆるめてリラックスするのと同様に、
流産経験がもたらした心の奥深くの緊張をゆるめていきます。
少しずつ、みずみずしい心がよみがえるように。

 

できれば辛い流産は経験しないほうが、

もちろんいいのでしょうが、
たとえ何度か涙を飲んでも、

その後元気な赤ちゃんを授かる確率は高いのです。

 

決して”不育症だから、もう一生無理”

などと自分で決めつけたりしないで下さい。

 

いつか舞い降りてきてくれる赤ちゃんを信じて下さい。

これからは小さなことに一喜一憂し過ぎないようにして、
できるだけ荒波の少ない穏やかな心を保っていただくほうが、
お身体への悪影響も少なくて、

安心して子宝を続けていただけると思います。

 

不育症の治療は長丁場になるかもしれません。
ある意味、たんたんと日常生活を送るぐらいが

いいのかもしれませんね。

 

希望を捨てずに、リラックスして毎日をお過ごしいただくためには、
簡単には動じない心と、そして心強い応援団も必要かもしれません。

不育症を克服して元気なお子さんを授かるには、

専門の医療機関にもかかって下さい。

 

必要な検査を受け、予防治療を積極的に受けることで、

流産の傷を最小限に抑えます。

 

そのうえで、東洋医学による

心と身体のケアを受けていただければ
両方からのアプローチでさらに効果的です。

 

メンタルサポートの面でも、おすすめです。

 

当院では鍼灸治療と

スーパーライザーによるレーザー治療を

合わせた治療をおこなっております。

女性の鍼灸師もいますので

安心してお越し下さい。

 

詳しくはホームページにて!!

 

http://www.shinkyuu-kawai.com