先日、年金機構からはがきが来ていて見たら、最近までの概要が。

でも一部不審な点(項目)があったので、すかさずネットで確認をする。
すると、はがき作成の時点では「まだだったものがあって」それが不審に映っただけ。
ちゃんとネットでは自分の記憶と合致していて、安心しました。

というか合致してなかったら、すぐさま年金機構に確認させましたけどね。


ようやく国民年金から厚生年金に移行できたのですからね。
反映されてなかったでは済まされない。


だいぶ前にTVで見たんですよ。
会社が不正をするはずがない、と疑わなかったために、不正をした人間のためにエライ目に遭った事例を。


正確には会社の経理担当というかそういう部署の人間が、従業員の社会保険料の金額などを不正搾取していたんですね。
つまり、従業員側は「給料から天引きされているものらが、ちゃんと機構やしかるべき場所に払われている」と信じた。
ところが、担当者は不正を働きちゃんと払ってなかった。

なので、給料から天引きの物は皆「不正をした人間に使われて終わり」だったのです。


不正をした人は後からバレてしまったとしても、使ったお金は帰ってきません。いわゆる「戻せない」
なので、従業員の人たちは何か月分も損をし、尚且つその分の穴が空いているのを埋めれないんですよね。
だから、ただただ損をして終わり、なのです。


こういうのを防ぐために「毎度確認をしてください」というのがTVでやっていたわけです。
そして例えば年金が支払われていない月が生じたら、機構に確認をして本当に未払いだったら、経理などを問い詰め「どうなっているか」を確認する。

ちゃんと支払われていればそういうことは起きませんからね。
だから早めに気づいて対処するためにも、毎度確認をするのが良いと言っていましたね。


特に自分なんかは移行したばかりなので、もしも未払いをされていたら「国民年金を払え」と来てしまう。
つまり、社会保険を払っているのに国民年金を払えと催促が来て、二重に払わなければいけなくなります。

こんなバカな状態なんて想像しただけでも、恐ろし過ぎますよねw



あと、はがきではわからなかったのを確認出来てよかったなあと。



それは自分はこういうのを考えていました。


「どうせ自分は長生きできないだろうから、早く年金をもらっておこう」


つまり、60歳で年金を貰おうとしていたんですね。


ところがTVなどでは何か「65歳以上でないと貰えない」とか「いや、貰える」とかいうし。



一体どっちが本当なのかわからないでいました。
だって、肝心のTVではわかりやすく説明がなかったんです。
なので、わからないでいた。



また、当時は今よりも昔でして、制度が変わるかどうか?みたいな時期で、はっきりしてなかったのもあったし、まだ60歳なんてまだまだ。
そういう時期でもありました。


しかし、後数年後に60になるとなれば考えないわけにはいきません。
そこで、届いたはがきをみてもよくわからない。


なので、これもネットで調べました。
すると、驚愕の事実が。




制度が変わって自分も年金を受け取れるようになったのは良いのですが、その反動もあった。


昔は年金の積み立て時期が長い人でないと、年金は基本貰えない。
つまり年金受給に該当する人が少なかったわけです。


ところが、それではいかんだろう、ということで掛け年数を短く緩和したわけですね。
これで掛けている年数が少ない自分にも、薄額とはいえ貰える権利を得たのは嬉しいことです。



ところが先に言った「反動」というのは、貰える時期のことです。



はがきで書いてある年金受給の開始年齢が60歳のところが空白なんですね。
あれ?変だな?と思った。そして65歳のところからしか書かれていない。



調べたら、どうやら新しい制度の区切りとして生まれで判断するそうです。
自分の生まれた年だと65歳から、という風に決められていて、それで60歳から64歳までの記載が空白だったわけですね。



うわー。これじゃあ早く貰う計画が伸びちゃってるじゃない。
というか65歳から?だと、貰い始めてからいくつで死ぬかわからんぞ。


70まで生きたとしても5年じゃん。
金額は「約月6万」だから、年間で72万。×5年で360万ほどか。


本当に小遣い程度だな(苦笑い





これだもの65歳とかでも「働く人」が出るのは当然ですな。
月6万の収入じゃ悪いが、食ってゆけない。




で、パートで6万稼いで合わせて12万・・・。
老後が、とぼやくのは当然ですな。



だいぶ前にも書きましたが、自分がまだ30代のころの知り合いでこういうことを話していた人がいた。


ある方が年金を65歳まで延長してもらえるのを楽しみにしていたそうで。
だが、丁度64歳10か月のころに病気をして亡くなってしまったそうな。


この話を聞いて「そのようになりたくない」と非常に強く思ったものです。


しかしながら寿命というものは自分では制御も調整もできない。
だから嫌だとかこんちくしょう、と思っても寿命が来たら終わりです。


ただ、できるならば薄額とはいえ、貰えるものなら貰っておきたいのが性でもあります。



機構が決めた制度なんで、しょうがないですね。
不遜に思いながらも、これは従うしかない。



案内のはがきが来たことで分かってよかったが、残念な気持ちが生じた自分でした。


では、また。