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ヤンチーム長はクォン本部長に民営化を推し進めるのか止めるのか、今日中に決断するよう促しました。
出方によってはチーム長を集めて緊急会議を開くと。
本部長は、まだ迷っています。
コ・ウンソプに人目につかない倉庫に連れて行ってもらったスヨン。
大丈夫なのかと問うウンソプに、スヨンは持病だからと答えました。
スヨンはウンソプがヨルムを好きな事に気づいていました。まぁ、気づかない人はいないかと思いますけどね。
「それは気に入らないけど、一方では安心しています。いい人そうだから。」
どういう意味ですか?とウンソプ。
きっとそれは自分がいなくなった時、必ずヨルムを守って傍にいてくれるだろうと思えるからでしょう。
その時、スヨンを探すヨルムの声が無線機から聞こえてきました。
ウンソプは、上手く取り繕ってくれました。
デギの態度がよそよそしいのを感じ取ったヨンジュ、自分に怒っているのかと問いました。
「距離を模索中なんだ。」
と、デギは言いました。ヨンジュが負担を感じないように、丁度いい距離を探しているところだと。
「程よい距離が見つかるまで我慢してくれ。」
デギといい、ウンソプといい、本当にいい人ばかりですよね、この作品に出てくる人は。
ヨンジュ、つい、聞いてしまいました。私のどこが好きなんですか?って。
ヨンジュ、疑問をそのままにしていられないタイプです。真っ直ぐ自分を見つめて聞くヨンジュに、デギも真摯に答えました。
「全部だ。不愛想なところも、気難しいところも可愛いし、それに・・・僕の目には君の全てが良く見えるから。」
きゃぁ~っですよね。こんなこと、言われてみたいもんです。
流石に無表情なヨンジュでも、つい、表情が動いてしまいますよね。
いや、ホントに、デギって素敵
幾分体調が回復したスヨンは、無理をして仕事に戻りました。
ヨルムと一緒に巡回を始めたんだけど、急に大量の鼻血が。
意識も朦朧としてきました。
で、トイレに駆け込みました。
でも、鼻血が止まりません。
焦るスヨンの表情が見てて辛いです。
ヨルムはマスターに連絡しました。
すぐに空港に向かうとマスターは言いました。あの放電機を持って。
ヨルムはトイレの前でおろおろしながら待っていました。
その時、たくさんのやくざ者がトイレに入って行ったのです。
一目で異様な集団だと分かりました。
彼らの目的はスヨン。
中にいたのが、ヨルムを傷つけて逃走したあの男です。
ヨルムはそっと様子を窺いました。
スヨンが喧嘩した相手だと思いました。
で、保安チームに報告したのです。
ところが、戻ってみると、スヨンも男たちもいません。
チェ保安チーム長に報告し、監視カメラでチェックしてもらいました。
すると、男たちに囲まれたままで、駐車場に向かってる姿が見つかりました。
どう見ても異様です。
チェ保安チーム長は、チーム員を動員して駐車場に向かわせました。
クォン本部長は、民営化はまだ無理かもしれないと思い始めました。
と言うか、迷うと言う事自体、半信半疑の状態だという証拠だと私は思うんですけどね。
それをイヌにメールしました。
イヌは、がっくりしました。
で、チョ部長に連絡しようとしたのですが、電話に出ません。
そこに、チェ保安チーム長が来ました。
以前話した知り合いの悲劇を話しました。コサンの奨学生だったと言うその人は記者で、コサンの暴露記事を書いた後、交通事故で死んだと言いました。
しかし、その事故は不審な点だらけだったと。
その後、国家情報院がチョ部長の調査を開始したと言いました。
チェ保安チーム長にイヌについて聞いた人物は、国家情報院の人間だったようです。そして、チェ保安チーム長も、先輩と呼ばれていたので、国家情報院にいたんでしょうね、きっと。
チェ保安チーム長は、チョ部長は何故スヨンに手を出す?と聞きました。
イヌ、この時、スヨンが連れて行かれたことを知りました。
駐車場でスヨンと男たちの前に、デギたち保安チーム員が立ちはだかりました。
デギは中の一人が自分をまいて逃走した人物だと知りました。
スヨンは、自分の意思で行くので、手を出さないでほしいとデギたちに言いました。
でも、デギたちも、スヨンを空港から出すなという指示が上から出ていると、引きません。
そこに、大勢のやくざ者の助っ人が。
「スヨンは僕が連れ戻します。」
イヌがチェ保安チーム長に言いました。
だから、空港で騒ぎを起こさず、スヨンを行かせてくれと。
チェ保安チーム長は、イヌを信じました。
そして、デギたちに指示したのです。
「撤収しろ。」
空港に着いたマスターはヨルムに放電機を差し出しました。
「これでスヨンを止めてください。」