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期間限定・小田急全線で運行開始した赤い1000形~出来る事なら併結編成は…

2020-08-02 | 小田急グループ

先月小田急電鉄の公式HPで先月の箱根登山鉄道全線運転再開を記念し、今月1カ月間「赤い1000形」を小田急全線で運行すると発表、ご存知の方も多いと思います。

「赤い1000形」は1000形4両編成未更新車の一部編成を、箱根登山電車と同様の赤色にラッピングしたもので、当該編成は通常4両単独で小田原~箱根湯本間の各駅停車に運用、また小田急線内でも僅かながら出入庫絡みで海老名以西(回送含む)を運行しています。

自宅最寄駅を発着する列車にも充当される事もあり、MAKIKYUにとってはさほど珍しい車両ではないですが、6両編成と併結し新宿まで運行、また江ノ島線や多摩線にも入る運用は通常設定されていません。

随分前にダイヤ乱れで急遽赤い1000形が他編成と併結し、新宿まで乗り入れた事などは何度かありますが、これは東京メトロ車両やJR東日本車両(どちらも小田急新宿発着の定期運用設定なし)が新宿へ乗り入れる姿を見るよりも難しい事でしたので、今月1ヶ月間だけとはいえこの様な姿が日常茶飯事で見られるのは、かなり注目される事かと思います。

そして予告通り昨日、他の1000形6両編成と併結した10両で快速急行や急行などの運用に充当、中には江ノ島線に入線する列車も含まれていた様で、新しい片瀬江ノ島駅と赤い1000形未更新車の組み合わせは今月の特別運行後も見られるのだろうか…とも感じます。


MAKIKYUも小田原線内で運行する姿を撮影、また乗車機会もありましたが、車両自体は現行小田急各種車両の中で最も陳腐、車内案内表示装置や自動放送装置なども未設置(赤い1000形は箱根登山線内のみICレコーダー使用の簡易自動放送対応)ですので、姿を見るのは良いとしても乗るのは…とも感じたものでした。


赤い1000形の車内は、中吊りが箱根関連で埋め尽くされており、また時にはBGMを流す旨も予告されていますが、BGMに関してはMAKIKYUが乗車した区間が短い事もあり、昨日は聞けずじまいでした。

昨日は赤い1000形と併結する6両編成も、元々少数派の上にリニューアル進行で数少なくなっている1000形未更新車(1254F)でしたので、希少な組み合わせという点ではかなり注目されると思いますが、自動放送装置未設置編成同士の併結になってしまい、長時間陳腐化した車両に乗り続けるとなると辛い気もしますので、出来る事ならリリースで告知している1000形未更新車ではなく、3000形初期車との併結も…とも感じたものでした。

また赤い1000形とは別件ですが、昨日は最新型車両5000形の第2編成(5052F)も運行開始、こちらも早速乗車機会がありました。


製造は第1編成と同じ川崎重工業、見た限りでは番号表記関連以外は特に第1編成と差異はなさそうに感じたものですが、話題性はともかく、乗るなら赤い1000形より快適で有難い存在というのは言うまでもない事です。

陳腐化した1000形ノーマルドア未更新車のリニューアル、並びに同形ワイドドア車代替が早期進行する事を願うと共に、そろそろ箱根登山線小田原~箱根湯本間各駅停車運用車両に動きがあっても…とも感じたものでした。


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