NIPT(新型出生前診断)について | ニッチの七色模様

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結婚14年目で小さな男の子を出産☆現在結婚18年目

*まず最初に、出生前診断は倫理面に問題があると言われていることもあります。不快に思われる方は読むのをお控え下さい。*

 

 

この検査についての記事は書くか書かないかかなり悩みましたが、

実際のブログ体験談があまりないのと、少しでも何かの参考になればという思いで記録に残しておくことにしました。

 

 

前回の記事で妊娠の経過を記載しましたが

私は高齢出産でもあり、過去初期流産を2回経験していることから、

受診していた産婦人科からも出生前診断の案内をもらいました。

(勧められたわけではなく「医者として選択肢を与える必要がある」ということで与えられました。)

 

出生前診断にはいくつかあります。

 

私たちが選択したのがNIPTという、母体の血液の中にある胎児の遺伝子から調べる方法です。

これは陰性になると99%という高い確率の診断になりますが、陽性の場合、擬陽性の可能性があるので確定診断にはなりません。

陽性になった場合、羊水検査で確定診断を出さなくてはいけません。

 

 

NIPTの実地医療機関(産婦人科から提示された10か所ほど)がありますが、出産病院でないと検査をしないという病院もあります。

 

最近では一般クリニックがやっていることもあるが、どこでやっても結果には変わりはないと医師に言われていました。

 

そこでネットで色々調べて私たちが選んだのは

マックスファックス銀座クリニックhttps://nipt-org.jp/mf/

でした。

理由は

・色んなHPを見て、ここの説明が一番分かりやすかった

・全染色体の検査も出来た

・もし陽性になった場合羊水検査代が30万円まで負担してくれる(どの病院でも可)

からです。

(検査終了後に検診で行っていた産婦人科にどこでやったか聞かれ言うと「知らないなー。でも、羊水検査代が出るのは凄くいいね!ホントにそのシステムは賢いと思う。陽性になった人の心的負担は大変で、そこに羊水検査という経済的負担まで乗っかってくるのは大変だからね。」とかなり関心していました。ちなみに、羊水検査代は負担しますと謳っている検査機関は他にもありました。)
 
11週0日に予約しました。
ここの全染色体検査は日曜だけということでした。
 
綺麗なクリニック・・・
(美容整形のクリニックなのかな?検査方法と結果には変わりないので正直その辺は気になりませんでした。)
 
まず個室で女性スタッフからHPに載っているような説明を受け
 
その後小児科医の女医さんから説明を受けました。
 
・日本のでのNIPTの現状?
・年齢による検査の正確さ
・陰性だった場合の確率
・陽性だった場合なぜ擬陽性になる確率があるのか
・世界での出生前診断の状況
・13.18.21トリソミーだった場合、どういう状態か
・5つの微小欠失については、確定診断
・胎児成分が少なかった場合は1w程で連絡がきて再検査
・基本のプランでも、もし他の異常がありそうな場合ヨーロッパからアメリカに送り全染色体を追加することも可能
などなど。結構しっかり話をする時間をいただきました。
 
(「認可外の施設だから嫌味を言われることがあるかもしれない」と言われましたが、前述の通り私がかかってる産婦人科医にはネガティブな意見はありませんでした。)
 
この中で、特に擬陽性の話はすごく分かりやすく理解できたので良かったです。なぜ羊水検査が必要なのかの理解が深まりました。
微小欠失が確定診断というのも初めて知りました。
また、基本プランでもし異常がありそうなとき~と聞いて、それでもいいんじゃないかと一瞬迷いましたが、それは確定的ではないとのことで、やはり全染色体検査にしようということになりました。(全染色体を調べる大きな理由として、13.18.21トリソミーでなく生まれてこれない程の染色体異常の場合、お腹が大きくなってからの死産などがあり、そうなった場合の精神的ダメージは大きいと思うので、先に知りたいとう気持ちが強いです)
あとは、海外では絶対に中絶出来ない場所もあれば、出生前診断で陽性が出た場合中絶すること褒められる国もあるとか。日本では否定的ですが、色んな場合があるんだと思うことができました。
 
 
その後採血をさくっとしてもらい終了。
結果は20日後ほどで、もし陽性だった場合、羊水検査の案内が入るとのこと。
 

 

出生前診断をする理由としては

 

陰性という結果で安心して妊娠期間を過ごしたいからとか、

陽性だった場合でも生まれる前に色んな準備が出来るとかありますが

綺麗ごとだけではありません。

陽性でもどんな状態でも産むと決めている人には検査をする必要がなく、中絶という選択が付きまとうところから倫理的な問題と言われるんだと思います。

 

陽性だった場合どうするかという気持ちがないと(結果がでて考えた結果変わるのはともかく、結果が出るまでの意見)逆に戸惑う検査になる可能性もあると思います。

 

私たちは夫婦で、万が一陽性だった場合は諦めようと話していました。

もちろん、染色体異常をもって生まれても幸せな方も沢山います。

染色体異常で生まれてくる子は全体の障害をもって生まれてくる子供の4分の1しかなく、陰性でも何かしらの障害がある可能性もあります。

それでも最初に分かっているのだとしたら、子供が辛い目にあった時にこれで良かったのかと私は自分を責めると思うし、例えばダウン症の子は今は60歳くらいまで寿命が延びたといい報告がある一方、その頃私たち夫婦は生きていない、見守っていけないということもあります。

(あとは障害の有無に関わらず、(生まれる前に)生きているだけで幸せという考えがないからでしょうか・・・。例えば凄く若くして妊娠し、支えてくれる人もなく経済的にもかなり貧困になったり追い詰められて育てられない可能性が強い場合等は、産むより中絶した方が子供にとって辛くないのではないかと思ってしまうというか・・・生まれた後の話ではなく、選択できる場合の話です)

 

夫も同じ意見で、それでいい。と意見は一致していました。

 

ただ、前述もしましたが、染色体異常は一部です。

元気に生まれてきてくれるのが一番ですが、産まれてきた子が病気だったり、自閉症だったりという場合もあります。

その時は全力で二人で支えて行こうとしっかり話合い、この検査を受けました。

 

 

そして検査後16日目に結果を発送しましたメールがあり

17日目に届きました(早っ!)

ちなみに結果が届く前1週間くらいの間、毎日悪夢を見ていました。不安が強かったんだと思います。

 

凄くドキドキしながら開けてみると目に入ってきた数枚の書類

何かの案内のようなものがあったので一瞬、羊水検査の案内かと思って呼吸が止まるかと思いました(腸内フローラ検査の案内でしたが、紛らわしいわ!!と後でツッコミましたw

 

結果異常なしでした。

そして一緒に調べていた性染色体にはXYと。

 

凄く、凄く嬉しかったです。

 

検査するときには中絶の可能性も考えていたけれど、結果を待っている間も変化する身体や今の胎児の状況アプリなどを見ていると、陽性でも場合によっては産むことも・・・と頭でぐるぐる考えていたのもあり、陰性で産むことが出来るということに安堵しました。

 

すぐに夫にLINE。

夫も凄く喜んでいました。

 

そして性別について。

お互い正直どっちでもいいと思っていましたが、私は想像では女の子で色々考えてて、夫は男の子だと理想の父親になれそう!と言っていました。

 

そして男の子だったら夫が付けたい漢字を、

女の子だったら私が付けたい漢字を使って名前を考えようと言っていたのです。

 

で、仕事中にも関わらず名前の候補を送ってくる夫w

(ちゃんと姓名診断でいい画数で)

 

最初に送ってきたのはちょっと将来困らない!?と思い(キラキラネームではありません)

夫希望の漢字を使って二人で考えました。

今のところはその名前が第一候補ですかね!

 

夫「これでストッパーなく喜べるし、色々準備も出来るね!」

 

NIPTをしたことで不安を抱えたままでなく、ひとまず安心して出産を迎えることが出来るので、検査を受けて良かったです。

(費用は税込み23.5万程でしたが、その価値は大いにありました。

HPを見たら、私がやった時より安くなってるような??w)

 

色んな考えがあると思うので、これは私たちの考え・選択だったと参考程度にしていただけたらと思います。

 

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