世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

再び自遊の空へ

2019年06月12日 | 100の力
憑きものが落ちたような開放感が

ボクの全身を突き抜けた。。


同時に、肩から首筋にかけての酷かったコリが

スーッと消えた。


「あー、君はここに張り憑いてたんだね」

ボクはそういって、

右耳の後ろのうなじから

首筋のリンパを通って鎖骨へと

左の手のひらで数回さすって

「氣」を通してやった。


得体のしれない仄(ほの)かな安堵感が

身体と心を柔らかく包む。



「執着から離れようと思ったら、

それを離れようと思わないで、

霊性本位の生活のほうへと自分の心をふりむけていくと、

自然と離れちまう」(中村天風)


実践哲学者中村天風のいう「霊性本位」の生活に戻ったのだ。


「霊性」とは

自分本来の姿、と解釈した。


つまり、

「霊性心」こそが、

真の幸せ、真の健康、人間の本当の成長に欠くべからざるものなのだ。



いざ執着から離れてしまうと、

それまであった

怖れや、不安、息苦しさや苦痛、

それにやるせない寂しさという類のものが

いとも簡単に吹っ飛んだ。


狂気から正気に戻ったのだ。

今ボクは生還した。



【追記】


パスポート申請へ


パスポートの期限が半年を切った。

そこで、新たに申請へ。


      (昨日)


写真は、

今回、そのためのものと、

10年前のパスポートの写真。


           (10年前)


もしかして、

肌といい、表情といい、

10年経った今のほうがなんと若い!?


5年にしますか?10年にしますか?

区役所担当者から聞かれ、

ボクはすかさず「10年で」と答えた。


いつまでこうして旅ができるかわからない。

だから、

5年にしようかな、という思いが一瞬過(よぎ)った。


だが、

5年だと、

あと5年間しか旅しない、という弱気が心を支配してしまいそうだった。


10年にすることで、

まだまだこれから10年以上旅をするのだ、

という誓いにも似た強い想いを自分の中に仕舞っておきたかった。









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