世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

今に見ていろ!

2019年06月16日 | 100の力
昨日は最悪の日だった(It's been a hard day)。

梅雨寒。

冷たい雨がボクの心を一層深く沈めていく。

誰もいない暗い部屋にいると

心はひたすら滅入るばかり。

何もやる気が起こらない。


いくらビートのきいた音楽を流しても、

やるせない気持ちを抑えることはできやしない。

そんな悶々とした一日だった。


あー、こんな日が続くと人はウツになるのだろうなと思った。

そう、

昨日は「ウツになるには、もってこいの日」だった。


ボクは、

ウツになりたくてもなれない性格だが、

それでも、昨日は

その深淵を垣間見た気がした。


「深淵を覗くものは深淵からも覗かれている」

ニーチェの『善悪の彼岸』の一節だ。



だが、

昨日のブログを読んでくださった方々からの心温まるメッセージの数々は

心の救いになった。

本当にありがとうございます。

おかげで少し元気になりました。



さて、

これまでにも失恋の苦しみは何度も味わってきたけれど、

その都度それをバネに成長してきた。


別れ際、彼女に言った。

(昨日も書いたが、何度でも言おう!)

You mede a huge mistake.

君は大間違いを犯している。
(占い師なのに)


そして、

You'll be sorry.

後悔するぞ。

泣きを見るぞ。

から転じて、


覚えてろ!

今に見ていろ!

といった意味合いを含む言葉だ。

You'll be sorry.

悔しさがにじみ出る。



失恋や失敗(事業や受験など)は人を落ち込ませる。

多かれ少なかれすべての人にこうした経験はあるはずだ。


ところが、

それを機に、人生をダメにする人と、

より大きく飛躍する人に分かれる。

ボクは後者だ。


「苦難は、人間を作るか壊すかのどちらかだ」

Hardships make or break people.

「艱難我を玉とす」


苦しむほどに、愛は深くなる。

それは他者への想像力が働くから。(瀬戸内寂聴)



ボクは、逆境の度に成長してきた。


別れた女は数知れないが、
(ちょっとオーバー)

相手に、別れなければよかった、と思わせたい。

そうした一心で

悔しさを噛み締めて乗り越えてきた。


彼女にも、

選択の過ちを思い知らせたい。

You made a huge mistake.


愛は憎しみに変わりやすい。

だが、

憎しみからは何も生まれない。


裏切りを許し、

失意、失恋の痛みを

自らの飛躍、成長へと昇華させるのだ。


Move on to the next.

Keep going forward looking at stars.


a forward-lookingとは、

planning for and thinking about the future in a positive way,

especially by being willing to use modern methods or ideas.


常に斬新なアイデアを駆使して、

未来を前向きにとらえよう。


さあ、又一皮むけた。



これが人生の醍醐味というものだ。



【追記】

ボクは「風と共に去りぬ」が大好きである。

特に、

スカーレット・オハラ。

気の強さは天下一品。

「神よ見ていてください、私は二度と空腹にはなりません」

あの荒れ果てた大地の土を握りしめて

絶対生き抜いて見せる、という強い意志を示している圧巻のシーンだ。

何度も何度も観た。


ボクは、

逆境に陥る度に、

このシーンを思い出し、

自分を奮い立たせる。


そしてまた、レット・バトラーとの絡みがいい。

レットがスカーレットに言う。

「君はその手で幸せを投げ捨てて、

そしてぜったに幸せにしれくれそうもない物の方に向かって手を伸ばしている」

このセリフ、

そっくりそのまま彼女に捧げよう。


そして、もう一つ。

「君を愛している。

何故なら僕たちは似ているから。

欠点がたくさんあるところがね」






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