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アイルランドVSイングランド、韓国VS日本の宿命

2019年02月16日 | Weblog

地球には、類似の現象がある。アイルランドの文化は、イングランドよりも古く、ローマカトリックの伝統を残している。イングランドは、ローマ教皇を離れ、イギリス国教会を独自に拓いた。両者の関係は、根本的に相容れないので、海峡をまたぎ別の国家となってる。また、同じブリテン島の北部は北アイルランドである。このようにみると、韓国と日本との宗教文化との関係ととても類似している。日本の英語学会では、アイルランドを西欧文明の祖型とみる志向性と、ケンブリッジ学派との大きな対立がある。韓国と日本との差異は、日本の神道、浄土真宗、日蓮宗にある。民衆の国境を超えた移動でみると、アイルランドとイングランドとはアメリカ大陸への移民史にも持ち越されている。アメリカ合衆国と大英帝国との関係は、国家外交の基本となってる。アイルランド系統は、少数派である。日本の英語学では、韓国寄り、アイルランド寄りが案外に強い。例えば、小泉八雲で知られるラフカディオ・ハーンは、アイルランド人である。旧制富山高校の場合、反英国主義の意識が強く、富山湾岸社会主義の英語教育勢力圏が生まれた。かといって、政治的には臆病なので、アイルランド、韓国という弱者との連携には踏み出さないで、反米愛国主義に留まる。話がついつい富山学に入り込んだが、日韓関係の現状は「異常ではなく常態」である。非和解性が、互いの指令型経済原理の存在意義を成立させている。要は、大和族の我々が「韓国」とは敵対しても、「在日韓国人」を虐めないことである。2000年におよぶ日本と朝鮮半島と諸国との戦いは、まだまだ1000年も続く。日本の神道、浄土真宗、日蓮宗を大事にすれば、日本の持続性は保証されるとみた人物がいた。それは、徳川家康と徳川家である。彼は、韓国の朱子学を日本でうまく消化し、やがて、清朝の陽明学、考証学をそれなりに学び、韓国の儒学の硬直化に大きく差をつけた。このような宗教哲学の半島限界は、まだまだ1000年も持続する。それへの対抗原理として、日本の神道、浄土真宗、日蓮宗の深みは十分に耐えられる。その意味で、北朝鮮の脅威、さらに、韓国の反日政策は、日本列島における半島国家との軍事的な境界を明解にする日本国憲法の改正にも繋がる問題である。

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