深い悲しみと絶望の淵に

立たされていた北区の猫おじさんこと

速人です。

ブログを書こう思っても

心に開いた穴が大き過ぎて

なかなか言葉が出てこない…

愛猫ガリクソンもあとわずかで

ようやく1歳というところで

猫の難病FIPを発症し

小さな命が奪われました。

なぜ、うちのガリクソンが

なぜ、まだ1歳という若さで

なぜ、こんなにいい子なのに…

この約2週間ずっとこんなことが

頭の中でループしてました。

余命宣告を受けてから

どんどん衰弱していくガリ君を

ただただ見守るしか出来ない事に

後悔と底知れぬ悲しみに苛まれ

仕事以外では精神をうまく

コントロール出来ませんでした。

時間が経ち、考え方も変わり

今ようやく前向きに現実を

受け入れられるようになりました。

ガリ君は生前、他の兄姉猫よりも

ずっと大人しくて、

本当にこの子は猫なのか…と

思うぐらい犬たちよりも僕の後をついて

歩く甘えん坊で可愛い子でした。

ウチに来てまだ1年弱だったので

他の犬猫に比べて大きな出来事や

大変だった思い出はありませんが

とにかく、素晴らしく良い子猫だったんです。

なんせ性格が穏やかで

赤ちゃん猫のような声で

どこにいても僕を呼び探し

よく食べ、よく遊び

本当に性格のいい可愛い子猫でした。

長年生きてきた中で

こんなに毎日泣き続けたのは

初めてでした。

ただ、泣きながらも今は

外の厳しい環境の中生きてる猫たちを

考えると、ガリクソンは拾われ

短い期間でしたがスクスクと育った事を思えば

彼自身、幸せな猫生だったのかな

そう思えるようになってきました。

何より、3年前に結婚するまで

動物と暮らした経験が無かったのに

今は、犬猫のいない生活は

考えられない、という

自分自身にとても驚いてます。

今回の経験を経て

沢山の事を学び、底知れぬ愛情を教わり

そして、人間と動物の深い関わりを

これからも大切にしていきたい

そう思えるのも全てはガリ君、

キミがいたからだよ。

おじさんはこれからも

家族のみんなも大事にしながら

昔のガリ君のように可愛そうな

子たちを救うために動き

ネコおじさんの人生を全うするよ

そして、おじさんが死ぬまで

お利口さんに虹の橋で待っててね

まぁ、すぐではないとおもうけど

ではもうそろそろこのへんで…

ガリ君、今まで幸せな日々を

本当に本当に、ありがとう。