PassCode Live @ Zepp Osaka Bayside STARRY TOUR | 趣味こそすべて

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9月27日、大阪のZepp BaysideでPassCodeを観に行きました。ファンクラブの会員がほぼ会場を締めていたように思えたライブです。PassCodeのTシャツを着ている人が本当に多かった。あっ、ボクもか。

 

ライブの前にお笑いの聖地、なんばグランド花月に行ったのですが、PassCodeのTシャツをむき出しで着ているわけです。PassCodeのTシャツを隠そうとせず西川きよし師匠の漫談を楽しんでいるわけです。退場するとき妙な視線を浴びました、あきらかにオレのTシャツを見ている。同じ宗教の信者で、同じ巡礼ルートなんでしょうね。

 

ちなみにこの日は本当に街でPassCodeのTシャツをみた。大阪駅、新大阪駅で小走りなPassCode軍団、東京駅で疲労が隠せないPassCode軍団・・・、こんなにいるかってぐらい見かけた。

 

Zepp baysideはユニバーサルスタジオジャパンの隣の駅にあるんです。ユニバに行くようにはみえない黒いTシャツの人がたくさん電車のなかにいましたね。そしてZepp Baysideのある桜島駅はPassCodeのファンが完全に占拠していた。

 

Zepp Baysideに潜り込むのは大変だった。コロナのアプリがインストール済みか確認され、体温検査、顔写真付きの身分証明書をみせて、チケットを自分で切って、600円のドリンク代を巻き上げられ、ドリンクはアルコールが一切ないため、600円がミニッツメイドの小さいペットボトルに変身したのに憤慨し、やっと2階席指定席に辿り着きました。

 

大変だよ、本当に。ただその苦労を乗り越える価値があるライブでした、マジで凄かったよ。

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ラウドロック系アイドル、PassCode。

 

前回ライブハウスに行ったのは1月のPassCodeの新木場コースト2DAYS。そこからコロナ自粛期間になり、再開もPassCodeだった。

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今回は大型ビジョンの映像はなかった。

 

ライブ前にベーシストさんが前説をします。全席指定のライブです、大声を出したりダイブ等の行為はダメですが、席を立って踊るぐらいなら大丈夫とのこと。席を立つのは大丈夫なんだ。知らなかった。なんていうのか、ライブハウスでのライブですが、ホールコンサートですよ、実質。

 

ガチガチなルールを要求するPassCodeにしては立って見ていいっていうのは寛容ですね。まあ、座って静かにパチパチ拍手するような音楽ではないのは事実です。ラウドロックです。

 

PassCodeはアーティストなのかアイドルなのか分かりませんし、両者を使い分けているのも事実。ただ楽曲はラウドロック。本物のロックです。洋楽ロックフェスでPassCodeのファンになった人はボクだけじゃない、多くの人が同じははずです。

 

ライブが始まります。1階席の人は立っている人が多い。2階席は一部は立ってますが、大勢のファンが座ってみています。ボクも座っています。

 

1曲目はPassCode史上初のオリコン1位の曲、STARRY SKY。ライブが始まって驚いたよ、音の大きさに。そうだ、この『音楽を浴びる』という行為をしにライブハウスに通っていたんだ。すっかり忘れていた。音の大きさが本当にキモチいい。そしてちょっと泣きそうになった。

 

ONE STEP BEYOND 、DIVE INTO THE LIGHT、Insanityとハードな曲で攻め込みます。まずはストロングスタイルでゴリゴリのラウドロックで攻めます。Insanityはファンが吠えるパートが歌えないのでちょっと寂しく思いますが、手拍子でカバーします。とにかく手を叩きます。またファンクラブ会員が大多数のライブです。手拍子のポイントを一切間違えないんですよね。ファンが曲を知り尽くしている。楽曲が好きなんですよね、PassCodeの。

 

ダンスしながら歌うというのは消耗するのでトークタイムがあるのがPassCodeのライブの特徴です。正直、この日は特に喋りたい事がなかった気がする。いつもはPassCode伝統芸能にまで昇華した『お金の話』をステージ上でするのですが、ボクがみたPassCodeの単独ライブ史上で初のお金の話をしないライブでした。『カネカネいうな』って言われたんですかね?今思えばPassCodeの魅力のひとつではあったのですが。

 

最初はライブ中にお金の話をきいてビックリしたけど、ないと寂しい、面倒なファンでスイマセン。

 

体力が回復してライブ再開のようです。シャウトがメインのTaking You Outはファンが暴れられないのは寂しい気もした。ラウドロックはライブ向けでロックファンがいるのを前提で曲を作っているはずです。新曲のSeize Approaching BRAND NEW ERAのカッコ良さ、Tramonteの美しさに感動しつつ、GOLDEN FIRE、ATLASといった新しめの曲をヒットさせていきます。新しめの曲はカッコいいし、何の不満もないのですが、AXISを演奏しなかったのはいままで何度もみたPassCodeのライブで初だった。

 

バラードのhoroscopeでダンス、照明美、歌の素晴らしさに感動した後は2回目のトークタイムです。

 

話題がなかったのか、『初めて買ったCD』とか『プリン、ヨーグルト、ゼリー、どれが好きか?』という話題になります。1階席の人も座って聞いています。声を出すのが禁止ですからね、黙って聞いた。たまに拍手するんですが、あとはひたすら黙る。

 

ただ黙っていた。ただただ黙った。いまはPassCodeが回復する時間なんだ、この後はラウドロックが待っているんだ。黙れ、オレ。

 

関西弁の若いお姉さんの日常が見れるわけです、チケットは8000円。8000円にこのトークのお金も含まれているんですかね?・・・そんな事を言ったらダメか。ライブの前に吉本新喜劇を観に行っているのがダメかもね。桂文珍師匠の話術に唸らされた後にPassCodeのお喋りは厳しいな。比較する事自体が野暮か。

 

これといって印象的な話がなかったのですが、シャウト担当の今田さんの『初めて買ったCD?なんやろ?っていうかCD買った事がない』という衝撃的な発言には震えます。南さんが思わず『みんながCD買ってくれてSTARRY SKYが1位になったんだから』とフォローしましたが、CDを買った事をない人がいるんだ・・・。PassCodeの切り札的存在の今田さん、正直すぎるやろ。

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ライブは終盤になります。いままで『このオチのない話をいつまで聞かされるんだ?』『これってステージでする話?』『大阪の女の子の日常をラウドロックのライブで聞けるなんてある意味、貴重な体験』と心のなかで呟き、実際はただ黙っているファンを熱くさせる攻勢。どうしても再開直後はイマイチ盛り上がらないのは事実なんです。

 

ただそれを奇跡的なラウドロック、そして圧倒的な演奏でカバーするのがPassCodeのライブなわけです。

 

マイナスからプラスに強引に持って行く、力づくでね。プロレスでいうぶっこ抜きジャーマンスープレックスのような力づくなんです。技術じゃない、パワーだけで形勢逆転みたいなね。

 

Tonightで圧倒的なドラミングを味わえます。マイファーストストーリーのドラマーさんがPassCodeのバックバンドなんですが、豪快すぎるドラミングです。メッチャカッコいいよ。MISS UNLIMITED、RAYもドラムが凄かった。『一度冷めた場内の空気を強引に盛り上げるにはオレのドラムしかない!』って気概がちょっとはありそう。叩きまくっていたよ。

 

It`s youがヒットします。最近はライブの最後の曲。ファンが雑誌ロッキングオンでいうシンガロング、大声で歌うのが特徴の曲なんですが、当然歌えません。立ち上がって拳を突き上げているんですが、ファンの歌声っていうのはPassCodeのライブで重要な要素だというのを再確認した。これで終わるか・・・、近い将来、大声で歌える日が来るはず・・・って思っていたらあの曲のイントロがヒットします。

 

Club Kids Never Die!!! PassCodeのアンセム、いやラウドロック史上最高の楽曲のひとつですよ。イントロで興奮して前の席の人が立ち上がります。前の人が立ったら見れなくないます。最後だけボクも立ち上がって踊った。2階席でも大勢の人が立ち上がります。大声で歌いたいのですが、心のなかでシャウトします。

 

このライブは追加公演で事前のゼップ横浜の演目を知っています。ゼップ横浜では披露されなかったこの曲でファンが大満足しています。Club Kids Never Dieが聞けただけで大満足です。

 

約2時間のライブが終わりました。良いライブだった。色々書いてはいますが、堪能したのは間違いない。大阪まで日帰りでライブを観に行って本当に良かった。

 

『大音量で音楽を浴びる』、いつもは当たり前にあった日常ですが、それを久しぶりに味わえたのが嬉しかった。

 

ラウドロックの最高到達点、PassCodeの楽曲を大音量で浴び、カッコいいダンス、照明の美しさ、圧倒的な演奏を味わう。

 

最高でした。

 

ライブハウス最高、PassCode最高です。

 

Club Kids Never Die!!!

 

 

 

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