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旅ラン「甲州道走膝痛シ」…石和宿~蔦木宿、その6(紙ナプキンは新聞紙)

2020年07月08日 | 甲州道走膝痛シ(旧甲州街道ランニング)
アホちゃいまんねん パーでんねん!(韮崎の雲岸寺門前にて)


  
    


八ヶ岳連峰に向かって走る


二十三夜塔

二十三夜は下弦の半月が見える夜で、その時の夜中に民間信仰、月待講がおこなわれていました。
月待講は、十五夜、十六夜、十九夜、二十二夜、二十三夜というふうに色々あるのですが、街道を走っていると二十三夜塔を一番よく見かける気がしますね

なぜかを考えてみました。

下弦の月は太陽の運行に6時間進んでいて、真夜中の0時にのぼり昼間の12時に沈みます。
そのため深夜過ぎや未明に見やすいですから、「講中」と称する神聖な宗教行事としては、あたりがヒッソリと寝静まる真夜中から神々しい夜明けまでという時間帯が盛り上がりがベストであるような気がします。

だから二十三夜塔が多いのじゃないのかな、などと考えてみましたが、・・・
果たしてどうでしょうか?

チコちゃんに叱られるかな?


奥秩父山塊の主峰金峰山付近が源流となる塩川の塩川橋が見えてきました。

塩川橋を渡る



下宿交差点に突如として現れた石柱
・・・なんだろう?

鰍沢(かじかさわ)横丁?

鰍というのは日本固有種の絶滅危惧の魚でJapanese sculpin

カジカ

鰍の採れる沢なんだろうが、どこで?、それが何?

説明書きには鰍沢のことについては詳しく書かれていない。


どんな横丁なのか、みてみたら・・・



どうということのない普通の単なる横丁の通りだった。

そこで・・・

鰍沢河岸で調べたら載ってました。

---------ウィキペディアより
鰍沢河岸(かじかざわかし)は、山梨県南巨摩郡富士川町にあった河岸。近世には黒沢河岸(西八代郡市川三郷町)や青柳河岸(南巨摩郡富士川町)とともに甲州三河岸として整備され、三河岸の主力である鰍沢河岸は甲斐国と駿河国間の物流を結ぶ富士川水運の拠点で、江戸時代後期から昭和初期まで機能した
---------


ということは、この横丁をずっと行くと鰍沢河岸に着くということですね。

確かに地図で見ると、このちょっと先は釜無川の河岸で、そこに船山橋という橋があるから、そこがそうなのかもしれない。

そこで、鰍もたくさん採れたのかもしれないし、この通りも水運で相当賑やかだったんだろうね。

今は見る影もない横丁でした。


井筒屋醤油です。

ここには味噌のジェラートっていうのがあるらしい。
味噌味のジェラートはどのような味か?
まあ、味噌がついたアイスは食べてみようとは全く思わなかったので店には入らず通過いたしました。



ついに、七里岩の先端にある韮崎に着きました。
七里岩は中央自動車道を走っていると韮崎ICあたりから左側に見える連続した岩の断崖です。

写真には、その七里岩の先端に乗って聳え立つ韮崎観音がみえますね。
韮崎駅のそばのあのドでかい観音様です。

---------以下、ウィキペディアより七里岩より抜粋
概要

約20万年前に発生した八ヶ岳の山体崩壊による韮崎岩屑流(または韮崎泥流、韮崎岩屑なだれ)と呼ばれる岩屑なだれが形成した平坦地を、西側の釜無川と東側の塩川によって侵食崖を形成したものが七里岩である。


韮崎岩屑なだれの地形図

狭義には、釜無川の侵食により形成された、川沿いに連なる高さ10mから40mの断崖のことを指す。この山体崩壊した土砂の体積は約10 km3と推定されており、七里岩を生み出した岩屑なだれは甲府盆地を横断し、反対側の曽根丘陵まで達している。この断崖は国道20号から見ることができる。

七里岩台地先端部付近の空中写真(1976年撮影)
韮崎の地名の由来となったニラの葉に似た形状であることが分かる。

---------


その七里岩の突端にあるお寺が雲岸寺です。
まずは、そこに行きます。




雲岸寺本堂


本堂脇の七里岩の崖にへばりつくようにある窟(あな)観音

そこで、七里岩の先端にある雲岸寺の見所に行ってみました。


何故か、立ち入り禁止ばかり???

残念です。


そこで、今一度、雲岸寺の門前に戻り、
残念な思いを込めて
写真を撮りました。


明石家さんまの「パーでんねん」の恰好で一枚!



さて、今日の旅ランはこの辺りでひとまずやめて、近くで宿泊する予定でした。
が、周囲を見渡すと何となく寂しい町なのでした。

しかも、自分にとっては旅ランの大事な行事である「行ってみたいと思う居酒屋」が韮崎にありません。

検索しても思うようなところが見つかりませんでした。



そこで、急遽、甲府まで電車で戻り、甲府市内のホテルに泊まることにしました。

甲府市内なら何でもありますから。

戻る車内で、ホテルと居酒屋をネット検索しながら帰りました。



甲府駅に着き、車内で予約したばかりのホテルへ向かう途中に甲府城(別名、舞鶴城)がありました。
まだ暗い時間ではありませんし、おそらく二度と来ない城であろうことを考え、折角なので立ち寄ってみました。


甲府城は舞鶴城公園という名になっており、自分はココから入りました。


黒鉄門(くろがねもん)

城跡の地から360度周囲が見渡せました。


甲府市内を望む(中央に富士山)



ここから10分くらいの処に今夜泊まるホテルがありました。



それは先ほど午前中に走って通った街道沿いにありました。
道幅に特徴(急に広くなる)がありましたから、すぐそうだと分かりました。

ですから、あの柳町大神宮の近くなのでした。



チェックインしてすぐ風呂に入り、一休みしたのち居酒屋探訪ににでかけました。

ネット検索した結果、そこそこ有名そうな「どてやき下條」という食ログ3.55のお店に決めました。

場所も柳町大神宮のそばでした。


お店まで、なるべく直線距離の近道を通りたく、甲府の夜の繁華街を通っていきました。
そこは、小さなスナックや居酒屋などのお店が沢山並んでいて、昭和レトロな、まるで吉祥寺のハモニカ横丁、新宿ゴールデン街のような渋いところでした。

ただし、不思議なことに全くシーンとして人気がないのでありました。
いわゆるシャッター通りならぬゴースト飲み屋街なのでした。

どうしちゃったんだろうか?



まだ、明るくてお店に入りにくいので本陣があっただろうと思われた柳町大神宮の周りを歩いてみました。


ガソリンスタンドのすぐ裏が300年を超える超老舗の糀屋(藤井屋糀店)でした。


工場内(藤井屋糀店のHPよりお借りしました)

自分も味噌づくりをするので、近所にこういうお店があったらなぁと思います。



(写真はお店を出た時に撮りました)

まだ、明るかったのですが、街道沿いのお店に入りました。
すでに客は10数名ほどおりました。


座ると注文せずとも勝手にどてやきが3本出てきました。

自分はそれに大好きなゆで卵を追加しました。

味はとても良かったですね。

そして、ビールを頼むとコースターは

・・・新聞紙です


紙ナプキンはぶらさがった新聞紙なのでした。
ライターもぶらさがってましたね。


これは俺の好きな昭和の居酒屋ですね

そういえば、昔は紙は貴重なものだったから、何でも新聞紙を利用してましたよね。

トイレットペーパー(昔は、落とし紙と言った。)にも、お弁当の包み紙にも、焼き芋屋の袋にも使われていて、見た目は貧しくても大変エコなのでした。

シャワートイレの現代じゃ考えられませんね。



ビール2杯、梅酎割焼酎1杯を飲み、どてやきを追加6本ほど食べて帰りました。

もうすでに辺りは真っ暗です。




帰りがけに見かけた特浴 石亭

特浴ってなんだ?
とは思いましたが、なんとなく店の雰囲気でソープランドだろうなと理解しました。

ただ、後日ネット検索したら
①特浴=特殊浴場(ソープランド)
②特浴=機械浴や特別浴ともいわれ、特別養護老人ホームや身体障害者施設等で、入浴する方の障害に応じて、さまざまな特殊浴槽を利用した入浴のこと

と2つの意味があるのでした。

ただ、①と②を混同しないため①の特浴は「トクヨク」と表示することが多いようです。
風俗特報を参考にしました)

とても勉強になりました、ハィ。



灯りがあかるくて、綺麗な道の通りもお客がいません?


ちょこっと脇道に入っても人気無し

実に寂しい限りです。



なんとなく、〆のラーメンを食べてホテルへ帰りました。

そして、ホテル傍のファミマで缶酎ハイを買ってしまい、部屋で飲んでるうちに布団もかけずにベッドで寝転んでしまいました。

バカですねぇ→
いやいや、
アホちゃいまんねん パーでんねん!


(つづく)


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