ここはシングルマザーを幸せにするコミュニティー。日本シングルマザー支援協会代表の江成道子です。
【自治体に「シングルマザーが自立するためのたった3つのstep」をお伝えしています】
ここのところ自治体を回っています。
多くの市役所のひとり親の担当者にお会いさせていただき、「シングルマザーが自立するためのたった3つのstep」をお伝えしています。
2002年の児童扶養手当の法改正の時に、受給5年で児童扶養手当半額ということが決まりましたが、あれから18年経っても、5年で自立(児童扶養手当を卒業する収入)させる施策が無く、凍結状態となっています。
日本シングルマザー支援協会のシングルマザー支援は、収入を上げることが可能な人でも、その方法を知ることができずにいる、ということに着目しており、また、収入を上げる方法を教えてくれるところもないので、教えるところは日本シングルマザー支援協会です、という立ち位置を作ってきました。そのほかの支援は既に自治体でも充分にありますし、その他の団体もやってくれています。
今月に入って既に7つの自治体に伺っていますが、担当者によってマチマチという印象です。
積極的な方も少なくなく、「これができれば確かに理想的です」と前のめりになってくれた人は半数以上です。
その方々がおっしゃる言葉は一緒で、「これは自治体ではできません」これをちゃんと言ってくれるんです。
シングルマザーの自立支援は、企業と繋がっている民間と一緒でなければできません。
日本シングルマザー支援協会では、企業への理解を求める活動と、ひとり親の働きやすいキャリアアップを企業に伝えることもずっとやっていますし、3つのstepの3つめは定着支援なので、就労後1年間のサポートも企業と一緒にやっています。
実績として、年収もシングルマザーの平均年収の1.8倍になっていますし、定着もこの仕組みを使わずに就職した人たちより高いです。
実績も出たこともあり、自治体を回り、今は自治体の理解を求める活動を始めています。
会ってくれるところはまだいいとしても、電話で「もうひとり親支援は充分にうちはやっているので」と断られることもたまにあります。
当事者として「あったらいいな支援」なので、やっていることはないんですが、たぶん課題に気づいていないんだと感じています。
【世帯主としての仕事選びを】
自治体に置いてあるチラシを見ると、
「事務職の選び方」事務職ではかなりのハイスペックでない限り、40代前後のシングルマザーが児童扶養手当を卒業できる年収になることは無理です。
「医療事務を取得して医療機関で働こう」医療事務はパート主婦向けの資格なので、世帯主が選択する仕事ではないです。
「子どもが小さいから派遣で」派遣社員は30歳までかな・・・ずっと続けていると次第に次の仕事が狭まってしまいます。
「初任者研修取得」介護はとても良い仕事ですが、施設選びを間違えると、二度とやりたくない仕事になってしまいます。
「パソコン教室」パソコンができるだけで就職できる時代ではないですね。
無駄なものはないんですが、もちろん。世帯主として就職に繋がる内容はないんです。
企業が求めるのは「主体性」です。
自ら仕事を積極的に取り組んで欲しい。いういったマインドが最も重要となります。
ただ、忙しい中真剣に話を聞いてくれる自治体の方が圧倒的で、草の根活動のような地味な活動ではありますが、一昨年の横浜市からはじまり、相模原市、大阪市、静岡市、川崎市、千葉市と、今は上手に連携を取らせてもらっています。先ずは知ってもらうことから。
理解がどんどん深まっていくことに日々喜びは感じています。自治体も企業も素晴らしいです。
そして、それは子どもたちの可能性へと繋がっていきます。
シングルマザーチャンネル!配信はじめました。
完全保存版
チャンネル登録お願いします。(^^)
シングルマザー支援協会
登壇させていただきました。
ごらんください。
絶賛発売中!
宜しくお願いします。
毎日のメルマガには、シングルマザーが自立するための、どこにもない情報がたくさんあります。
あなたに合った情報を活用してください