合格第1号!! | 勉強で困らないために

勉強で困らないために

成績が上がらない。そもそも勉強しない。「どうすれば?」よりも「どうあるべきか?」
教育の王道を突き進む『学習塾LOGOS』(福岡県春日市・太宰府市・大野城市)の代表が考える勉強の本質とは。

例年通り、
合格第1号は、小学生。

受験生と言ってもまだ小学生。
中学入試の問題は、小学校の基礎内容の枠を大きくはみ出るので、授業でも解けない問題の方が多く、授業中に泣き出してしまうことも一度や二度ではない。

習ってないよー。こんなの。

知ってる。(笑)
だからいま説明しただろ!?

そんなんいま聞いたからって、すぐできるワケない!!

それも知ってる。
だから、練習してるんだ。
頭を使え。考えてみろ。

これの繰り返し。

試験当日も問題が難しくて泣き出してしまわないか、本気で心配したほどだ。(笑)


普通は、中学受験の場合、徹底的にテクニックを仕込む。
あらゆる問題をパターン化し、頭に貼り付けていく。
しかし今回はそれをやめた。
本人に合わないと思ったからだ。
1日1問。
難問をじっくり考えて解く。
その正解までのプロセスを一緒に考え、考えることを最優先した。

そして・・・受験当日。

泣き出すどころか、最後までしっかりと戦って見事に合格してみせたのだ。

彼は受験勉強を通して成長していた。
合格という結果もすばらしいが、それ以上に人としての成長の方が喜ばしい。



実は、logosでの難関私立中学受験はこれで最後と決めている。
理由は諸々あるが、
まー今後は大手塾さんにお任せしましょう。

しかし、終わってみると苦しい思いもたくさんしたが、それ以上に楽しい時間だった。

中学受験の勉強は「知恵」の宝庫。

子どもの可能性は無限大で、
好奇心や興味を持つ範囲も広い。

中学受験には、子どもの興味や好奇心をそそる問題が多く、できれば一人でも多くの小学生が触れるべきだと思う。

小学生から受験、とか、私立中学に入りたい、とか、そういうことではなく単純に小学生の可能性を広げることに大きな意味がある。

今後は、受験とか関係なく、小学生たちに考える楽しさを伝えたい。