我々が点数にこだわるのは、それがもっとも自信になるということと、努力の成果を感じて欲しいからだ。
「やったトコが出ましたよ!」
とか、
「初めて全部解けました!」
などと報告してくれるとき、その目は輝き、達成感に満ち溢れている。
何がきっかけになるか分からない。
よく耳にする「褒めて伸ばす」というのは、小手先のことで、いくら褒めても「本人が実感する達成感」には到底及ばない。
結局、自分が納得できるかどうか。
そこが一番重要なのだ。
そのために、logosがもっとも気にかけていることは、
テスト本番の「見たことある問題」「やったことがある問題」の確率を上げること。
そうすれば、テストが終わって、万が一結果が悪ければ、自分の準備の甘さが分かるし、努力の足りなさを感じることができる。
テストは「わかる・わからない」ではない。
どれだけの準備ができたか、だ。
目的を明確にし、それに向かって最短距離の努力をする。
これは、一生つかえる「技術」だと考えている。
言い訳無用。
結果は練習量にのみ左右される。
うまくいかないときに、どういう動きをとるか。
人の人生は、それの積み重ねである。
今回のテストできっかけをつかんだ生徒も必ずいる。
次、また次と、成長していって欲しいものだ。
さて、テストの「やったことある」率を上げるためには、相当数の問題を解かなければならない。
それに慣れた生徒は、他にどんな問題があるのか、まだ準備が足りないのではないか、などを考えて行動するようになる。
生徒の発想の枠を広げ、行動に変えさせること。それが「教育」であろうと思う。
課題を見つけ、対策を立て、改善していく。
どの業界にも必要なことだと思っている。