祈りなのか呪いなのか | 雨の日も風の日も IN アメリカ

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在米25年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続22年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

会社のシェリーの娘、ナオミ(仮名27歳)が春に婚約したと言うブログを書いたことがありました。

 

やっぱり出したサイドノート

 

婚約した男と言うのが、サウスサイド出身のゲトーな男で(やめなさい)、

 

元々結婚どころか、付き合う事にも反対だったシェリーですが、

 

子供も27歳となると立派な一人の大人、親の言う事を聞くわけがありません。

 

ナオミは、すぐにでも結婚してベイビーが欲しいと言って、ピルを飲むのをやめると言ったり、

 

浮かれポンチで仕事もミスばっかしていました。

 

最悪クビもあり

 

ところが、社長が亡くなった夏の辺りから彼女も心を入れ替えたのか、

 

仕事に集中するようになり、メキメキと業績を上げ、別人のようになりました。

 

そして、元から問題が多かったこの婚約者と婚約破棄、

 

それだけじゃなく、完全に別れる事にしたそうです。

 

それを聞いたシェリーが言いました。

 

私の祈りが神に届いたわ!

 

彼女はカトリック教徒で、子供もカトリックのお金持ちの子が行く私立校に通っているんですが、

 

子供も洗礼を受けてカトリックになると、年間の授業料が半額になるということで、

シェリーがほぼ強制的に息子をカトリック教徒にさせたました。

でもその子が学校の作文で、「僕は本当はジューイッシュになりたかった。」と書いて、

学校から反省文をかかせられたこともありました(笑)

 

そんな信仰熱心な彼女ですが、この婚約破棄に関しては、祈りをささげた、と言うより、

 

呪いをかけた、


に近い気がします(やめなさい)

 

それで別れる事にしたのはいいのですが、

 

今までこの男と一緒に暮らすのにナオミのクレジットカードを使ったり、

 

ローンを組んだりして無駄金使ってきたので、

 

その総額が日本円にして300万円くらいになったらしいです。

 

それでシェリーが、よりを戻さないことを条件に、その借金を全部払ってあげることにしたらしいです。

 

まあ、シェリーにとっては、300万なんて鼻くそ程度の額ですから、

 

こんなに安く事が済ませられるのなら、万々歳でしょう。

 

と思っていたのですが、シェリーがこういいました。

 

シ 「このお金、Dad(無くなった社長)の口座から払うわ。

 

きっと彼が生きていたら、そうしていたと思うし。」

 

えっと、確かアナタ、 社長がナオミとブランドンのハワイの旅費を出したのを知ってブチ切れませんでしたっけ?

 

まあ、今となっては、死人に口なし、死人に口座なし(そんな名言ありません)


社長の口座も結局は彼女のモノなので関係ないのかも知れませんが。

 

結局この後、二人は一応別れたようですが、
 
この後もまだまだ法廷に立つことになり・・・
 
これはまたいつかのブログで。

 

 


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