悲惨な事件 | 雨の日も風の日も IN アメリカ

雨の日も風の日も IN アメリカ

在米25年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続22年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

ほんと今更?って感じですけど、会社のシェリーの娘、ナオミの話の続きです。

 

って、いつの話だよって感じでみなさん覚えていないと思うので、

 

今までの流れを説明するとこんな感じ。
 

ナオミ、元カレとの時に出来た借金300万円を、元カレとはよりを戻さないことを条件にシェリーが全て肩代わり。

 

 

元カレと別れた数日後、元カレではなく、そのいっこ前の元元カレのエリックとよりを戻す(え?)

 

 

その後いろいろあった(は?)

 

 

悲惨な事件が起きて、シェリーとナオミは絶交状態。←今ここです。

 

今までの話はこちら↓

 

しかれたレールは心地よすぎてつまらない?

 

で、今日はこの「悲惨な事件」について。

 

去年の6月に50歳の誕生日を迎えたシェリーが、

 

自分への誕生日プレゼントとしてフレンチブルドックのエンゾウ(犬の名前)を買った(飼った)んです。

 

誕生日プレゼントと言いましたが、ちょうどその頃、父親である会社の社長が闘病をしていて、

 

その辛い時期を支えてくれたのがこのエンゾウだったと思います。

 

エンゾウがいなかったら、きっとあの頃の彼女は精神的にもっと辛かったと思います。

 

父親の看病で一時も彼のそばから離れなかったシェリーが、

 

当時まだ子犬だったエンゾウを外にトイレに連れ出したその数分間の間に社長は息を引き取ったそうです。

 

シェリーは、父の最期を看取れなかったとを後悔していたようですが、

 

私が思うに、きっと社長は自分の最期を最愛の娘に見せたくなかった、これは彼の愛情だったと思います。

 

シェリーはエンゾウを連れて犬連れ出勤してきていたので、

 

彼女だけでなくて私達にとっても、エンゾウの存在は心の癒しとなっていました。

 

長くなりそうなので、この続きはまたいつか。

 
 
って、冗談です
 
(やめなさい)
 
去年の11月のある日の事、週末家を留守にすることになったシェリーの代わりに、
 
ナオミがエンゾウを預かることになりました(この頃はまだ仲がよかった二人)
 
ナオミの家には犬が6匹くらいいて、全部大型犬です。
 
子犬のエンゾウを預かったナオミでしたが、
 
夜、犬達が寝静まった後に、よりを戻した元元カレのエリックとデートに出かけ、
 
犬達を家に置き去りにしたらしいのですが、
 
どうやらその留守中に、大型犬の一匹がエンゾウをかみ殺したらしいのです。
 
ナオミが朝方家に帰ってきたときには、既にエンゾウは亡くなっていたそうです。
 
もうそれだけでも悲惨な事件だと言うのに、
 
ナオミはなぜか母親のシェリーに対して謝罪の一つもなし。
 
今のナオミは男の事しか頭にないバカ女で、
 
シェリーに内緒で元元カレのエリックとよりを戻し、
 
それがバレないように、携帯のGPSをブロックしてエリックの元に行ったので、
 
シェリーの大切な心の癒し、子犬の命を奪ってしまったことよりも、
 
エリックとの関係がバレてしまった気持ちのほうが強いのでしょうね。
 
自分目線でしか物事を考えられないバカ女。
 
典型的な男で身を亡ぼすタイプです。
 
エンゾウの事はシェリーだけでなく、私達にも大きな心のショックを与えました。
 
週末開けて会社に出勤してきたシェリーは、見ていて痛いたしいほどのやつれようで、
 
社長が亡くなった時でさえ、頑張ってみんなの前では凛としていたのに(それはそれで痛々しかったですが)
 
この時の彼女は、その時とは比べ物にならないくらいのやつれようでした。
 
人間って、魂が抜けるとこんな感じになるんだ、みたいな。
 
シェリーの旦那さん曰く、結婚20年間でシェリーが泣くのを2回しか見た事がないけど、
 
その2回目がエンゾウが亡くなった時だったと。。。
 
ってか、え?
 
2回しか泣いたことないの?
 
それもすごいわ・・・
 
どんだけ強い女なのでしょう。
 
いろんな意味で(笑 やめなさい)
 
その涙ももちろん旦那さんの前で見せるのではなく、
 
シャワーに入っている時に一人で泣いていたらしいです。
 
ってか、そうなると1回目の理由もとっても気になります(笑 やめなさい)
 

この事件から4か月近くたった今、私達からみたシェリーは、いつものシェリーに戻りました。

 
そしてナオミはエリックと同棲を始め、
 
元々エリックは最低な男だったので、それを知っている人々はみな、二人の付き合いに反対しているのですが、
 
ナオミは、反対するシェリーを始め他の人達もFBでブロックするなど、
 
自分から離れていきました。
 
ちなみに、私もFBブロックされたようです(爆)
 
全然いいけどね?
 
ってか、ブロックされたことすら気づかなかったわ。
 
ところが、この時の私たちはまだ知りませんでした。
 
私達が気づかないところで、ナオミがもっと大変な問題を起こしていることを。
 
この続きは、また忘れた頃にいつか(いや、オイ)