火のないところに煙はたたない | 雨の日も風の日も IN アメリカ

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在米25年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続22年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

ちょっと前の話なので、忘れた部分も多いのですが、

 

マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー番組、 Leaving Neverland を見ました。

 

マイケル・ジャクソンによる児童性的虐待疑惑を取り上げたドキュメンタリー作品で、

 

当時(80年代後半から90年代にかけて)、マイコ―に性的虐待を受けたと言う男性2人がその経験を語るんですが、

 

まあね~、火のないところに煙は立たないと言いますから、

 

きっと実際にマイコ―から性的虐待は受けたのでしょう。

 

だとしたら、それは許されるべきことではないのですが、

 

でも私的にはなんで今更?って感じです。

 

虐待を受けた二人曰く、当時からマイコ―に口止めされていて、

 

ほぼマインドコントロールされた状態だったので、当時は何も言えなかったと言っていますが、

 

それでも一番最初にマイコ―が他の子を虐待した件で逮捕された時、

 

彼ら2人にも事情聴取が入ったのですが、その時ですら何も語らず、

 

むしろ自分達が長年に渡って受けてきた性的虐待をの事実を隠し続けた二人。


(その後マイコーを訴えたけど不起訴になったらしい)

 

なのにここに来て、突然のドキュメンタリー作成。

 

やっぱりそうなると、「なんで今更?お金欲しさ?」と言われてもしょうがないかも、と思ったり。

 

だってなんせ、死人に口なしですから(やめなさい)

 

100%事実だったとしても、罪を償うべきマイコーはこの世に存在せず、


マイコ―にも残された家族はいるわけで、家族にとっては悪夢でしかないでしょうね。

 

今こうやってドキュメンタリー作品を作った理由としては、

 

公開することによって自分と同じような経験をした人を救いたい、と言う事らしいです。

 

私がこのドキュメンタリー見ていて一番ビックリしたのが、

 

この男性二人(当時は7歳とか8歳)の母親達が、

 

自分の子供達をマイコ―の家に寝泊まりさせていたこと。


一度や二度ではなく、何年にも渡り。

 

時代が違うとは言え、ちょっと考えられないですよね。

 

多分、マイケル・ジャクソンって言う名前、

 

そして人を信じ切っていたって言うのもあるかも知れませんが、

 

親として、自分の子を成人アダルトと寝室を共にさせるなんて、あり得ないかな~と思いました。

 

そして、ほんとに子供の変化に何も気づかなかったのか。

 

ちょっと話は違いますが、R・ケリーに性的虐待を受けた未成年の女性いわく、
 
彼女の両親は、いざとなったらこの事を餌にケリーをゆすれるので、
 
その一部始終をビデオに撮っておくように子供に言ったとか。
 
性的虐待、そしてハラスメントは、いろんな場で起きていますが、
 
火のないところに煙はたたない。
 
なのできっと当事者しか知らない事実があると思うのですが、
 
なんでみんな、後になってから訴えるのでしょう?
 
やっぱりその時は、その勇気がないのでしょうかね。
 
まあ、わからなくもないけど。