これからは自分の体も大切にしようって言う年齢なのね | 雨の日も風の日も IN アメリカ

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在米25年。 アメリカ人旦那との間にティーンのハーフの男の子がいます。 アメリカの企業で企業管理者として勤続22年、フルタイムで働いているワーキングマザーです。 そんな私のごくふつ~の日常日記です。

会社のジャネスのお母様が大腸がんの手術をしたんですが、

 

その時にドクターがジャネスにも内視鏡の検査を進めたらしいです。

 

って、一言で言っても、医療費の高いアメリカ。

 

お母さんの医療費や処方箋のお世話もしている彼女なんで、金銭的にはあまり余裕がありません。

 

そこへ、会社のシェリー様が言いました。

 

「会社が検査代出すから検査を受けなさい」

 

こういうところあるんですよ、彼女。

 

検査っていくらくらいかかるんだろう?

 

先ずは、私たちの入っている保険は1000ドルのDeductibleを最初に払う必要があると思うので、

 

軽く1000ドルはする気がします。

 

ジャネスは泣いて喜び、早速シェリーの友達のドクターに予約の電話を入れることに。

 

ちなみにシェリーのご近所には、医者をはじめとするいろんなお金持ちが住んでいるので、

 

何をするにも顔が広いシェリー。

 

ちょっと体調が悪いと、先ずはご近所さん(ドクターたち)に相談、

 

緊急を要する場合はドクターが手配してくれて、

 

普通だったら予約に何週間待ちとかあると思うのですが、

 

翌日に予約入れてもらうとか、優先されているみたいです。

 

世の中結局金か(やめなさい)

 

このドクターは内視鏡検査前のプリパレーションの食事、ハッピーボックス(だったかな?笑)

 

と呼ばれるものを世に出した(出そうとしている?)、アメリカで唯一のドクターとの事。

 

普通は内視鏡検査前は、なにやら特別な液体を1ガロンくらい飲んで、腸内を全部綺麗にするみたいなんですが、

 

このハッピーボックスは、3食、2スナック、そして下剤的なモノが入っていて、前日の準備もそう大変ではないとの事。

 

シェリーと旦那さんもこのドクターの案(ハッピーボックス)に投資をし始めたばかりと言うことで、

 

そのドクターが直々、シェリーに挨拶をしに会社に来ました。

 

その時にドクターが言いました。

 

「最近は50歳ではなく、45歳から検査を受けるように呼びかけてるんですよ」

 

げっ。

 

あと5年間あると思っていた私は、なにやら嫌な予感がしました。

 

その勘は当たり、シェリーが私をみて言いました。

 

「アナタ45歳よね。アナタも検査受けなさい。私が費用出すから。」

 

マジで?

 

ってか、嬉しいような悲しいような(笑)

 

まあでも、出すって言ってくれてるんだから、気が変わらないうちにやっとくか^^

 

私はほんと医者嫌いなんですが、いつもこうやってシェリーがほぼ強制的に検査を進めてくれるので、

 

マンモにも行ったり、インフルエンザの予防注射を受けさせられたりしますが、

 

ひょっとしたら将来彼女は私の命の恩人になる可能性もあるかも知れませんね。

 

ありがたいことです。

 

取り合えず今は、会社でダイエットコンテストをしているので、

 

最後の体重測定前にこのハッピーボックスを食べて腸内のものすべて出し切りたいと言ったら爆笑されました。

 

え?

 

私、冗談で言ったわけではなかったんだけどな(笑)