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続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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January 4, 2019
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年末年始はブルサでイーネオヤ千本ノックをうけていました。(お友達が・・・)
外は寒いし、遊びに行くところもないし、実は放置のチャンスもあまりなく(半径5m以内のところに常にいたので放置したつもりはないのですけど)、私は退屈をしていたわけです。

で、イーネオヤを作る先生の手があまりにも早いので見ていたら、なんだか理由はわからないのですが、ひゅるひゅるくるくるって感じが私の脳内イメトレで出来上がって、自分でできるような気がしちゃったんです。

針と糸を借りて先生にスタート部分を教えてもらってやってみました。
イーネオヤ。
千本ノックで使われていたブルサのシルク糸で。
ただし、針は糸のサイズに合わない針穴の大きな太いのを使いました。




そしたら目のデコボコ加減は置いておいて、不思議なことにすっと三角作れちゃいました。
普段のエア・イーネオヤのおかげで、知らずのうちに結び目の作り方は知っていたんですね。
目の作りの理屈はわかっているので、糸がどっち向きにどうかかればいいのかもなんとなく・・・。


(恥ずかしいから見えないレベルで小さな画像を)

それよりもなによりも糸が軽かったんです。
針に糸を巻いたら、それをぎゅっと持つ必要もなく、力も入れずにすっと引くだけでスルスルと自然に目が結べてしまう。
糸が絡まることもなく、本当にすっと、です。

シルク糸で結び目を作ったのはもちろん初めてなんですが、その前と言えば25年前に一度だけイーネオヤとは知らずにナイロン糸で三角を作らされたことがあるだけ。その時にうまくできなくて面倒になって二度とやっていませんし、イーネオヤと意識してやったのは今回が初めてです。

つまり、全くの初心者です。
もっといえば針と糸を持つのも学校卒業して以来、ボタン付けやったかな? ってぐらいです。
だからイーネオヤでシルク糸を扱えるのは上級者になってから・・・なんてイメージ持っていましたが、今回は糸がシルクしかなかったのでシルクを使ってみたところ目からうろこでした。

私はナイロンやポリエステル(人工シルク糸を含む)でのイーネオヤ経験がありません。
そもそもイーネオヤの経験自体がありません。
でも思ったのですけどイーネオヤ初心者がシルク糸で始めるのもありなんじゃないかって。
すっと結べる感じが、今まで見てイメージしていたギューッと引くイーネオヤと違って目の作りやすさを感じちゃいました。

もちろん作るものによって(特にアクセサリー類)はシルク糸じゃない方がいい場合もあるかと思います。
でも今回のように初心者が練習で三角作ってさらに茎と葉を作るとか、新しいモチーフを覚えるときにシルク糸もありえるんじゃないかというのが、今回の個人的な感想です。




私が「シルク糸って意外とやりやすい」と言ったら、シルク糸もポリエステル糸も人工シルク糸も使う先生が「それはそうよ、シルク糸の方が簡単なのよ」と言ったのも、シルク糸への抵抗をなくしてくれた理由かもしれません。
それよりなにより先生の教え方が上手だったのかも、って今になって思います。
構えず、自然にひゅるひゅるくるくる、すっ、でいい。

シルク糸と言っても、タウシャンル仕様の撚っていない糸を使うにはまず撚るところから覚えなければなりませんが、ブルサのシルク糸は双糸の6本取りの刺繍用として作られ、イーネオヤを作る人はそこから1本ずつ抜いて使うので撚る必要もなく、そのまま使えます。

イーネオヤの目の作り方は実は単純明快、それさえマスターしたら、あとはいかに目を綺麗に作るかが課題の手芸です。
結び目が作れたーってだけで喜んでいる私では全く参考になりませんが、細かい仕事が好きで、ちょっと器用で針仕事に慣れている人なら、確実に私より上手にスタートできて上達も早いのではと思います。

と、まるで商品宣伝のためのような内容なんですが、この私がブルサのシルク糸だからこそ糸を絡ませずに三角を作れたことは事実。




個人的なやりやすさや好みもあるし、ポリ糸でスタートした人がシルク糸で作るのと、全くやったことがない人がこのシルク糸で始めるのと、きっと作り手によっていろいろ感想はあると思いますし、反論もあることでしょう。
でも少なくとも初心者にはシルク糸「無理」というのはない気がします。

これはぜひみなさまにも試してもらいたい。
そう思って、いままで小売りは事情があってしなかったシルク糸ですが、1本から買えるなら試してみたいと言う声も多く、これ以上お待たせするわけにもいきませんので、少しの期間、現在の在庫301色を1本から選んでご購入していただけるようにしました。

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Last updated  January 4, 2019 10:33:36 PM
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