神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

おまかせ工房のブログ 商品をわかりやすく説明しています。

双目織りと引目織り 上敷き製作としては二大巨塔の織り方だけど・・・

上敷きらしい柔らかさなら双目織り しっかり堅めなら引目織り

おまかせ工房ではランク6,ランク7、ランク8の上敷きを「双目織り もろめおり」で作っていて、ランク9の上敷きを「引目織り ひきめおり」で作っている。

双目織りと引目織りは全く違う織り方をするけど、知らないと全く違いがわからないと思うから、せっかくなのでそこのことについて書いてみたいと思う。

 

上敷きというのは畳の上に敷くものです、そのため「上に敷く」と書かれていることからもわかる、昔々から日本ではあるもの。

基本的に上敷きというのは「双目織り」で作るものなんですね。

畳で使われているゴザ部分のことを「畳表 たたみおもて」と言うけど、その畳表の織り方は「引目織り」が一般的だ。

まずは違うってことはわかったと思います。

 

双目織りというのは柔らかい、踏んだときに軽く柔らかさを感じる。

その反面、引目織りというのは硬さを感じる、踏んだときに畳と上敷きの隙間がないように感じる。

え~~~そんな違い興味ないぜぇ~~~という人でも、踏み比べると一発でわかるぐらいの差があるから、双目織りにするべきか引目織りにするべきかは判断をしておくと和室ライフの楽しみが増えます。

 

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違う違うと言ってみても、い草だろ、、、と思うはず。

双目織りには双目織りに適したい草を使います、引目織りには引目織りに適したい草を使うわけですよ、これを入れ違いにして「なんでも同じ」ということで作ってしまうのが格安品の上敷き。

 

それから同じ大きさであれば双目織りより引目織りのほうが多くのい草を使う。

これは同じ大きさの上敷きで作ったときの「重さ」が全く違うからすぐにわかる。

引目織りはズシッと感じる・・・というか比較したことがないと伝わらないかもしれないけど、多くのい草を使うということは知っておいてもいいと思う。

 

まぁ、あれこれ言ってみたところで決定的に違うのは感触だと思う。

素足でも靴下でも足袋でもその感触の違いははっきりわかる。

柔らかめが好きなら双目織り、堅めが好きなら引目織り・・・こんな違いかな。

和室でゴロゴロするのが好きな人なら肌感覚が全然違うから好みがあると思うので、織り方の指定買いを必ずしてくるよね、そのぐらい違う。

 

 

引目織りのござ ランク9 江戸間五八間6畳相当

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興味のある方は是非ご覧ください。