新型コロナウイルスの感染拡大が 深刻になっている今
持病がある私の両親と 義父母
心配が4倍になるところでした
8年前に 入院から18日目に逝った父
去年の夏 入院から1週間で逝った母
二人とも70歳代で 少し早かったけど
私の心配は おかげで半分になりました
そんな逝き方がいいな なんて
ちょっと憧れたりなんかして・・・
「子孝行」の両親と 1歳違いの弟
私の家族の原点の 何気ない日常を
記憶をたどって 書いてみようかな
と思いました
父のことは 以前 いくつかエピソードを書きましたが
文章にすることで 自分の気持ちが整理され
救われました
先日 ダンナさんが行った告別式
会葬御礼の文章は 亡くなったお父様への
家族の愛が 溢れた文章でした
最後は 認知症になってしまったけど
普段のお父さんは たくさんの良い友達との
ご縁に恵まれ
人生を楽しんでいたとのこと
私も この娘さんと 同じ気持ちかも
私のお父さんとお母さん こんな人だったよー って
こんなふうに育てられて 私みたいなのが
出来上がったよー って
そういえば・・・
21歳で結婚したとき
「早くお嫁に行って淋しい というより
自分の作った作品が 認められた感じで
すごく嬉しい」
母が 言ってたなぁ
やっぱり 私って作品だな (笑)
一人の人間が 突然いなくなっても
世の中はいつもと なんら変わりなく過ぎていく
それが 当たり前なんだけど
こんな人が 生きていたっていうのを
何か残したいという 思いと
思い出を 書きだすことで
父として 母としてだけでない側面が
見えてくるような 気がします
いつかは迎えると 覚悟していたはずの 両親の「死」
受け入れ 消化する作業に
しばらく お付き合いくださいませ
私たち家族のエピソードが
どこかの 誰かの 子育ての
お役に立てれば 幸いです