下痢の時の食事と治療について

下痢の時の食事と治療について

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

さて、今日は健康習慣のテーマ「下痢」についてお話ししたいと思います。ご参考になれば、幸いです。

シャキ!

ここでは、下痢になった時の食事はどうする?治療法は?についてお伝えします。

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下痢とは?

下痢になると、便が軟便になったり水様便になる他に、腹痛、嘔吐、発熱などの別部位の不調が伴う場合もあります。

特に大腸では水分が吸収されなくなる脱水症状には注意が必要です。

下痢の時の便の状態

水様便:水のようなほぼ液体状の便
泥状便:水様便よりは、ドロドロした便
軟便:非常に軟らかくほとんど形がない状態
粘血便:粘液や血液が混じった便

下痢と共に起こる症状

・腹痛
・嘔吐
・発熱
・脱水症状(腸が水分を吸収しなくなるため)
・食欲減退
・体力の消耗

一般的な下痢の原因

・冷たいものを飲食しすぎ
・暴飲暴食
・ストレスなど精神的なもの
・油を多く含むものをたくさん食べたとき
・香辛料などの刺激物を多量に食べたとき
・早食いでの消化不良
・アルコールを飲んだとき
・お腹を冷やしたとき
・腐ったものや有害なものを食べたとき
・O157などによる食中毒
・感染性胃腸炎や風邪などのウィルスによるもの
・薬などによる副作用
・病気による慢性的なもの
・お腹がゆるくなる食品を大量に摂ったとき

高齢者の方が下痢が続くようなら、上記の原因に該当する項目があるかどうか確認してみましょう!

下痢の時の食事

下痢に良い食事は?

・おかゆ、うどん、豆腐、半熟卵、白身魚、鶏ささみ
(※うどんは煮込まないと消化によくないともいわれる。)

水分補給に良い飲み物は?

・味噌汁、にんじんスープ、リンゴジュース、ハーブティ、番茶、ほうじ茶

避けたい食品は?

・食物繊維の多い食品
海藻類、キノコ類、豆類、ココア、ごぼう、オクラなど

・刺激のある飲食物
コーヒー、お酒、カレー、トウガラシなどの香辛料

・腸内で発酵しやすい食品
豆類、かぼちゃ、栗、炭酸飲料

・冷たい物
アイスクリーム、冷たい牛乳、リンゴ以外の果汁のジュースなど

・柑橘類
レモン、みかん、グレープフルーツなどの柑橘類

下痢の治療

下痢の症状がどのような原因で起こっているかを見極めることがとても重要。
神経性の下痢などの場合には、腸の異常な蠕動運動を正常にすれば良いのですが、ウイルスや食中毒などの細菌などによるものだと、下痢によって菌を排出しているので無理に薬などで止めてしまうと熱が出たり病気がひどくなったりしてしまいます。

脱水症状にならないように、水分を少しずつ補給していくことです。
その際に冷たい物は避けて、室温かそれ以上の温かさのものを取りましょう。
重症の場合は点滴などの治療が必要ですので、早めの受診をお願いします。


最後までお読み下さりありがとうございました。
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