セロトニンを太陽の光で増やそう!

朝に日光を浴びてる?日光浴はセロトニンを増やす方法でもある!

みなさん、こんばんは。崖っぷちのOT林です(@tyahan56)

大昔、時計がなかった時代では、太陽が昇ってきたら起きてご飯を食べ、太陽が沈む頃に夕飯を食べて、そして寝ると言う習慣が主でした。良く言えば、規則正しい生活を送っていたのです。

ところが、現代はどうでしょう?高度な文明の発達で生活が便利になったとはいえ、昼夜逆転の生活を送る人が増えているような気がしませんか?貴重な太陽の光を浴びないから、セロトニンが活性化されません。

ハヤシ喜ぶ

ここでは、太陽の光でセロトニンを増やす方法について説明しています。

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太陽の光でセロトニンを増やす


いつものように朝起きたら、まず何をしますか?トイレ?顔を洗いに?

いえいえ、まずカーテンを開けましょう!朝日を部屋に取り込んであげて下さい!セロトニンは朝に生成されるので、少しでも多く太陽の光を浴びたほうが良いとされていますから。

有田教授の話によると、

太陽の光が光信号となって網膜に入り、直接セロトニン神経を刺激します。

つまり、太陽の光を目から取り入れるように工夫すれば、セロトニンが活性化されます。起床後、カーテンを開けてから出勤するまでは、最低30分間は日の当たる場所にいたほうが良いわけですね。

人間の体内時計は1日25時間なので、実際の24時間とはズレが生じるようです。なので、ズレをなくすためには、太陽の光を浴びて体内時計をリセットする必要があります。

寝付きが悪くて夜11時以降でも寝れないという人がいる場合、朝起きて太陽の光を浴びたとします。それが14~16時間後に睡眠を誘うメラトニンというホルモンが分泌され、体内時計がリセットされるようになります。
例えば、朝7時に起きてカーテンを開けて太陽の光を浴びながら30分間食事をしたとします。それが夜の9~11時にメラトニンが分泌されて自然と眠くなってくるようになります。

ストレス解消も太陽の光が大事!

ストレス発散にはいろいろあると思いますが、ストレスを溜めないためには太陽の光を浴びることも大事です。

太陽の光を浴びないと、どうなるの?
私たち人間は、太陽の光とともに体内のリズムを整えるように作られています。このリズムが何らかの原因で崩れてしまうと、ストレスが発生し自律神経に悪影響を及ぼし体の不調を引き起こします。

そうならないために太陽の光を浴びてリズムを整え、自律神経の働きによって体内時計をリセットさせる必要があるんですね。先ほど話したように、睡眠を誘うメラトニンは朝起きて太陽の光を浴びることによって生成され、夜に働くようにセットしてくれます。

つまり太陽の光を浴びることによって、生命の活動に必要な各種ホルモンが働き出すようになるのです。部屋に引きこもりがちな人、あまり外に出る機会が少ない人は、体がストレスを受けやすくなるので注意してください。

太陽の光とうつとの密接な関係が?


冬季うつ病のこと、ご存知ですか?冬の季節にうつ症状が出るもので、春になれば改善します。
有田教授は、次のような症状がある人は「冬季うつ病」の可能性があるとされています。

・気持ちが落ち込んで、ヤル気がなくなる。
・睡眠時間が長くなり、眠くてたまらない。
・食欲が出る。
・体重の増加が著しい。

確かに冬の季節って日照時間が短いですよね?そうなると、日光浴を浴びる時間を確保しづらくセロトニンが活性化されません。そのため、うつ的症状が現れるというのです。

冬季うつ病の治療には、「高照度光療法」が行われるそうです。

「高照度光療法」とは、2200~3500ルクス(太陽光と同じ明るさ)の強い蛍光灯の光を、1日15分~2時間ほど浴びる治療法です。これによってホルモンの分泌や体温のリズムを整えていくことができます。セロトニン神経も刺激され、脳内のセロトニン濃度も上昇します。

曇りや雨の日が続くと、どんよりした感じが出ますよね。それはやはり日光不足が原因かもしれません。

高照度光療法器具を使うなら、こんな人


残念ながら部屋の蛍光灯だけでは、セロトニン神経を刺激させるのは不十分です。そこで、通販サイトで調べたら、高照度光療法として使われる蛍光灯がありました!
以下のように該当する人がいたら、高照度光療法器具を使ってみる価値があると思います。

  • 大雪続きで太陽が出ない地方にお住まいの人
  • 看護師・介護士など夜勤専従の人
  • 家の構造の関係(北向き部屋に住んでいる)で日光を取り込めない人
  • 冬や梅雨に入ると、うつ的な症状が出る人
  • 午後に眠気で仕事や勉強に集中できない人

普段、日光浴を取り込める機会が少ないのであれば、この高照度光療法器具を使ってみては?

注意!
光目覚まし時計がありますが、高照度光療法器具とは大違いのようです。詳しくはブライトライト専門店さんの「光目覚まし時計」と「高照度光療法器具」の違いを読んでみて下さい。

※参考文献:有田秀穂著「朝の5分間脳内セロトニントレーニング」かんき出版

最後までお読み下さりありがとうございました。
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