我が子の将来を想い描いたとき
どんな大人に育っていて欲しいですか？
私の場合は。。。
私は高校生くらいになるまで、
自分で服が選べなかったんです。
選んでもこれでいいのか分からないし。
というのも、小さい頃からずっと母が
選んでくれていたんです。
それに、何か自分でやりたい、と
思うこともなかったんです。
この話は、
服のパワーを使うことで、
磨くことが出来る
4つの“生きる力（非認知能力）”について
説明していたときに
受講生さんからシェアいただきました。
非認知能力って聞いたことがありますか？
これは偏差値とか点数とか
数字で認知される能力ではなく、
数字化されない能力、
たとえば、
「くじけない心」「想像する力」
「コミュニケーション力」「表現力」 「問題を見つけ、解決する力」
「行動する力」「やり抜く力」
「我慢する力」 「主体性」「柔軟性」「自制心」
「自己肯定感」「自信」「回復力」 「社会性」「協働性・共感性」
などなど……。
これらは実際の生活の中で身につく力、なんですよね。
学力がどんなに良くても
非認知能力が高まっていないと、
視野が狭くなったり
他者に対する共感が出来なかったり、
何より、困難な問題にぶつかったとき
やり抜く力や回復力に欠けて、
結果として引きこもってしまったり……
なんて言うことになりかねません。
実は…
中学校から難関私立校に進みながら、
大学で挫折してしまい、
未だ引きこもったまま
社会にでれないお子さんを持つ
知り合いが身近にいます。
そのお子さんの親御さんの
苦労や悩みを聞いていると
本当にしんどそうで……。
もちろん、お子さん自身も。
そんな子を見ていると
やはり大事なことは折れない
強い心を育てることだと、
痛感するんです。
挫折って人生で必ず起こると思う。
私もめっちゃ挫折しました（笑）。
大学に全部落ちて浪人したり（笑）、
メンタルバランスを崩して
会社を辞めたこともあります。
でも、そこから時間をかけつつも
私は回復してきました。
結婚も出来たし、
一番働きたかった会社で
働くことも出来た。
好きを仕事に出来た。
大事なことは
挫折したとしても
そこからどう回復するか。
そのためには、
やりたいことを見つけ
それを叶えるためには
何をしたらいいか選択し、
そして行動していく力が
絶対的に欠かせないんです。
それこそがやり抜く力になります。
だからこそ、選択・判断力が大事なんです。
そんな話をしていたときに、
受講生さんから上のお話を
シェアいただいたんですね。
人は赤ちゃんの頃から服を着ます。
そして、女の子だと、
早い子だったら1歳から、
『これ着たい！』
が、出てきます。
でも、このときに先回りして
お母さんが全部選んでいたら、
用意してくれていたら。
確かに失敗はしないかも知れませんが、
でも、受講生さんのように
大きくなってからも
自分で服を選べない
自分で選んだ服に自信がない
やりたいことを見つけられない
そんな状態になりかねないんです。
たかが服というなかれ。
毎日着る服だからこそ、
選ばない毎日は日常化し、
選択する力・判断する力を
奪っていきます。
だからこそ、小さいうちに、
できれば、6歳くらいまでのうちに
毎日着る服を通じて、
選択する力、判断する力を
養ってあげてほしい。
そして、それはお母さんだからこそ、
できるんですよね(^^)
これからの時代を生きる子供たち。
折れない心、しなやかな強さのある心を持った
大人になって
自由自在に自分の思い通りに生きて欲しい。
そんなふうに思いながら、
おやこ服学、お伝えしています(^^)
