奪うものは、奪われる

「人から奪った物は、人に奪われる」という言葉があります。

まずはじめに…

相手を威圧したり、相手からされたことありませんか？

大人から子供まで、

大人が子供を叱ってもそう、

子供同士の兄弟喧嘩もそう

夫婦間

友人間

上司と部下

人間関係の悩みは尽きないですね・・・

そう、そんな時、

私達の「氣」エネルギーにも見えない所で変化があるのです。

体から発せられている「氣」

相手を威圧した時どんな気分ですか？

相手より脅されたり、責められた時どんな気分ですか？

気分が高揚しますか？

気分が滅入りますか？

その言葉の通りの状態が、

私達の身体で起きているのです。

：本題：

氣は常に流れている

他人の物は、他人の物

自分の物は、自分の物

あなたの物は、あなたの物であって、他人の物ではない。

俺の物は俺の物、

お前の物も俺の物

ドラえもん「ジャイアン」より

じゃない・・・

人も、物も、何でも、

他から奪う事をすれば、必ず誰かに奪われます。

それは、自然のエネルギーの法則その物だから、

見える物も、見え無い物も、

ここで覚えて頂きたい事は、

一番に盗んじゃいけない物

一番に奪っちゃいけない物

それは、相手のエネルギー「氣」です。

みんないつの間にか相手のエネルギー「氣」を奪っているんだよ。

心当たりある？？

それは、

あなたが、誰かを支配しようとする時だよ！

言葉の圧力、脅し、態度、雰囲気、表情、

怒りや欲を相手にぶつける行為。

それによって支配された人のエネルギーは、

支配しようとしている側の方にエネルギーが流れて行くんです。

それは、霧状の靄のように、吸い込まれる感じで流れて行く

エネルギーを奪われた人は

脅され、威圧され、

エネルギーを奪われた人は、

萎縮し、

身体は緊張し、

ふるえ、脅えて、力がなくなる。

そう、氣力を失うのです。

氣力があって、体力があるから、次第に体力も奪われる。

支配側はどうかと言うと、

相手のエネルギーを奪っているので、

奪っている最中は狂犬の如く猛威を振るうけど、

エネルギーを吸い上げた途端に、満たされた気分になる。

誇った表情になり、相手をねじ伏せた事による優劣感を味わう。

これが麻薬みたいなもので、

一度味わうと誰にでも、どんどん行ってしまう。

つまり、犯罪だ。

威圧の時点で相手のエネルギーが奪えればそれ以上の圧力を基本かけないが、

相手が抵抗すれば、さらに行動は暴力となる。

そう、相手が抵抗するからいけないという身勝手な論理を言いだす。

つまり、エネルギーを吸い上げられないので、さらにパワーを使うことになる。

だから、アドレナリンも沢山でて、興奮しまくりの状態で、相手を支配しようとする。

一見、脅し、奪った人は勝ったかのように見えるが

実は支配したその人は負けている。

氣の法則では。

エネルギー「氣」というものは、自分自身の潜在的にある物を高めるには相乗的に素晴らしい良い効果を得るが、

相手のエネルギーが意図しない形で吸収しようとすると、減少する法則がある。

もっと分かりやすく言うと、

氣を自分自身で高める行為は安全に向上していく

相手の氣を奪おうとすると自分の氣はやがて減少していく

氣は二つの方法で向上する事ができる。

① 自然界：自然から人へ

② 熟練した者：人から人へ

自然界「食事、呼吸、水分、視覚、聴覚、触覚（体性）、嗅覚、味覚など…」

人間「氣康従事者による施術、親、友人、恋人、指導者、など…」

しかし、

そこに意志と意思があるかないかで、

氣は必要に応じて影響されない。

氣は私もあなたにとっても、生きる上で重要なエネルギーです。

元々限りあるエネルギーを大切に使いつつ生きている。

そのエネルギーを奪われないようにと、必死になるのは当然なのです。

なので、相手に奪われる形には抵抗もするし、

相手に奪われればエネルギーの低下と共に、思考、感情、肉体のマイナス症状が出るのです。

なぜ奪った者にマイナスな事が起きるのか？

相手を脅し、相手から奪った「氣」エネルギーは相手からのギフトでもなんでもない、

あなたの身体にとってあってはならないエネルギーだからです。

支配力、

それによって得たものは、必ず他の誰かにも奪われるようになっている。

それは、人からも、自然界からも…

「人から奪った物は、人に奪われる」

さらに、自然界からもエネルギーは奪い続けられてしまう。

自分に見合わないエネルギーを持つと以下の事が変わってしまう。

表情

雰囲気

言葉

歩き方

態度

考え方

つまり、他人を寄せ付けない者となり、

同じようなエネルギーの人とのみ交友するようになる。

しかし、そこには友情も愛情もなく、また奪い合いの連鎖が必ず起きる

そして、自然界からも奪われる状態とは、

簡単に２つの例をお伝えしましょう。

呼吸と食事の例では

①呼吸が下手になる。

＝陰の空気しか入らなくなる

陰の空気というのは、人体にも自然界にも不要となった空気です。

それは科学的に人体に悪影響を及ぼす物質という基準ではなく、

もちろん二酸化炭素という事でもなく、

その分類を超越した状態の空気です。

空気にも、陰と陽のバランスがあります。

循環する中で、私達は無意識にもエネルギーの状態の良し悪しで、どちらかを選択し酸素供給をしています。

科学的にはっきりした毒性のある物でない為に、吸った直後に死ぬなんてことは無いが、体内にエネルギー循環される過程では支障をきたすのです。

陰は吸う、陽は吐くという作用もあり、

吸う事は吸えるが、体内に溶存する不要な氣を呼吸により出せないでいる為に、体内は不要な氣「濁氣」で満たされてしまう。

それにより、

むせやすく、せき込みやすい、

疲れやすく、ダルさも強く出る。

思うように体が働かない事もあり、

よって、大声を張り上げたくなり、

ストレスは増幅し、

イライラが増してくる。

しかも、・・・この時点では現代医学でははっきりした病名など付かない事が多い。

いわゆる未病の状態である。

その為に、知らぬうちに大病となり、自分の撒いた種より悪路に進む事になる。

②食事がまずくなる

＝陰の栄養しか摂取できなくなる

美味しく感じないわけは、

食事より吸収するエネルギーは、五臓で言う

「脾」と「胃」である。

それらは、悩む感情に左右されやすい。

「脾・胃」が不安定だと肺にも氣が安定して作用しなくなる。

そうなると、感情はさらに悲しみと変わる、

いわゆる孤独感を得る。

そして、安定した氣を供給する司令塔である「肝」のコントロールも効かなくなると、さらに感情は苛立ちが増してくる。

そして、やがて暴力に発展していくという悪循環なのである。

そして、脾胃は「肌」にもその影響が現れてきます。

女性の悩みの一つの

潤いはなくなり、しわがどんどん増えてくる

表情でも話したように、

目はつりあがり、睨み顔になり、

口元は下がり、どこから見ても不機嫌そうな表情になる。

人相というのは、氣の学問で言えば「言葉」から作られると教えている。

つまり、

日頃の言葉をどう使うかで、

あなたの顔がどうなっていくかが一生かけて決まってくる。

人、物、お金、なんでもです。

氣は、人間だけに宿るわけではありません。

動物、植物、鉱物、水、空気、土地、…

食べ物も元々は生き物です。

お金も道具も宝石も、元々は鉱物や金属です。

全てに氣が宿り、それぞれに意志と意思があります。

つまり、人にも、物にも、行くべきところ、在るべきところが必ずある。

あなたの所に行くべきでない、

在るべきでない物を、

強引に所有、奪おうとすれば、

意志と意思に反して、

自然の作用が働き、

その物は去っていくと同時に、

同じ苦しみを味わう事になる。

人間の知恵と言うものは、間違った使い方をすれば、必ず天地の理に背き、自然の乱れを生じるようになっている。

人間は豊かになれど、

忘れてはいけない事は、人間もまた生き物であるという事です。

生き物、自然界の一部という事です。

人間だけが独立した存在ではないという事です。

皆同じ摂理のもとに成り立っている存在です。

ヒトも、動物も、植物も、鉱物も、

姿や形は違えど、

同じ粒子「氣」で結合された地球上の生物にすぎないのです。

『他人のものを奪うものは、他人によって奪われる。』

逆に、

『自身の物を相手に与えし者には、相手より与えられる存在となる』

これも自然界の氣の摂理です。

良く効く言葉かもしれませんが、

地球が誕生した時点で、この法則はゆるぎない物として、あたりまえにある自然の働きなのです。

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