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3点あれば勝てるチーム。いいんじゃない!?そういうチームが大体優勝するんだから。

Mageちゃんの「熱視線」
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 「広島3-2ヤクルト」(28日、マツダスタジアム) 広島・遠藤淳志投手が、7回5安打1失点、9奪三振で4勝目(6敗)を挙げた。

情報源: 広島・遠藤 ヤクルト・村上との同級生対決を意識 本塁打の次は見逃し三振

パリーグはソフトバンクの優勝が決まった。まぁ実力通りの結果だろうねぇ。基本、あまりパリーグには興味がないので一昨日優勝が決まったてのも知らんかったよ(笑)。セリーグは巨人がマジック3で足踏み。まぁ胴上げのプレッシャーなのかもしれんけどな、来週頭にカープ戦があるんだけど、そこまでにはとっとと決めて欲しいもんだよな。

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今季の残りゲーム、いい野球をやっていい印象で終わりたい

今季のカープは恐らく「5位」で終わるだろう。それは動かせない「事実」だよな。ただね、終わり良ければ総て良しじゃないけど、この残りゲームをいかに戦い、いかにいい形でフィニッシュするかってのは来季へ向けて非常に大事な要素のように思う。

例えば、ヤクルト戦の初戦で投げた九里。このまま連勝してフィニッシュすれば、来季は一気に「開幕投手」の候補にあがってくるだろう。そして九里本人も「その気」になれば自主トレから気持ちが入ってくるだろう。

中村祐。彼もシーズン後半からローテに入り、失いかけた自信と信頼を取り戻すことができた。そら、来季もやってやるとなるだろう。そして昨日の登板で4勝目をあげた遠藤。勝敗にかかわらずシーズン中ローテを守り抜いたというのは遠藤の中で自信になるだろう。恐らくあと2回登板がある。ここでもいい投球をし、なおかつ白星がつくようであれば、来季はより一層気合を入れてくるだろう。本人も今季は「投げさせてもらっている」という自覚がある。だからこそ今季は色々な経験ができた。21歳でローテに入る投手なんてぇそうはいない。今季は非常にいい経験をした。この経験を来季につなげるためにはいい形で終わりたい。大事だよな。

野手にも同じことが言えるだろう。

例えば、堂林。今季ホームランはどうだろう?キャリアハイを打つのは難しい。そのキャリアハイを打った年は、遠藤のように「出させてもらっていた」という要素が強かった。でも今季は自分の力でスタメンを増やし、自分の力で開幕からずっと1軍にいることができた。これはこれで一つの経験と自信につながるだろう。佐々岡監督になって蘇った印象もある。監督とのめぐりあわせも短いプロ野球人生では大事な「出会い」なのかもしれんねぇ。

育成から上がってきた大盛や若い羽月。宇草は残念なことになったけど、1軍のゲームに出て今の自分に何が必要なのか?いろいろなものが見えてきただろう。残りゲームチャンスがあるのであれば、自分らしいプレーでね、ベンチから「来季が楽しみ」と思わせてシーズン終われるようにめいっぱいやることは大事だろうねぇ。

そしてチーム全体が「5位」という結果を忘れるほど、いい戦い方をしてシーズンを終える。そういう意味ではもう来季は始まっているのかも知れんねぇ。

3点あれば勝てるチームって強いチームだよね?

中押し、ダメ押しが取れなかった打線に不満??

さて、ゲームの方は初回に3点を先制しながらも、ヤクルト先発石川から追加点が奪えず、その後もヤクルトのブルペン陣に抑えられた。結果は「スミ3」で逃げ切り勝ち。勝つには勝ったけどもっと楽に勝てたのではないか?そんな不満を抱いている同志も少なからずいるだろうねぇ。

確かに追加点を取るチャンスはいくらでもあった。基本強硬策で行って失敗したわけだし、チャンスが巡ってきて誠也や松ちゃんが打てなかったという部分においては不満もあるだろう。誠也は目のまで村上に2発打たれてホームランダービーから後れを取った。力みもあったかもしれん。

ベンチも追加点を取るべく動いたという感じではなかった。この辺に不満を感じるかと言えば、アタクシも不満に思う。もっと点を取ってあげれば先発の遠藤も、ブルペン陣も楽に投げられる。やはり援護点は必要だよな。

カープファンがなぜそう思うのか?それは今季、グダグダの投手陣、特にブルペン陣を見せつけられたからに他ならない。何点あってもカープのブルペンに「安全圏」というものはない。セーフティリードというものはない(笑)。だから、ファンの間で、もちろんカープベンチ、選手も「何点あってもいい」。そういう考えがベースになっちまっている。トラウマって怖いよな(笑)。

カープは先に点を取られたら負け確実な苦手投手が沢山いたよね

ちょっと考え方を「逆にぃ~」(個人的にはこういう論法をするのは嫌いだが)考えてみる。

カープは今季、苦手な先発投手ってのは沢山いたよな。もう、この投手が先発で先に点を取られたら勝てない。そんな気持ちに何回もさせられたよな。巨人の菅野、戸郷、中日・福谷、大野雄、DeNAは今永、伊能ににも苦しんだ。阪神は西、秋山、ヤクルトだけ唯一と言って程苦手先発がいない。だからここには勝ち越せている。

こういった苦手投手が先発してきた場合、まず先制されたらそのまま終わっちまう。苦手意識と先制された「もう無理」という諦めね、こういうものがカープベンチを支配してしまうとなかなか勝てないよな。

こうした苦手投手がいれば、当然各チームはカープを得意としている投手をぶつけてくるのは当然だよな。二人ぶつけていけばかなり高い確率でカード勝ち越しできるからねぇ。

先に点を取られたら勝てないと思わせる投手陣なら「最強」?

この形を逆にぃ~、カープに当てはめてみよう。

ここの所ロースコアで勝ったり負けたりしているよな。味方がなんとか先制してそれを投手陣が守り抜く。先発が踏ん張り長いイニングを投げてね、終盤の山で勝利の方程式が火消しして終える。こういうパターンだよな。打線が打てていないから先制されたらそのまま負けるパターンもあるけど、投手に関して言えば今のカープは非常に安定していると思う。

遠藤、九里、その前の中村祐はスミ1で負け投手になったけど良く投げた。その前は誰だっけ?そう、森下が同点のまま終盤まで投げて、8回に味方が勝ち越し。その1点を完投で守り切ったよな。

この5試合。カープの得点はわずかに7。1試合2点取れていない。失点は8。失点の方が上回っている。なのにこの5試合は3勝2敗で勝ち越しているよな。つまり打てなくても投手がしっかり投げていれば、連敗しないしゲームに勝てるということだよな。

大瀬良、ジョンソンがいない先発陣、中継ぎが1枚も2枚も足らない。そんな中で短期間ではあるけど、先発がきちんとゲームを作り、そして終盤まで投げられる。こういう内容を続けていけば、「カープ戦は点が取れない」という印象を持たれるだろう。こうなればそのシーズン各カードで優位に戦えることになる。

強力な投手陣というバックボーンがあれば、打線も普段通りに野球に徹することができる。何としてでも点を取らなきゃというよりも、点を取られないんだからと妙な力も入らずに自然体で攻撃できるだろう。そうなると例えば盗塁やエンドランなど足を絡める攻撃も増えてくるだろうし、「一発狙って」、打てる打者も出てくるだろう。そう考えると改めて野球は投手というのを痛感するんだよな。

あまりにもバーチャル的な考え方かもしれんけど、カープの投手陣から相手は「取れて2点」だと思わせれば、当然3点取られたら「もういかん」となる。こう思わせるのもアタクシは「強さ」のように思う。カープが他球団の苦手投手に感じる畏怖を逆にカープ投手陣が他球団から脅威という感覚を持たせることができれば、ペナントを優位に進めることができるだろうねぇ。それこそ「最強」かもしれん。

佐々岡監督のやりたい野球ができ始めている??

佐々岡監督は前任の緒方監督同様「投手を中心とした守りの野球」を掲げてきた。しかし開幕して勝利の方程式が確立せずにやむを得ず打ち勝つ野球にシフトせざるを得なかった。そして肝心の投手がピリっとしなかった。ジョンソンが勝てず、大瀬良が離脱で先発陣にもポコポコ穴が開き始まった。まぁそれどころじゃねぇ!って感じだよな。

ケムナがある程度安定してきて、フランスワ、塹江に続いて勝利の方程式に入り込んできた。ルーキーの森下が頑張って、九里が完封勝利を自信にして勝ちだしてきたあたりから投手陣が非常に安定してきているように思う。10月の成績がまずまずのなのもここが大きいだろうねぇ。ここに来て佐々岡監督のやりたい野球が体現できつつある

昨日のゲームもこれまでの投手陣なら3点じゃ危ないとなるし、アタクシ達ファンも追加点が取れずにひっくり返される場面がイヤというほど見せられてきた。でも3点で勝った。投手が守り切って勝った。こういうゲームが続いているということは、そういう戦いができるようになったということだよな。ここが大事なように思う。

3点取られたらカープには勝てない。そういうふうになったらアタクシは「最強」だと思う。こういう形でシーズンを終えることができたら、来季は期待していいかもしれない。ゲーム的に盛り上がりに欠けるけど、投手が強いチームがやはりシーズンを制する。先発陣にはこのまま頑張ってもらいたいもんだよな。

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