ピアノ弾きの前世

現在の私は、ピアノどころか、ハーモニカも吹けないのですが、前世の私は、ピアノ弾きでした。

正確に言うと、他の楽器も教えていたし、オーケストラの指揮も、作曲もしていたようなので、音楽家というのが、正しいのかも、しれません。

その後遺症らしく、子供時代の私には、クラシック音楽以外は、一切、音楽には、聞こえなかったし。

たくさんの、ピアノ交響曲を、端から端まで、暗記しているかのような、感覚があります。

めんどくさいですよねぇ。(^^)

おまけに、この前世で、一番印象に残った事と言ったら。

「お金に振り回されたこと」

でしたね。も少し、はっきり言うと。

「音楽、金にならねぇ」

だと、思います。（笑）

私が、この世の中で、一番嫌な事は、コンサートのチケットを売る事、ですからね。（笑）

売れない音楽家として、苦労していたようです。

でもま、前に、「ピアノの森」というアニメを見ていて、思い出したのが。

あの、白と黒の鍵盤の世界が、どれだけ豊かで広いのか、でしたよ。

それは、一生を捧げても、悔いのない、本当に素晴らしいものだと、思います。

でもま、大変すぎたのか？

今の私は、音楽には、縁がないですね。

前世で経験した事は、とても好きな事か、逆に嫌なことになるか。

両方のバージョンが、あるようです。