20200820彼方からの招待状

2020年08月27日

未確認飛行物体

ボクは浜辺にいてひと踊りしたので釣り船に腰掛け満点の夜空と銀河の帯を眺めていた

夕方前に今お世話になってるホテルのオーナーが今夜はパーティーするぞと誘ってきて確か夜の10時まではホテル内で飲んで吸って踊ってそのあとバイクタクシーで10分移動した所のビーチのパーティー会場になだれ込んでひと休みしてた時 水平線の向こうからエメラルドな物体が夜空をボクの方に 方角的には北から南へ一瞬で走り抜けた

時間にして1秒以下 物体は空の端から端を音を立てず 夜空を2つに切り裂く恐ろしい長さのエメラルドグリーンの光の尾を引き 頭上を通過するその一瞬物体の後方に付いていた2基のジェットから噴出されているが見えちゃった

なんだありゃ

今見てしまったものは 目算(テキトー)で流れ星や国際線旅客機の高度より低いのは間違いなく国内旅客機と同じ高さに思えた もしその高さとしたら米粒程度に見える飛行機の十倍サイズだろうか····

いや はっきり言って夜空の中確実に見えたのは機体後部に搭載されていた2基のジェット噴出孔でその大きさは1基が旅客機一台分相当····

そこから噴射されてるレーザーの光のおかげでその周りだけはクッキリ確認できたというわけ 本体の方はというと夜中の海辺でなお暗く通常の旅客機にある赤や青色の点滅灯もなくモノリスみたいにノッペリしてた ような気がする程度のもの で2基の噴出孔の方はというと見た目はスペースシャトルのおしりについてる円錐形のあれをもう一つ用意して底面同士で一つに合わせて松ぼっくりみたくなっていて レーザービームはすぼまった先から各一本ずつ出ていた それが途中から太い一本になって流星のように空の端から端を駆けたんだ


つづく

謎解きは押したあとで
 ↓

放浪記ランキング


コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
20200820彼方からの招待状