今日は滝行に行くことも考えたけど、やっぱりやめた。
日曜日は人が多い。
それに、2週間くらい前から大神神社に久しぶりに参らないといけない気がしていたから。
良く考えると、三輪さんには4,5年行ってないかもしれない。
そして、その間にうちの学習塾はどんどん先細って行ってもはや風前の灯火。
ここまで経営不振なのはもしかすると、神様ごとをいい加減にしてきたせいかもしれない。
特に三輪さんは年に一度の参拝ペースだったけど、それをしなくなってからがひどい。
実際には何が悪くて現状があるのかは分からないけれど、とにかくできることはしていこう。
と言うことで、今日は大神神社と言う事になった。
朝5時半に起きた。
気合い入れていくなら、朝一番で行かないとね。
家の神棚のお世話をして、朝食を食べて、ぼーっとしていたら7時前。
ああいかんいかん。
近所の神社に参拝して、教室に車を取りに行った。
教室でも神棚のお世話をしていると、もう7時20分。
そこから出発。
大神神社には9時過ぎに到着。
もうすでに結構な人出だ。
二の鳥居の前で深呼吸をして参道を覗くように見る
ああ、久しぶりに帰ってきたなあとしみじみしてきた。
私はここの空気が好きだ。
別にエネルギーを感じられるわけでもないし、神様と話もできないけれど、居心地が良いのは分かる。
拝殿の手前に手水舎があるので手を洗います。
その近くで、この神域で育った木の苗を頒布していました。
万両と榊
実は今日のミッションの一つがこれをもらって帰ることです。
さて、どっちにしようかな?
万両の方が商売繁盛の縁起は良いけど、榊の苗も捨てがたい。
結局万両にしました。
拝殿前はエネルギーが高いとか言っている人がいたけど、分からない。
でも、神様に挨拶をしていると、手を広げてエネルギーを受けるポーズをしている人もいる。
やっぱりそうなのかね?
とりあえず、商売繁盛をお願いした。
ご神木の周りにも人が集まって気を頂いている。
やっぱり何もわからない。
あー立派だなあと言う感想だけ。
拝殿の右手から出ていくと熊野三社の神様を祀っている祠発見。
ここは誰もいないけど、丁寧に祀られているのは分かります。
もう少し歩くと稲荷社
商売繁盛たのんます!
ここも人はいないなあ。
拝殿の前に戻ると、崇敬会の人たちが昇殿して参拝していたので、それを外から拝見していました。
祝詞を聞いて、神楽を見て、桜井識子さんによればこういう時には神様が降りてきているらしいので、その場に居合わせるだけでもご神気を頂けるそうです。
神様が降りてこられているなら、ついでに私のお願い事も聞いてもらっとこう。
商売繁盛お願いします。
今度は反対側へ。
くすり道を通って、狭井神社へ向かいます。
もし良かったら三輪山登拝させてもらおうかと思っていました。
その手前に 市杵島姫命 がお祀りされています。
ここでも商売繁盛をお願いします。
相変わらず何も感じないなあ・・・
狭井神社にある、三輪山登拝の入り口は人だらけ。
信仰で登る人と言うよりも、スポーツ感覚、観光感覚?と感じる服装と態度の人が多くて何か興ざめ。
こういう人たちに混ざって行っても、神様を感じてられないなあ。
神様とお話しできる人なら、神様と対話をしながら周囲を気にしなくていいのだろうけれど、私は周囲の空気を楽しむしかできません。
ならば、できるだけ静かで厳かな空気間の方が神様を感じられます。
なので今日はやめときました。
桜井識子さんの言うには上る時間のない人は、入り口のベンチに座って山から下りてくるご神気を頂くだけでもいいらしいので、そうしました。
でも、何も感じない・・・まあ良いか。
いつもはここから久延彦神社に参るのですが、急にやっぱり榊の苗も欲しいなと思って、久延彦神社周りではなく、元の道を戻って拝殿に戻りました。
でも、がーん、苗はすべて売り切れていました。
まだ、12時前なのに・・・
でも、まあ良いか。
いつもペースで昼前に来ていたら、万両すら手に入っていなかったよね。
早起きして、万両だけでもゲットできたのは、それだけでもラッキーなのでしょう。
でも、次は榊を頂こう。
こうして、次にまた来る口実ができました。
駐車場までは一の鳥居まで少し歩きます。
その間に恵比寿神社に立ち寄りました。
やっぱり商売繁盛をお願いします。
ここのユニークなのは、このご神木に願い事をすると聞いてくれると言う話。
この樹の下に敷かれている白い石を一つ頂いて持って帰ると良いんだとか。
当然、一つ頂いて商売繁盛をお願いして帰りました。
そして、最後は大三輪教会に立ち寄ります。
神社?
と言う様なたたずまいの建物ですが、明治期に大神神社から分離した、れっきとした三輪山の神様を信仰する教会です。
私はここの空気も好きです。
昇殿して心を落ち着かせると穏やかな空気に包まれていきます。
これで今日の大神神社参拝はおしまい。
特に神様を感じられるような特別なことは何もなかったけど、気持ちがわくわくしているのが分かります。
なにかいいこと起こりそう。
明日からが楽しみだ。
そんな気持ちにさせてもらえるのは、神様と一緒に過ごせていたからでしょうか。
実際に塾の生徒が増えればそれに越したことはありませんが、まあ、こうやって気ままに神社や滝行をさせてもらえていること自体が私は恵まれているのでしょうね。
全然自分が不幸とは思えませんから。
どちらかと言えばついている人生です。
単に、商売がうまくいってなくて、お金がギリギリしかないだけのこと。
それでも、毎日笑えているよなあ、と思うと明日から何も良いことが起こらなくてもやっぱり神さまに感謝しかないのでしょうね。